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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■逆探知されました(^_^;)。/『コータローまかりとおる!L』1巻(蛭田達也)ほか
ちゃっちゃらっちゃーん、ちゃーら、ちゃーらー、
ちゃーらっちゃー、ちゃーららー♪
これだけでもわかるヒトには何の曲かおわかりだろう。しげが私のために入れてくれたのである。道端で鳴るとかなり恥ずかしいが。
それはそれとして、慌てて電話に出ると、さっきのおまわりさんの声が。
「いきなり切ったらいけませんよ!」
ぎゃ、逆探知!
逆探知されたのだ。
いやあ、警察が逆探知するシーン、ドラマなんかでよく見るが、まさか自分が犯人の立場に立とうとは。警察にイタズラはできんのだなあ、と感心したが、いや、感慨に浸っているわけにはいかない。
「すみません、うっかり切っちゃって。あの、えと、向かいには○○○○って建物があります。その隣には○○○○が」
「わかりました。20分くらいでそちらに行きます」
「……20分ですか?」
「待てませんか?」
「いえ、待ちます待ちます」
で、寒空で待つこと20分。ようやく到着したパトカーから、若いのと中年のおまわりさんが二人。やっぱり警官ってこんな些細なコトでも必ず二人一組で行動するんだなあ。
事情を説明したあと、実際に自販機を見てもらうが、別におまわりさんに来てもらったからって、自販機が観念して万札を返してはくれないのだ(当たり前だ)。
石地蔵を縛って引っ立てるのとはわけが違うし、途方に暮れるのはおまわりさんとて同じ。
「電話は通じなかったんですね?」
「ええ、何度かけても」
「じゃあ、念のため、もう一度かけてみてください」
「あ、はい。ぴぽぱぽぴぽ」
「この電話番号は、ただいま使われておりません。てへ♪」
「ほら、かかりません」
「……あの」
「なんでしょう」
「市外局番を押してませんよ」
「……は?」
「携帯は、市外局番を押さないとつながらないんですよ」
「そうなんですか?!」
そう言えば遥か昔にしげがそんなこと言ってた気が。こっちから電話かけることなんて殆どないので、すっかり忘れていたのだ。
改めておまわりさんが米屋に電話をかけてくれる。
「20分くらいで来るそうです。待ちますか?」
「……待ちます(ーー;)」
私がおまわりさんにふかぶかと頭を下げたのは言うまでもない。
しかし、更にそのあと20分。
背中を走る悪寒と、ひっきりなしに出る咳に耐えながら、ようやく米は手に入れたものの、ますます風邪は悪化していくのであった。
せめて栄養をつけようと、ポプラでカレー、スパゲティ、ネギ塩焼きそば、ハンバーグ、カツ弁を買って帰る。もちろん大半はしげが食うのである。
しげ、『ナジカ』の第1話を見ていないと言うので、改めて一緒に見る。
よっぽどパンモロが気に入ったらしい(^∇^)。
しげは生のポルノとかは全然アウトなのだが、アニメのエロは全く平気なのである。
「だって、人間同士って気持ち悪くて」
これがよくわからない。
結局は本人の想像力の問題だと思うんだがな、実写だろうとアニメだろうと。
西原理恵子さんが、最近ホームページの『鳥頭の城』から田亀源五郎さんのサイトにリンクを張ったのだが、私はもう、表紙イラストを見ただけでゲンナリなのだが、しげは全く平気である。
「だって、イラストじゃん」
だからよう、私は別に他人がゲ○だって別に構わないけどよう、こっちに絡んでくること考えたらもうダメなんだよう。
マンガ、天樹征丸原作、さとうふみや作画『探偵学園Q』2巻(講談社・440円)。
先月1巻が出たのに、もう2巻が出たってことは、作者も、トリックがバレバレでくだんないと言うことを知った上での確信犯なのであろう。
いちいち文句をつけるのも腹が立つのだが、この作家たちにはミステリに関する良心がない。あるいはとてつもないバカなのかも。
堂々と盗作しておきながら、その盗作の元ネタを作中で披露する神経というのはいったい何なんだろうねえ。
ヒトコト言っとけば、目の前に死体があるのに、それを検死しない時点で、ミステリとして卑怯なのである。
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10月19日(金)
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