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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■カリメンしげ/『モーツァルトは子守唄を歌わない』1巻(森雅裕・有栖川るい)
 ……なんでいつまで経っても精神年齢が小学一年生で止まったままなのかなあ。


 テレビは相変わらず「米同時多発テロ事件」(名称が今一つピンと来ないなあ)のニュース一色。
 ブッシュ大統領は、「ウサマ・ビンラーディンを首謀者と判断しない根拠はない」と明言、さらにこれは「21世紀最初の戦争である」とも言いきった。
 米議会は武力報復に向けた正式な宣戦布告を大統領に求める決議案を上程し、国防総省は予備役招集を検討し始めた。
 ははは、アメリカは「喜んでいる」ねえ。
 皮肉でもなんでもなく、憎しみや恨みを誰憚ることなく実行できるってのは、人間にとって快楽であることに間違いはない。
 ちょっと考えてみれば、別にビンラーディンが指示をしなくても、この程度のテロ、その辺の大学生グループにだって計画・実行できるのだ。パイロットの訓練するだけですむんだからな。
 にもかかわらず、アメリカは事態を拡大する方向にムリヤリ進めようとしている。こんな早期にビンラーディンという格好の犯人を想定しているのが何よりの証拠だ(でっちあげとも思い難いが、実は真相なんてアメちゃんにはどうだっていいのだ。「血」の対象をアメリカは欲しているんだよ)。

 テレビも、少しずつ、ビンラーディンがなぜテロを起こしているのか、アメリカがこれまでイスラエルをバックアップしてどれだけアラブ人を迫害・虐殺してきたかを報道するようになってきている。中東情勢をよく知りもしない日本人にも、ようやくあれは必ずしも不合理な奇襲ってことではなくて、やはりアメリカがやってきたことに対する「報復」であったってことを理解し始めた。
 報復が更に報復を生む。
 これは「メンツを潰されたヤクザ」と全く同じレベルの行為だ。

 ……こりゃ、ネットの人たちの反応が楽しみだと思っていたら、昨日までは「こんな極悪非道なテロは赦せない」一辺倒だった論調が一気にトーンダウンしてやがる。急に「戦争」が実感出来るような事態になってきた途端にビビリ出してるんだものなあ。
 笑っちゃうことには「報復には平和的な措置を」なんて言い腐ってるやつらもいるんだよ。自分の言ってるコトバが根本的に矛盾してるコトにも気がつかんのかね。うひゃうひゃひゃひゃ。〜(^Д^〜)
 全く、日本人の人権意識や平和主義ってやつがどれくらいいい加減かわかろうってもんだ。事件が起これば沈痛な面持ちで道学者めいたことだけ言ってりゃいいと思ってんだねえ。
 その点、「“裏”モノ会議室」のみなさんは、全くアメリカとは逆のベクトルで事件を「楽しんで」いるねえ。全く、戦争好きの既知外と基地外のケンカに、あえて巻きこまれる愚を犯すこたぁねーよな。
 ああいうのは「対岸の火事」を決めこんで笑ってやってりゃいいのである。
 ……来年は自衛隊の志願者が一気に減りそうな気がするなあ。


 『ウリナリ!!』を見ていたら、しげが、「来週は決勝大会を中継するんだ。なら来週は見ようかな」なんて言っている。
 どういうわけだかしげはダンスが好きだ。先日もCSJスカイスポーツで「ジャパンカップグランプリ2001」の放映をわざわざ録画してまで見ていた。
 よっぽど好きみたいだから、「じゃあ今度一緒にダンス教室に通おうか」と言ってやりたい衝動にかられるのだが、そんなこと言ったらホントに通わねばならなくなりそうなので、躊躇しているのである。
 ……カラダが持つかい。


 明日の準備のために、ネットできらら博の情報、新幹線の時間などを調べる。
 交通費を安く上げるために鈍行で行こうかとも思ったが、昔と違い、小郡までの直通なんてないのだった。
 やっぱり新幹線で行くしかないか。確かにスピードは速いけど、何となく無粋な気がして、今一つ好きになれない。こういう感覚、ご理解頂けるであろうか。

 仕事に出かけるしげのために牛丼を作ってやるが、「夜食は食べない」と言って、手を付けようとしない。
 でもあのしげにそんな固い意志などあるわけがないと思い、一食分ちゃんと残しておいたら、仕事から帰ってきて、やっぱりペロリと食べやがった。
 「だって一口だけにしとこうと思ったら美味しかったんだもん」

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09月14日(金)
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