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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■シナリオ完成!/『クレヨンしんちゃん』30巻(臼井儀人)ほか
 例えば交歓会なんかを計画していた地方自治体や学校、サークルなんかが百あったとして、そのうち五つや六つ、交流を取りやめたからと言って、そんなものは「まあ、あわてものも少しはいるわな」ですむことなのである。もしかしたら日本にも、「韓国なんぞとやってられるか」なんて言い出すようなバカもいたかもしれないし。
 テレビで日本の本を焚書したりしてる様子を流したりしてるのを見て、ああ、これが韓国人全員の意向なのか、と錯覚しやすいんだけど、実際にはその「一件」しか目にしたわけじゃないんだよね。
 韓国の教科書が反日一色だってことは私も知ってる。しかし日本の教科書だって、一時期「日本は侵略戦争をした残虐な国でした」一色だったのに、別に国民はその一色には染まらなかったのである。
 今回の大統領答弁、ある程度は韓国内に反日意識があるとしても、それが全てではない、ということを公式に声明として発表したことになる。決して韓国は全体主義の国ではないと明言したわけだ。
 だとすれば、過去の戦争でそれぞれの国がいったい何をしてきたのか、きちんと調査することは一応、可能なのではないのか。日本の残虐行為を調査するのももちろんだが、韓国もそろそろ敗戦後引き上げて行く日本の民間人を大量虐殺したこと、認めたほうがいいと思うけどな。
 ともかく、今後「教科書問題がありますので、日本との交流はいたしません」と明言する連中は、韓国の国是に反する連中、ということになる。そういうやつらは本当は初手から日本に対する偏見と差別意識を持って復讐したいと考えてることを自ら告白してることになるのだから、こちらも遠慮なしに叩いていいということだよな。
 いや、そこまではしないけどね。すれば向こうのバカと同レベルになるから。


 マンガ、臼井儀人『クレヨンしんちゃん』30巻。
 平面的なマンガを平面的にアニメ化したのが『ちびまる子ちゃん』で、だからと言ったらなんなのだが、私は『ちびまる子』に余り感情移入しないのである。子供の視点が絵として現われてないからねえ。
 実のところ『ちびまる子ちゃん』、絵的には『のらくろ』から一、二歩しか前に進んでないのだ。
 『しんちゃん』も原作の方はそれに近い印象があったんだけど、アニメがアングルに凝りまくった演出してたせいか、今回、所々で実に映画的な演出がされている。
 眠っているひまちゃんの顔のアップ、うっすらと目を開けて、画面はロングに切り替わる。だらしなく寝ているみさえとひまちゃんを真上からの俯瞰で捉えると、画面はまたアップになって、みさえの鼻の穴に指を突っ込んでイタズラするひまちゃん。苦しげに目をうっすらと開けるみさえの目だけのアップ。みさえ、隣を見やるけれど、ひまちゃんは寝たフリ。時計が7時を回っていることに気づいて、飛び起きるみさえ。「あなた起きてーっ!! 会社遅刻よーっ!!」でも画面に写ってるのはすやすや寝ているひまちゃんだけ。
 うーむ、文章だとうまく映像効果が伝えられないなあ。いや、過不足のない見事な短編マンガ。臼井さんにこういう粋なマンガが描けたとはなあ。すっかり見くびっていました。すみません。
 アニメに出てきた屈底厚子・アツミの親子も登場。でもアニメとは内容が全く違ってたから、やっぱりこれ、アニメのほうのオリジナルじゃないのかな。原作者も気に入ってマンガのほうにも出したとか、そんなことなんじゃなかろうか。


 マンガ、けらえいこ『あたしんち』7巻。
 最新巻だけれど、収録されてるのは1998年7月から1999年3月までの分。もう2巻分たまってるぞ。出版ペースがこんなに遅いのはなぜだ。
 何気なく買ってるというか、しげが買ってるのを読んでるだけなんで特に感想はないんだけどね。主役のみかんちゃん一家、けっこうオッチョコチョイなんだろうけど、身近にもっとアホウなやつを一匹知ってるから、そんなに意外性を感じない。
 普通に考えればマンガ以上にマンガ的なやつってそうとう変なんだろうな。


 結局この日、私は昼寝も合わせれば10時間、しげは15時間も寝てました。
 そんなに現実逃避してたい何かがあるのだろうか。

07月14日(土)
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