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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■やっかみをキャッチコピーにしてちゃねえ/『高校天使』3巻(加藤四季)ほか
何しろ本気で「私は今まで正しいことしか言ったことがない」と言い切ってたのよ。
でもしげは「かあちゃんが言うと納得するけど、あんたが同じこと言っても納得できない」なんて言いやがる。
お袋と私のなにが違うというのだ。
年季。
そうですね。はい、すみませんでした(`´メ)。
マンガ、加藤四季『高校天使』3巻(完結)。
雑誌のマンガとマンガの間のつなぎのような四コマってのが昔から結構好きだった。
これなんかも絵ははっきり言って相当ヘタなんだが、ともかく30半ばで童顔で中学生にしか見えず、精神年齢も中学生並の小松先生のキャラクター造形が秀逸。
要するに小松先生に振り回される周囲のドタバタがメインなんだが、それに巻き込まれつつも小松先生への愛を貫く元ヤンキー娘のしょう子さんがいじらしい。
3巻で終わるのは惜しいけど、連載年月で言えば軽く5、6年は続いているのだ。作者がまた次の作品を書かせてもらえるかどうか分らないけど、出来れば第2作、第3作と書いていってほしいなあ(花ゆめのこういうコママンガ出身の人はレディースに流れること多いけど、この人の絵柄じゃ無理っぽいし)。
CS時代劇チャンネルで『柳生武芸帳 双龍秘剣』(1958・東宝)。
以前持ってたビデオはスタンダードにトリミングしてたのだが、今回録画したのはシネスコ版そのまま。やっぱり殺陣もシネスコを前提に撮られているので迫力が違う。
でもこの東宝版、東映版の近衛十四郎の十兵衛シリーズとは全く違う展開なんだよなあ。第一、十兵衛が脇役でしかも死んじゃうし。
しかし先日見た『地球防衛軍』のコメンタリーで「このころの東宝映画はみんな踊る」って樋口監督が言ってた通り、この映画でも岡田茉莉子が踊ってる(^^)。でも伴奏の間の山節を歌ってるのが上田吉次郎だよ、あのダミ声の(知らないってやつは黒澤明の『羅生門』すら見てないってことだな)。
『疾風! 鞍馬天狗』でも妖術使いの坊主を演じていた上田吉次郎、ここでも似たような役で岡田茉莉子を虜にしてるのだな。なんてオイシイ役だ。
鶴田浩二と三船敏郎の共演という豪華なキャスティング、伊福部昭の勇壮な音楽にもかかわらず、なんだか散漫な印象になっちゃってるのは、全体的にメロドラマの要素を入れすぎたせいだろう。
女が邪魔。ラブシーンに伊福部音楽は合わないよ。
パソコンの前にこないだゲーセンで取った「グレイ(←宇宙人のほうだ)の逆回転時計」や、ガチャポンのウルトラマンコスモス、アボラス、クール星人、ワイアール星人なんかを並べてるものだから、またぞろしげが「邪魔」と怒る。
「ちょっとくらいなら鑑賞しててもいいけど」
と言うので、
「ちょっとってどのくらい?」
と聞くと、
「二、三日」
普通、こいのぼりだって数週間は出してるぞ。セコイことばかり言うなよ(ーー;)。
06月26日(火)
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