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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ハカセ、負傷?!/『少女鮫』2〜5巻(和田慎二)ほか
 私も黒澤関連本はあれこれ読んでて、全集はもちろん、パイオニア的なドナルド・リチー『黒澤明の映画』、佐藤忠男『黒澤明の世界』なんかも持っているのだが、それらの批評をも一刀両断、「つまらん」と言いきるところが小気味いい。
 買おうかどうしようか迷ってまだ買っていなかった野上照代(黒澤映画のスクリプターで『雨あがる』の監督補佐)の『天気待ち』は絶対に欲しくなった。黒澤明の「オレが撮りたい画は一つも撮れたことがないんだ!」って叫び、この人だけが聞いてるんだなあ。
 アニメファンには『何が映画か』の宮崎駿との対談が必読だろう。これを読むとなぜ『もののけ姫』があんなにつまんなくなったかがよく解る(いや、視点一つで面白く見れはするんだけどね)。

 新作情報、一番の期待は恐らくは岡本喜八の遺作になるであろう(からかいではなくてトシを考えればそれを覚悟せねばなるまいということ)『助太刀屋助六』がもうすぐ完成。
 いや、時代劇だってことだけで筋は全然知らないんだけど、必ず捻ったアイデアを盛りこむ岡本監督のことだから、逆に事前情報余り入れずに見に行きたいんだよね。
 キャストは仇討ちの助っ人を生業にする助六に真田広之、幼馴染の太郎に村田雄浩、太郎の妹お仙に鈴木京香、やり手婆のおトメに岸田今日子、そして仇の片岡梅太郎に仲代達矢。
 渋いなあ。これでこの映画見に行こうってヤツいるのか。私は行くけど(^^)。

 今まで数えるほどしかLD、DVD化されてこなかった岡本作品、先月から立て続けに発売され出した。
 まだ買っていないのだけど、『英霊たちの応援歌』『幽霊列車(赤川次郎の永井夕子シリーズ第1作!)』に続いて、あの幻の『遊撃戦』が!
 そう、あの『独立愚連隊』のTV版がDVD化だよ!
 キャストも映画版そのまんま、佐藤允、大木正司、小川安三、堺左千夫の岡本組に、小坂一也、三橋達也も絡む。
 今は金欠で買えないが、ボーナスが出たら……ボーナスが出たら……!

 あ、貯金はするからね、しげ(^_^;)。

 も一つ新作情報。『ドラドラ子猫とチャカチャカ娘』実写映画化って、誰が見るんだ?


 帰宅したら今日は桜雅嬢が遊びに来ていた。
 早速、穂希嬢の容態を聞いてみるが、「さあ?」の一言。

 桜雅嬢に聞いた私がバカであった(ーー;)。

 実際知らないんだろうし、悪気もないんだろうけど、友達がいがないぞ。せめて心配して見せるくらいのフリしろよな。
 例の事件のについてのコメンテーターほどじゃなくってもさ。

 でも、ペットポトルのオマケについていたアロマテラピーを見て「お香?」と言う、相変わらずのボケぶりじゃムリかな。


 マンガ、和田慎二『少女鮫』2〜5巻読む。
 しげがネットで白泉社に検索をかけて驚く。
 「『和田慎二』の項目が全然ない!」
 私も驚いて、あちこち調べてみると、この作品が白泉社での最後の仕事であったことが解った。なにやらトラブルがあって連載打ち切りになったらしい。
 ああ、『超少女明日香』の版元が変わったのはそのせいだったのか。今まで知らなかった。
 しかしどういう事情があったか分らんが、出版社のほうが作家を消耗品的に扱ったことは間違いあるまい。でなきゃ「決別」なんて事態にまで関係が悪化するわきゃないのだ。どうせ「ウチのカラーに合いませんよ、こんな戦争モノ。もっとラブラブしたモノ描けませんか?」とかなんとか言ったんだろうな。
 そりゃ、私だって、和田慎二のマンガが面白いとは思わない(そこそこだとは思うけど)。けれど、「つまんないから切る」方式が将来的には限界をもたらすことは、少年ジャンプの凋落を見ても解ることじゃないのか?
 『花とゆめ』、一時期の勢いはなくなってるけど、作家の扱い間違えてばかりいると客は確実に離れてくぞ。

 でも確かに「レトロウィルスが少女をミュータントに変え、戦闘能力を引き出した」なんて話、『花ゆめ』誌で客がつくわけねえよなあ(^_^;)。

 『らんま1/2 DoCoミュージックビデオ』をかけながら日記を書く。

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06月10日(日)
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