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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■襟足に寒気/『仮面ライダーSPIRITS』1巻(村枝賢一)
 予め誉めすぎると、実際に見たときに、「なんだ、こんなもの」と思われる危険もあるので、これでも抑えて書いているのだが、気分的には『クレしん』を見てもいないで「アニメファン」を標榜してほしくない、とまで思いこんじゃっているのだ。少なくとも、私がこれまで見た全映画の中のベスト5に入れることに吝かではない。『ヤマト』『ガンダム』『エヴァ』んときだってここまでハマリはしなかったぞ。どうしちゃったんだ私(^_^;)。
 子持ちでもない限り、見に行くのがツライのは解るけれど、今週で公開も終わってしまう。AMCなかま16だったら夜8時35分からでもやってるぞ。ホラ見に行けやれ行け。

 「エンピツ」に登録されてる日記の中で、この日記の「読んだら押す」の登録ボタンが「強制的で不快だ」と書かれているものがあった。
 ああ、そう思う人もいるかな、と思って早速書き換えたのだが、今度はしげの方が「いやなら押さなきゃいいじゃん」と立腹している。
 日記の内容について批判されたのなら、私だって自分の名においてこの日記を書いているのだから、きちんと対処しようと考えているが、直接内容と関係のないところで誤解を生じるのは私の本意ではない。この程度のことで喧嘩をする方が馬鹿馬鹿しいのだ。
 これが直接、私宛てのメールで「あなたの日記は不快です、改めなさい」とでも書き送ってきたのだったら、私もしげのように「余計なお世話じゃ」とはねつけるところだろうが、相手は自分の日記で自分の思ったことを素直に書いただけだ。何の問題があろうか。
 どうやら相手はお若いレディーのようだが、だから私がコロリと言うことを聞いたわけではないので嫉妬すんなよ、しげ。

 5/3の日記を書いた時点で疲れ果てて昼寝。
 気がついたら夕方で、慌てて父の店に向かう。

 改めて書くのもなんだが、私の実家は床屋である。
 4月からこっち、毎日が無茶苦茶忙しくて、散髪するひまもなかったが、ようやく伸びに伸びた髪を切ってもらった。もうしばらくしたらマジで『クレしん』の「ケンちゃん」並になりそうだったので、ようやく頭がさっぱりする。

 実は父には今度の東京旅行のことは事前に話してなかった。
 別に私と父の仲が悪いわけではなく、いちいちそう言うことを話すことではないとお互いに思っているだけなのである。父自体、どこかに旅行することを予め私に話したことなどほとんどない。いつも帰ってきてから「ホラ、土産だ」とせんべいだの昆布だのを渡してくれるのが常だ。
 今回も特別どこに行くなど教えなかったのだが、ちょうど東京についた初日に、私の携帯に「今から散髪に来んか?」とかかってきたのにはビックリした。いや、さすがに東京から福岡に散髪には行けない(そう言えば、しげの携帯にも桜雅さんから「遊びに行ってもいいですか?」と連絡が入っていたな。意外と我々夫婦の行動はメンバーにも知られていないようだ)。

 でも会う早々、何となく父の顔が険しい。
 トシをとってくると、自分に内緒で遊んでいたのが腹立たしくなるのかなあ、とぼんやり考えていたらそれは違った。
 バリカンをかけながら父がポツリ。
 「お前、どこに泊まったとや」
 語尾上がりの質問口調ではない。とがめだてをする口調である。
 「……こうたろう君ちだけど?」
 「ご家族がおろうもん」
 「うん……」
 お、怒っている。これは本気で怒っている。それが証拠に、そのあと全く口を開かない。
 ともかく人に迷惑をかけるのが徹底的に嫌いな親父だ。友達とは言え、そのご家族の団欒を邪魔したとあってはどんな言い訳をしようと(いや言い訳をしようものならなおのこと)絶対に許しはしまい。
 いつもは散髪をしてもらうときにはお互い軽口を叩き合うのだが、今日はただただ静かな時間が過ぎて行く。
 次に父が口を開いたのは、「10月末は休み空けとけよ」(母の七回忌なのだ)だった。
 冷や汗が額を流れるのがわかる(゚-゚;)。

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05月06日(日)
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