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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■涙涸れるまで語ろう/DVD『新しき土』
じゃあ、何だ、私は女房と、「しげ〜(女房のペンネームです)、メール書いたよ〜、あとで読んでね〜」「ヽ(^o^)丿ワーイ、すぐ読むすぐ読む」「今読んじゃダメだよう、あとで読まなきゃあ」「今読みたいの! 読みたい読みたい読みたい!」「もう、しょうがないなあ、こいつぅ♪」とかなんとか会話して、女房のオデコを、ツンとかつつかなきゃならんのか。
死んでもヤだ(~_~メ)。
ふと思ったが、この「オデコをつつく」という行為、いったいいつ頃から一般化したのか。いや、実際に街中のカップルがやってるとこ見た記憶はないけど。
青春ドラマあたりがルーツなのかな、やっぱり。
女房、一昨日『チキンラン』見に行った時、映画の予告編を見て、『ハリー・ポッターと賢者の石』に興味を惹かれたよう。
「面白い?」と聞かれるが、原作買ったっきり、まだ読んでないのだ。こりゃ映画見る前に早いとこ読んどかないとなあ。
そう言えば『猿の惑星』の予告編も初めて見たが、美術デザインはやっぱりティム・バートン作品らしく、実にダークなムードだったのであった。ハリウッド・メジャーに取りこまれず独自のオリジナルな映画を作り続けている監督といえば、キューブリックなきあと、筆頭に挙げていいのがティム・バートンだと思うのである(テリー・ギリアムもいるけど)。
ああ、期待の映画がまた一本、増えていくなあ。
昨日、東京の友人が『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ! オトナ帝国の逆襲』を見てきて、早速感想を劇団ホームページの掲示板に書きこんだり、メールを送って来たりしている。
ははは、やっぱり予想通り、泣いてやんの。
ヒロシと年も近いし、むこうはウチと違って子供もいるし、余計胸にズンと来るだろうと思ったのだ。
もちろん、いいトシをした大人が泣いたからと言って、それは恥でもなんでもない。くだらない先入観や偏見で、マンガや、アニメや、ゲームやおもちゃを「大人になったら卒業するもの」と決めつけてしまうことのほうが、よっぽど恥だ。
『クレヨンしんちゃん』は立派な大人の映画である。テレビでどうせ流れるから待とう、などと思わず、今すぐ劇場に足を運んで欲しい。
若い人は多分、我々ほどに泣きはしないだろう。だけど、なぜ我々がこれほどこの映画に涙を流したのかはきっとわかる。
そして、私や、あなたが何から逃げていたかをお互いに語り合おう。
昨日の夕刊を一日遅れで読む。
「コミック館」というコーナーがあって、『キン肉マンU世』や『リングにかけろ2』、『サル』、『キャプテン翼 ROAD TO 2002編』など、パート2、3ものを紹介しているが、見事なくらい私には興味がない。
それぞれパート1のころからまともに読んでなかったマンガばかりなので、思い入れがないのだ。
こんな有名なマンガを読んでないなんてそれでマンガファンと言えるのか、と叱られそうだが、私のサイフにだって限界はある。つまらないマンガを無理して買わなきゃならんという理屈はない。
それに「まともに」読んでないだけで、全部雑誌で通読はしている。同工異曲、予定調和の展開でアホな客を惹こうってマンガをいちいち記憶の隅に残してやらなきゃならんほど私ゃ親切じゃないぞ。
客に媚びるマンガが悪いとは言わない。才能が枯渇していることが明らかなマンガ家たちが、パート2ものに飛びつくと言うのは、もはやなりふり構っていられないのだろうな、と同情してあげられもする。
でもだったら、もう少し面白くする努力をしろって言いたくなるのだ。これらのパート2マンガ、どれもマンガ家たちの情熱がほとんど感じられない。かつてウケたパターンをしょう凝りもなく繰り返し、どうだ、お前ら客はバカだから、こうくすぐってやりゃあ、尻尾振ってついてくるだろう、という傲慢な態度が作画から見え隠れしているのだ。
本人たちはそんなつもりじゃないと思ってるかもしれないが、同じ絵コピーして貼ってりゃいいじゃんと言いたくなるような絵が続けば、情熱を疑われても仕方がないだろう。
誰とは言わんが、いい加減「フッ」はやめろよ、「フッ」は。
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04月29日(日)
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