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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■掲示板開設!/映画『バンパイアハンターD』ほか。
以前のアニメ化の際には、もう絵を似せることはハナから諦めて、監督の芦田豊雄キャラで押しとおしていた。それも一つの手段だが、原作ファンがそれで納得するはずがないのも必然。
ましてやその後、天野キャラを硬質なアニメの線であるにもかかわらず、フォーカスやモノクロに近い色彩のマジックで美しく映像化した、押井守監督、名倉靖博作画監督による『天使のたまご』を見せられたあとでは、原作ストーリーにおんぶに抱っこの映像化では誰も納得すまい。
以前も菊地原作では『妖獣都市』を映像化して、その演出力に定評のある川尻義昭監督、さてどういう手法を駆使してくれるかと思っていたが。
うーん、作品そのものの出来はいいんだが、やはり天野キャラにはなりきれていない。パンフを読むと、作画監督の箕輪豊、初めから「天野さんの絵にはどうやったって負けちゃうので、キャラクターデザインをやるのはイヤだったんですよ」と敗北宣言している。……だから名倉さんは負けなかったってば。
アクションはアニメに苦手な奥行きのある動きに臆することなく挑戦し、迫力満点であるが、なまじ迫力があってリアルなだけに、バンパイアの跳梁する妖異な世界、というムードが今一つ出ていない。
バンパイアと人間の恋を、人類の文明が崩壊して一万年後の世界という設定をうまく活かしてラストへ持っていったそのアイデアは傑出しているし、ジンと来るセリフもあるにはあったのだが、なのに不満が残るというのはなんともはや。
原作イラストが天野さんでさえなかったら、こんな感想抱かなかったろうにねえ。
女房、見ても「まあまあ」としか言わなかったろうなあ、これじゃ。
帰宅してみると、女房ふてくされて寝ている。
本来、映画のあとは近所にできた新しいカラオケ屋に行く予定だったのだ。女房が熱心に誘っていたので、行かなかったなら行かなかったで、こちらの方はぶつくさ文句を言うに決まってるので、たたき起こして出かける。
でもなあ、どういう趣味してるんだかわかんないけど、ちょっと見このカラオケ屋、お城みたいなデザインでラブホテルに見えるんだよなあ。
入りにくいのを女房に押されて中に入り、会員登録すると、店員さんから、「機種は何になさいますか?」と聞かれる。
「セガカラに」と女房が言うが、生憎ここにはなし。仕方なく何があるか聞いてみて女房が選んだのが「孫悟空」。
「……どんな曲が入ってるの?」
「知らん。初めて聞くやつだから選んでみた」
「……賭けじゃん(・・;)」
こう言う賭けにはたいてい女房は負けちゃうんだがなあ。心配していたがやっぱり負けた。
ともかくアニソンが徹底的に少ない。5ページしかないというのはいくらなんでも少なすぎるのじゃないか。
歌う曲がなかなか見つからないので、開き直って女房と私、英語の曲ばかり歌う。
無謀だ。
女房、『イエスタデイ・ワンスモア』を歌ったのは『クレヨンしんちゃん』の影響かな。映画の中で流れたわけじゃないんだけど。
私もとりあえず歌えそうな曲を探しては歌ってみるが、もうしどろもどろ。
『オーバー・ザ・レインボー』、テンポがゆっくり過ぎてリズムが取れない。
『ローハイド』、テンポが速過ぎて追いつけない。
『アズ・タイム・ゴーズ・バイ』に『レインドロップ・フォーリン・オン・マイ・ヘッド』、『シンギング・イン・ザ・レイン』、途中のメロディーを忘れている。
まあ女房も『マイ・ガール』や『スタンド・バイ・ミー』、『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』、『サウンド・オブ・サイレンス』など、ことごとくキーが合わなくて苦労してたみたいだったが。
今んとこ、なんとか私が歌えるのは『ペイパー・ムーン』と『ケ・セラ・セラ」くらいかなあ。
帰りに女房、「また英語の歌、練習に来ようね」と言う。
それはいいけど、女房の場合、先ず歌詞の読み方を練習せねばならないと思う。
“listen”を「リステン」と発音するなよ(-_-;)。
学生のころなら、友達から「リステンおしげ」と仇名がつくところだぞ。
朝の眠りが足りなくて昼寝。
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04月28日(土)
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