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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ハカセ登場!/『カムナガラ』1・2巻(やまむらはじめ)ほか
これくらい演劇に関して知識がないほうがかえって変な先入観がなくっていいよな。まだ芸名は決まっていないので、便宜上、彼女のことは「ハカセ」と呼ぶ。……女房の話によると、桜雅さんは人間ではなく実はメカなので、それを造ったのが彼女なのだそうだ。
桜雅さんは相変わらず桜雅さんである。
「昨日の地震、凄かったねえ」、と私が聞くと、
「全然気がつかなかったんですよ」と言う。
思わず、「どこにいたの」と聞き返すと、
「パチンコ屋にいて、うるさかったから……」
……揺れは音とは関係ないと思うが。
私はパチンコ屋に殆ど行かないのでよく解らんのだが、揺れにも気がつかないほど熱中しちゃうものなのだろうか。
女房が意外と早く、11時に練習場にやってきた。せっかく入団者がいることでもあるし、肉練を徹底的にやる。
もちろん私は見学だ(^o^)。
確かに桜雅さんは身体が固い。私並に固い。上半身が90度も曲がらないというのはトシを考えるといくらなんでも固過ぎるのではないか。女房なんか足が完治してないのにそれでもジャンプ力が桜雅さんよりあるのに。
ハカセは発声が弱い、というた顎があまり開かないのがちょっとネック。丁度島崎和歌子みたいな喋り方をするのだ。でもそれは大したキズではないので、練習次第でなんとかなろう。
11時30分ごろ、見学の男性が来る。人数が少ない時で申し訳なかったのだが、30分ほど練習を覗いて帰って行った。見学者が居付いた例はあまりないのでこちらもあまり詳しく説明したりはしない。
純粋な演劇青年は頭でっかちでウチみたいなお気楽な雰囲気は芝居を舐めてるようにしか見えまいし、全くな初心者はオタクな会話についていけなかったりするからだ。結局は気の合う者しか残っていかないようになっているのである。
3時半までみっちり練習。シノプシスの打ち合わせは人数が少ないのでアイデアをちょっと出しあっただけ。女房は既にネをあげていて、第一稿を私に依頼してくる。でもホントに設定だけで殆どストーリーらしいストーリーもないのである。殆ど一から書けと言ってるのと同じではないか。また一つ仕事が増えたなあ。
でもまあ、ハカセという強力な新人も入ったことでもあるし、本気で板に立ってくれるつもりなら書きがいはある。なんだか数年前の鴉丸嬢によく似た雰囲気の子だったなあ。……シモネタOKなところも含めて(^^)。
帰りにトンカツ屋に寄って、二人で盛り合わせを食べる。
今日の飯はこれで終わり。一日一食は、健康に悪いと言うが、三食食ってるとやっぱり太るのである。
途中、私だけ家の近所の「ベスト電器」に寄って、『アヴァロン』のサントラCDを買う。やっとあの「ア〜ヴァ〜ローン」というコーラスが聞けて燃えるが、なぜか歌詞カードが入っていない。いや、どうせポーランド語なんだろうから歌えね〜だろうけどさ、原詩は川井憲次さん自ら作ったそうだし、意味だけでも書いておいてほしいよなあ。
CD製作のエピソードがパンフで読めるのが最高。
押井監督が曲の出来映えに感心して、「これ、どうやって作ったの?」と聞いた時に、川井さん、つい指を横に振って「ひ・み・つ(はあと)」と言ってしまったとか。かわいいぞかわいさん(←シャレ(^^))。
歌詞が分らないので、適当にコーラスに声を合わせてデタラメに歌うのであった。
「♪ひーひーふー、ははほ、へほーへ、あーばぁーろーん♪」
……バカだなあ。
夜、広島の友人から電話。
昨日の地震でこちらを心配して電話してくれたのだが、震源地の人間がどうして震度の低い地域の人間の心配をするかな。こっちは「死人が二人なら大したことないな」と電話も入れなかったのに。
確かに、私の住んでる階があと1階上だったら、山積みの本やビデオが崩れてたかもしれないが。
友人は丁度本屋にいたそうだが、本屋の店員がみんな総出で「本棚を守れっ!」と、張り付いていったそうである。……もうちっと震度が大きかったら自殺行為だと思うが。いざというとき人間はやはり冷静さを失ってしまうものなのだなあ。
夜、福岡シンフォニックのUさんに電話。
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03月25日(日)
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