ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■扇
初耳だった。乱菊は人の誕生日を覚えない代わりに自分のそれを滅多に告げない。
「このあいだ、三番隊にお菓子を持って……いったらちょうど市丸隊長の誕生日だったらしくてね。そのお返しでしょ」
弓親は違和感を感じて、けれど浮かんできた言葉は飲み込んだ。乱菊はひそやかに微笑んでいる。弓親はただ、
「なら、その日には僕が扇をお贈りしましょう……約束でも何でもない、ただの美しい扇でしょうけどね」
と言った。
「あら、ありがとう。嬉しいわ。なら七緒の真似でもしちゃおうかな」
乱菊が弓親に微笑んだ。
『市 松 綾 誕生祭り』(-20051010)参加作品
ちょっと無理があるかな、とも思いますがそこは気合いで。お三方、おめでとうございます。三人とも好きなキャラなので、参加できて嬉しいです。
扇の言葉は本当にあるものです。簡単に書いたので、ちょっと違っているところもあるかもしれませんけれど。
扇、から連想したのが弓親の斬魄刀だったので、このようにしてみました。
……と、ここまでの独り言はこの話を書き上げた直後に書いたのですが。その後の展開で、弓親は乱菊さんにタメ口であることが判明したのでございますよ。あらら、どうしましょう。
一応、書き直しもナニなので、このままにしてあります。ほら、こういうこともあるかなってことで。
01月03日(木)
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