ID:104863
G*R
by K・カヲル
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■30 血の誓い
 並ぶ死体の向こうには勝者である男と彼の連れである幼女がいた。一角が眼を細めて彼らを見る。一度きり。たった一度会っただけだったが、一角は彼らを鮮明に覚えていた。当然だ、と一角は思う。荒れ果てた北の地で彼らに負けてから、一角はずっと彼らを追いかけていたのだから。死神になるらしいという噂を聞いて死神を目指した。瀞霊廷に向かう道のりでいつのまに追い抜いたのか、ここに彼らがいないことに最初は落胆した。それでもここにいるのが得策だろうと、慣れない堅苦しい生活を我慢して死神になった。ある意味、流魂街で生きるより厳しい任務もこなして、ただ、待った。
 ようやく出会えた喜びと、追いかけていた者の圧倒的な強さに、一角は小さく笑う。
「……一角」
 隣で弓親が、正面を見据えたまま呼んだ。
「出会ったね」
「ああ」
「覚えているかな」
「どうだろうな」
 ちらりと横を見ると、弓親の横顔もまた、笑みを浮かべていた。








 あまりに放置していたので、まあもうこれでいいと思っているんだよ私の中の人は、と思うことにしました。本当は一つの話にしたかったはずなのに、書きたいなあと思うことをメモのように書いていたらこんな感じに。本当はもう少しあったのですが、まあ、それはもう。でもこれは最初から十一番隊の話にしようと決めていました。
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11月30日(金)
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