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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■今年の夏の覚え書き
次に映画を観るのは仕事休みの23日になると思うので、記録的な暑さの今年の夏の覚え書きなんぞしてみようと思います。

8/4〜5
お盆前の土日でしたが、末っ子が合宿中ということで、新婚旅行以来初めて夫婦二人で、神戸の六甲山まで一泊旅行してきました。実は昨年秋から夫の仕事の形態が変わり、毎日かなりのプレッシャーを抱えた日々を送っているのです。仕事が暇だと心配で機嫌が悪く、忙しいとしんどくて機嫌が悪いという、本人にとっては深刻、家族にとっては理解出来るけれどはた迷惑という、悶々とした日々を送っているのですね>夫。もちろん妻として、痛みも苦悩も分かち合えるものは分かち合いたいと思っておる訳なんですが、正直な話、たとえ家族がおろうと、人間いくつになろうと、自分一人で乗り越える壁ってあるんじゃないかと、私なんぞ思っているわけですよ。そこで趣味と言えばパチンコと「時代劇専門チャンネル」のお守という我が夫に、苦悩を分かち合うより楽しみを提供する方が建設的じゃなかろうか?と、私が行こうと誘った次第です。

当日は二人とも仕事を終えて午後三時ころ出発。実は結婚前に六甲にはデートで行ったのですが、それ以来です。稀代の方向音痴夫婦にカーナビは必需品のはずなんですが、我が家にはナッシング。「ナビゲーターは、お前せい!」との夫のお達しなんですが、東西南北のわからんもんに、そんなご無体な。ラジオからヘアカット100の「フェイバリット・シャツ」が流れ、まぁ懐かしやと聞きいっていると、「おい!何のんきな顔してんねん!今の標識なんて書いてあってん!」との夫の罵声は容赦なく私に。「えっ?私には期待せんどいて」と明るく答えるワタクシ。「この嫁ハン・・・」と言いつつ、己の妻はどんな女か、そこはほれ結婚25年ですから熟知しているのですね。そののち夫は勘と通行人に聞くということを繰り返し、無事ホテルに着きました。お父さん、御苦労さま♪

ホテルは人工ながら温泉付きということで、ここにしました。人口とはいえ大浴場のお風呂は気持ちよく、食事の最中はあれやこれやと25年を振り返り(なんてったって、私は21歳で結婚したもんで、夫が一番長く暮らした人なのだ)、あっと言う間だったなぁと二人とも感慨深いもんがありました。「全然思うようにならん人生やったわ」としみじみ夫が言いましたが、人生なんてだから面白いねんやんと思う私。この感覚のずれは、おいおい煮詰めていこうぞ。当日は霧がすごくて、100万ドルの夜景が観られず残念でした。

次の日はまず六甲山牧場へ。大昔と同じく羊の大群の中を失神しそうになりながら駆け抜け(私は動物が苦手)、チーズ館まで行くと無料で骨密度の測定なんぞやっておりまして、当然やってもらいました。結果は年齢以上の102%の出産三回の私と、78%で要注意の夫という結果に。だいたいこういうのやると、夫はヘビースモーカーなんで、絶対「禁煙」と言う話になだれ込むので、いやがるのよね。今回ももちろん指摘され、「少し減らします」と塩らしいことを言ってましたが、お土産のヨーグルトを食した後、おいしそうに煙草吸っておりました、はい。


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08月20日(月)
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