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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「デート・ウィズ・ドリュー」
観て来ました!しかし観るまでに長い道程が。大阪では昨日から公開のこの作品、なんばTOHOのみの公開で、実はレディースデー狙いでした。しかし上映時間が12時の次は何と4時20分!映画は6時までなので、ダッシュで帰っても帰宅は6時半。水曜日はチビの塾があり、その頃には夕食は終わっていなきゃいけません。まずい・・・。家族の世話に支障をきたす時間に鑑賞はしないのが私のモットー。仕事休みの今週木曜日は、ヌーヴォでベルイマン2本を組んでおりアウト。ぼやぼやしていたら、レイトのみになってしまうじゃないか。

と思っていたら、昨日は夫が一旦帰宅後また仕事へ。いつもは土曜日は遊び呆けている次男が、昨日は珍しく家にいるというので、チャンス到来。三男と留守番してもらうことにして、4時20分の回を観ることに。しかしまたここで問題勃発。

午前中は三男の公式戦の応援に行き、とっとと家に帰ってネットで割引券を出そうとしたら、なんばTOHOがない!ナビオもなくなっている!そんな殿様商売していいのか、東宝!と怒っている暇なく、なんば近辺のチケット屋に電話かけまくる私。でも全部「なんばTOHOはありません」の返事。たま〜にローソンで、公開中の作品も前売りが売っているので見て来ましたが、ありませんでした。凹んでいる私を見た次男が、

次男「チケット屋て、なんぼ安なるん?」
私 「多分300円か500円」
次男「・・・。お母さん、その金俺があげるから、観ておいで・・・。」

ありがとう息子。良い子に育ってくれて母ちゃんは嬉しいよ。でもね、1800円がないわけじゃないのだ。お母さんは1800円で映画を観るのがいやなの!一介の主婦がね、これだけの本数の映画を観るのは、金銭的にも時間的にもやっぱり贅沢ですよ。それを「私が働いたお金やんか!家族に迷惑かけてるわけちゃうやん!」などと不遜な思いを抱いたら、もう主婦として終わっているでしょ?だから少しでも安い値段で映画を観るのは、私の家族へのちょっぴりの償いなわけ。もちろん自己満足なんですが。そう思うなら、もっと本数減らせって話なんですがね。

あきらめきれず、またネットでチケット屋を検索し直し、最後の最後のお店でヒット!「19日までの分なら1300円です」の美人のお姉さん(多分)のご返答にやっと鑑賞決定。ああ神様!夕食の支度を済ませた後、3時30分に家を出発。なんばTOHOを通り過ぎて「チケットキングなんば店」(お店の名前くらいだしちゃおー)まで行き、無事購買。とって返してなんばTOHOまでや〜と辿り着きました。いや〜往生しまっせ。しかしその苦労の甲斐あった作品でした。

ブライアン・ハーズリンガーは、現在求職中の27歳。金なし恋人なしの行き詰った現状です。ある日クイズ番組で1100ドルを獲得した彼は、生活費に使えばなくなってしまうお金、何か価値があるものに使いたいと思います。浮かんだのが6歳の頃から大ファンの、ドリュー・バリモアとデートするということ。この試みを映画にすべく、友人のジョンとブレッドの共同でドキュメントを撮る事にします。撮影用カメラはお金がないので30日間で返却すれば、返金されるという制度を活用。なのでタイムリミットは30日!ブライアンはドリューとデートすることが出来るのか?

最初ことの経緯を説明するブライアン君を見て、あれ?結構可愛いじゃないかと思いつつ、手の甲のお猿さんのような毛が気になる私。次のシーンに映った彼は、ヒゲが濃くてまるでイケテない。彼は多毛症なのでした。自分の胸毛を見せつつ、自分ってイケテるか?ドリューをどう思う?と道行く人々に聞いてまわる彼は、ドリューのためなら、胸毛も脱毛していいと言います。そんな健気さにちょっと彼に好感を持つ私。


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01月14日(日)
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