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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■手術決定
皆様どうも毎度お騒がせしています。昨日医師会で写したMRIを持参で再検診に行って来ました。結果低いながらも悪性腫瘍の疑いありで、手術することに決めました。
まずかなり異常な21000まで数値が上がった白血球(通常は3000〜9000)は、腎盂炎ではなく筋腫の炎症のせいだと言うのが主治医の見解で、筋腫でこういうケースは稀だそうです。次にMRIに写った画像で、私は二つ筋腫があるのですが、小さい方は筋腫の典型的な黒い色で写っているのに、大きい6cm×7cmのメインの方が白っぽく写っていました。白く写るのは、中で出血している場合や他の場合もあるそうですが、悪性腫瘍である子宮肉腫の疑いもあるそうです。
「ケイケイさんの腫瘍は、悪性でなくてもタチの悪い部類のものであるのは間違いありません。それに女性ホルモンは55歳まで分泌されますし、境界線の今のままで筋腫の大きさが治まるとは思えません。これが僕の家内なら、今すぐ切ってしまえといいますね。どこの病院へ行っても、良心のある医者なら要観察で済まさないと思います。それでもどうしても切りたくないと仰るなら、自己責任であると考えて下さい。同じような病状の患者さんで、どうしても切りたくないといって、2年後来られた時は、あちこち転移して手遅れでした。」センセー、そこまで言われて手術したくないとごねる患者はいてませんて。
私 「手術の方法はどうなるんでしょうか?」
先生「下からや腹腔鏡は、もし肉腫の場合組織が取りきれない場合があるので、肉眼で見える開腹手術が一番安全です。」
私 「手術は全摘になるんですね?」
先生「これも肉腫の場合筋腫だけを取ると、手術中には病理検査の結果が出ないので、もし悪性の場合また開腹する場合もあるので、全摘が一番安全ですが。もし子宮をどうしても残したいと仰るなら、その辺をふまえてもらえれば希望に沿います。」
ガビ〜ン・・・。あんなに色々手術方法調べたのに、「悪性の疑いアリ」の一言で、赤子の手をひねられた状態。一番スタンダードな様式に落ち着きそうです。
私が手術に躊躇していたのは、色々ネットで探したり友人知人に尋ねたりした結果、筋腫の手術をした後、以降体調不良になった人が半分くらいいるからでした。それと子宮に対しての未練。手術してさっぱりしたと仰る方々は、みな月経過多やひどい貧血、ホルモン療法などで何年も子宮に振り回され、体がボロボロになってようやく決心しての全摘手術です。私のようにふって沸いたように筋腫の存在が発覚した者は、やはり女性として子宮がなくなるという事に、一言では言えない寂しさがあります。それに私の年齢では簡単に全摘で当たり前という認識にも、子宮は子供を生むためだけの臓器なのか?という疑問もあったからです。
でもこれ全て命あってのモノダネ。もし悪性ならばこんな悠長なことは言っていられません。「じゃ、次は10月の頭くらいに予約しておきますから、それまでに手術のこと考えて置いてください。」???「先生、そんなに後でもいいんですか?悪性なら進行しますよね?」「予約はいつでも変更出来ますよ。決まったら早めに予約の変更してください。今看護婦に説明させますから。」と言われたので、私が看護婦さんに説明を受けている時、付き添っていた夫が先生に何やら聞いていると思ったら、「大丈夫、セックスも今まで通り出来ますから。」と先生の声がする・・・。
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07月09日(土)
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