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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ランナウェイズ」
メンバー間の葛藤などは、終盤に出てくるだけで、それまでの経緯は省かれ、二人以外ではサンディが少しふられているだけ。「ランナウェイズ」というタイトルの割には、「シェリー&ジョーン物語」的な作りは、現役時代を知る者には少々物足らないし、著者がシェリーなので、ちょっと言い訳が入る感じもあります。でもあまり美化した感じもないし、まぁいいかな?優等生で何もなかった青春より、夢も後悔もあった方が、青春はいいもんだよと感じさせる、感傷的なラストが素敵です。

少女と言えば、クリスティンもダコタも子役出身。子役から少女期までは何とか持ち堪えるけど、それ以降は大人の思惑やストレスで身を持ち崩して大成せずに終わるのは、映画の世界でもよくある事です。大人の俳優として大成したのは、パッと思いついてもジョディ・フォスターとナタリー・ポートマンくらい。二人には是非ジョディやナタリーに続いて欲しい。懐かしいテイタム・オニール(シェリーの母親役)の顔を観て、そう思いました。
では、当時のランナウェイズをどうぞ。「チェリー・ボンブ」。

03月20日(日)
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