ID:10442
ケイケイの映画日記
by ケイケイ
[927473hit]
■「ファインディング・ドリー」(吹き替え版)
義足のジャンパー、ドイツのマルクス・レームが、健常者の大会で健常者を超える記録をコンスタントに出し続けていると、健常者の選手から、待ったがかかったそう。曰く義足が記録に有利に働いていると言う理由です。色んな方面から検証されていますが、まだ結論は出されていません。ただこれだけは言えると思う。これはレームが、「障害者芸」の粋を出てしまったから、打たれたのです。レームが障害者枠として頑張る時は励まされると応援するのに、自分たちを脅かす存在になると、排他する。これを差別と言うんじゃないかしら?
ドリーと喧嘩したり、うっかり傷つける事も言って、ニモに皮肉を言われ、たしなめられてハッとするマーリン。(ニモ、成長してるよ!)これはドリーを、仲間、あるいは家族と思っている証拠では?だから、どれだけの時間離れていても、ドリーはニモとマーリンを忘れないのです。
暑い暑い毎日ですが、深海の様子はとっても涼しく、打ってつけの暑気払いです。笑って笑ってスリリングな場面の連続にハラハラして、ちょっぴり泣いて、そして考えさせられる作品です。今年の夏一番の観客動員が予想されますが、納得の作品。
07月22日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る