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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「ラストスタンド」
次は退屈なソマートンに飽き飽きしている、でも仕事出来ない若い副保安官役のザック・ギルフォード。彼もこの作品で初めて観ました。ちょっとクリストファー・エクルストンに似てるかな?繊細で若々しい感じがグッド。彼のお蔭で全員の正義感に火が着いたと言うのも頷ける、好青年ぶりです。
次はスペインからエドゥアルド・ノリエガ。スペインじゃ大人気で、ハリウッド出演作も多いのに、イマイチ日本じゃブレイクせんな。ちょっと濃い目の美形ですが、存在感は抜群で、今回も線は若干細いながら、シュワちゃん復帰作の敵役と言う重要な役を好演していました。
そして最後は!ヒューヒュー!大好きなロドリゴ・サントロ!民間人として戦うフランク役です。初登場シーンは牢屋の中だし、髭面がむさいので、わかりませんでした。このイーサン・ホークを男前にした俳優は誰やねん?と目を凝らしていると、何とロドリゴ!私は髭なしの彼の方が印象深く、且つこんな男臭い役柄は初めて目にするので、もうびっくり!(好きという割には、あまり作品は観ていない模様)。しかしいくら無精髭姿でも、埃立ち込める中でも、あの清々しい美貌は健在でゴザイマス。同じラテンの血の混ざるオリヴィエ・マルティネスなんか、年食ってVシネ顔になったり、ガエル・ガルシア・ベルナルも段々普通っぽく劣化していく中、ロドリゴは大丈夫みたい(ブラジル人です)。今回無難にカッコいいだけでしたが、彼の場合私的には、無難=とても素敵、なので問題なしです。
他にも女性出演者は副保安官やFBI、ダイナーのお姉ちゃんに至るまで、全て美形にして男の戦いに水をささない程よい好演。いつも脇役のルイス・ガスマンも、今回はキャラを活かしながら見せ場もあり、とってもカッコ良かった。重要な老人役でハリー・ディーン・スタントンが出ていたのも特筆です。ピーター・ストーメアも久々にたくさん出演シーンがあるしで、出演者みんなに気を配った作りが、一層シュワちゃんを盛り立て好感持てました。お蔭でオスカー俳優ウィテカーだけが、割を食ってちょっと可哀想でした。
こんなに目いっぱい書くほどの内容じゃないのですが、私的にとても気に入ったので、頑張って書きました。映画ファンならずとも、誰もが一度は主演作を観ているはずのシュワちゃん復帰の嬉しさを、このレビューに込めさせていただきます。
05月06日(月)
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