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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■「寝ずの番」
師匠に続き、高弟、おかみさんの死去など、次々笑満亭一族を襲うのですが、みんなみんな明るく楽しく故人を冷やかしながら、いっぱいの感謝に溢れていたのが、胸にじーんときてホロッとします。師匠の時よりおかみさんの方がお弟子さんたちが泣くのも、なんかわかるなぁ。ただずっとおかみさんは、「ねえさん」か「あーちゃん」と呼ばれていました。「ねえさん」は自分の兄弟子の妻や女性の先輩芸人につく言葉で、上方の世界でも、師匠の妻は「おかみさん」ではないのかしら?この辺がずっと疑問に残りましたが、私の認識不足かもしれません。

原作は故中島らも。さすがは灘中灘高出て、某大阪の私大に進んだ人だと思える面白さです(褒めている)。らもさんの頃の某私大のレベルは、「東大に合格するより、その大学を落ちるほうが難しい」レベルだったと思います。今はトンデモないみたいですが。そそ、ちゃこなど、地方によって女性器の俗称は違いますが、大阪の誇る女優さんに「紅萬子」という方がおられます。そのまま読んでね。ちなみに東京やNHK出演時は、「くれないまこ」と呼称されるのだとか。そのままでええやんねぇ〜。その昔のプロレスラー、ボボ・ブラジルは、九州ではどう呼ばれたんでしょ?

04月21日(金)
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