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ケイケイの映画日記
by ケイケイ
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■術後の注意と今回の手術で思ったこと
しかし私の場合、子供を産み終えた女性の子宮全摘出手術だったので、ここで正解でしたが、もっと難しい筋腫、または重篤な病、繰り返しますが子供のいらっしゃらない方の場合、辛いかもわかりません。病院の規模で選ぶのも、決して間違った選択ではないと思います。そして子宮摘出に不安が残れば、既婚・未婚、年齢、出産の有無にかかわらず、自分の気持ちを正直に主治医に話すことをお勧めします。どんな病もそうでしょうが、自分で納得して決める、これが一番大切なのではないでしょうか?
私が子宮摘出に本当に納得出来たのは、三番目の医師の時です。この先生は要観察を勧めながらも「手術も間違った選択ではないよ。筋腫というのは、自然には絶対小さくならんからね。今なら膣式でしどきやし。子宮は全摘です。あんたの年(当時43歳)で子供が三人いてたら、普通はもう産まんわな。子宮を置いといて、再発したわ妊娠たわでは、大変やろ?」と言われました。私は結婚が21歳と早く、上の息子達が成人になった今も、時々遅れる生理の度、大丈夫と思いながら妊娠判定薬を買うときなど、我ながらみっともなく、もういいかげんにしたいなと思ったものです。喪失感ではなく、そうか妊娠から解放されるのかと、目から鱗でした。
当初の脅され気味でビクビクしながら、後ろ向きに納得しての子宮摘出から、段階を踏んで、健康を取り戻すための子宮摘出だと、気持ちが前向きになった、結果オーライの私の手術でした。この筋腫日記は、これからも折々、一年くらいは書きたいと思っています。現在筋腫に悩み、この日記を参考にされる方に、元気な私の姿を見ていただきたく、それは私の今後の励みにもなるからです。
それ以外の方々、特に男性にも読んでいただきたく思っています。子宮を取ると女でなくなるという考えは、未だに多くはびこっています。それ故興味本位の見方をされることに辛い思いをするため、厳しい症状の中、なかなか手術に踏み切れない方も多いはずです。そういう偏見を覆すためにも、あせらず急がず、以前より女を上げるよう頑張りたいと思っています。取りあえず血行が良くなったのか、肌がちょっと白くなりました。それでは皆さん、今後もドウゾヨロシク。
備考
入院費は、所得により高額医療払い戻し請求というのがあり、大阪市は世帯総所得670万円以下の場合(年収ではないのでお間違えなく)、雑費食費を除く入院費が、72900円以上かかった分が、申請すると3ヶ月以降に戻ってきます。私の場合は入院費136950円、その内医療費125970円から72900円引いた分が払い戻しされます。注意点は、一ヶ月単位の計算なので、二ヶ月にまたがると、返金されないこともあります。私はその辺も踏まえて、入院は月初めを希望しました。その他高額医療貸付制度もあり、先に72900円を払うと、それ以上は支払わなくても良い制度もあります。入院の際は、お近くの役所にお問い合わせ下さい。
04月13日(木)
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