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squallのひとりごと
by squall
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■クラブユースつれづれ日記。
舞台が東北だから奥の細道のほうがふさわしいか。

それはともかく、クラセンにて。

サンフレッチェの試合を応援するのはもちろんなんですが、クラセンは、他の2大会と決定的に違っているところがあって、それは、グループリーグ〜準々決勝までを、Jヴィレッジで一同に会して開催するというもの。

ということは、来年のJリーガー、もしくは将来の日本代表の見本市になるということで、今年も綿密に計画だけは立てて、浦和ユース、横浜FMユース、大分ユース、ジュビロ磐田ユース、福岡ユースなどを見てきた。
ガンバとFC東京も見たい選手が多かったのだけれども、すべてサンフレッチェの裏だったので、涙を飲んでさようならでした。

まあ、ガンバと名古屋に関しては、春先に吉田に着てくれたから、みることは出来たのだけれども…。半年でも高校生は成長するからなー。残念。

で、他チームの気になった選手を少しずつ。

山田直輝くん(浦和・高2)…トモのパートナーとして、U-17の映像の方では何度も見ていたけれど、生で見るのは初めて、かな? 止める、蹴るなどの基本的な技術は、もちろんしっかりしていた。体は小さいけれども、バネがすごくて、ボランチにも関らず、スピードがある。レスポンスが速く、球際が強い。運動量が半端じゃなく多く、技術と運動量が両立する稀少な選手でした。

小手川宏基くん(大分・高3)…彼は、なまでも映像でも、見るのは初めて。シャムスカには、MFとして使われているようだけれども、ユースではFWをやっているようだ。この日は、それほど相手が強くないこともあって、プレッシャーが弱い中ではあったが、前線から降りて来て、しっかりとボールキープして、楔で落としたり、左右に展開したりと、多彩な技を見せてくれた。しかし、ゴールエリアに近づくと、途端にスピードが上がり、鋭い動きでゴールを急襲する。オールラウンダーなストライカーに見えた。

鈴木惇くん(福岡・高3)…今大会、もっとも目を引いた選手。残念ながら、対戦相手のジュビロ磐田とでは、チーム力に差がありすぎたが、彼のプレーは、一際目立っていた。まず驚かされるのは、状況に応じた正確なキック。種類が多く、考えながら適切な球質でいろいろなキックを蹴ることができる。攻守の切り替えの速さがものすごく速い。的確に相手のパスコースを読んで、カミソリのような守備をしてくる。遊佐と一誠を足した感じ(2で割らない)U-18の主力というのも頷ける。

山本康裕くん(磐田・高3)…すでにフィジカルが完成しており、中盤の競り合いにめっぽう強く、しかも、左右両足から40m級のロングキックをバンバン通す。捌きの上手い福西といった様相。トップチームの戦力としてカウントされているのもわかる話。もう既に大人のプレーだった。

押谷祐樹くん(磐田・高3)…体は小さいが、点を取るために作られた精密な機械のようなストライカーだった。一つ一つのプレーが正確で、丁寧。さらに、チームの連動した動きの中で、自分の生かし方をよく知っている。前線からのディフェンスでも、先の展開を読んで何度もパスカットし、そこから決定機をいくつも作り出していた。今大会は既に8ゴールを上げ、得点王街道をまっしぐら。大会ナンバーワンスコアラーは間違いないでしょう。

ジュビロはほかにも須崎くんとか原田くんとかいたのだけれども、DFである須崎くんは、ほとんど仕事がない状態(笑)ビルドアップがよく、判断の速さが目に付きました。原田くんは、とにかく速い。木原くんみたいな感じでした。懐かしさを覚えました(遠い目)

菊池大介くん(湘南・高1)…既にJ2デビューを飾り、高萩の最年少記録を更新してくれた選手。初戦でサンフレッチェと対戦したのだけれども、確かに逸材でした。視野が広く、ちょっとしたスペースがあれば、鋭いパスを出してくる。ボディシェイプが良くて、並みの寄せじゃあ、ボールが取れない。森崎カズみたいな選手。対戦相手としては、とても嫌ーな選手でした(笑)


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08月02日(木)
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