ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■ふははははははっ(誰?笑)
関西のほうがなんとなく寒いですね・・・キャンプに行きたい旦那が天気を気にして行きたいと言い出せずに悶々しています。だってねぇ嵐になるみたいだしねぇ(爆)

中国の往復の飛行機で2分割して映画を1本見ました(乗っている時間が短いので片道では観終えられなかったのです)

「District 9」
あのラブリーボーンやキングコングやロードオブザリングでおなじみピータージャクソン監督が見出した若き才能ブロムカンプ監督はまだ20代。その感性のみずみずしさと、わざとらしいまでのリアリズムの追求が、この作品を非常に面白く引き込まれるものにしています。
南アフリカ・ヨハネスブルグ上空に突然現れた巨大宇宙船、数ヶ月の沈黙を破り人類が中に強行進入してみると、中には100万を越える昆虫のような(後に蔑称としてエビと人類は呼びます)エイリアンの難民が餓えて弱っていました。
救援せざるを得なくなった人類は、宇宙船の下に難民キャンプを設営しエイリアンを住まわせました。それから28年後が舞台。エイリアンは難民キャンプで180万まで増えています。
映画のつくりはまるでCNNかBCCの報道特番のようなつくり。エイリアンを隔離した難民キャンプを「District 9」と呼ぶのですが、そこはスラム状態、これはまるでアフリカにある難民キャンプを皮肉っています。キャンプにはエイリアンとギャングのような人類が共存しているのですが、すさまじい荒れっぷりで、国連は彼らエイリアンをもっとましな(本当にましなのかどうかは映画を見て判断)新しいキャンプ地へ移転することを決め、エイリアン宅を巡回して退去通告を始めます。その国連機関の職員が主人公で名前がヴィカス(シャルト・コプリー)。彼も本当にエイリアンを移転させる任務なのか、ちょっと怪しかったり、そんな怪しい行動の途中で立ち寄ったエイリアンの家で得体の知れない筒から噴出した黒い液体を浴びてしまい、それが彼の運命を大きく変える大変な事態へと発展していきます。
あとは、是非見てください。非常に面白かったです。後半はCGも含めてSF作品としてもとても緻密に構成されていますが、なにしろ娯楽作品ではなく、十分にメッセージを持ち、人類社会の暗部を批判しています。若い監督ならではの意欲作であると思います。どうりでアカデミーにノミネートされたはずです。
アメリカでは昨年の8月に公開され話題になり、12月にはもうDVDも発売されていたのですが、日本は静かですね・・・けっしてお金を沢山かけたわけでもないし、けっして万人受けする作品でもなくて、SF好き社会問題好き映画好きに受ける問題作だと思います。

おまえらのチケット来てました!!ぼちぼちの場所です。

そしてペンギンの問題劇場版のDVDも・・・ちょっと後で見てみよう(笑)

>HRMさん
リングにかけろの情報ありがとうございます
>4月2日からスカパーのPPVプレミア「スカチャン」で放送される「リングにかけろ1 影道編」にナポレオンという役でご出演されるんですね。

これは・・・観るのにハードル高いですね。CATVではどうやって観るのかな?
でもって、前回の地上波で放送されていたのでは(あれは何編?)森川さんの役のナポレオン・バロアは2〜3回ちらりと画面にでてきて、ワインか何か持ってるオスカルみたいな金髪巻き毛で「ふふふっ待っていろ、最後に勝つのは俺だ〜ふははは」みたいなキャラでしたよ(爆)。今回のお話には直接対決のエピソードがあるのでしょうか?前回みたいだと、かなりというかほとんど出番が無くて・・・戦うエピソードになるなら、ちょっと燃える展開になるので、是非観てみたいですね。ちょっと探ってみます。






03月19日(金)
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