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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■スミソニアンは広大
たまには、ということで写真をアップしてみました。2005年に行ったスミソニアン航空史博物館の別館(空港の近くの格納庫)でみたスペースシャトルエンタープライズです。この別館には本館の博物館前から送迎バスが出ていますので、勝手のわからない観光客でも気軽に見に行けます。お薦めです。
なにしろ、本館に並べきれない大型航空機がいっぱい(百機以上?)格納されていて、目玉はこのシャトルとコンコルド旅客機など、それはそれは大規模で目が泳ぎます(笑)私は宇宙一筋(小学生から中学生まで宇宙飛行士になりたいと心の隅で思っていましたので、SF好き、科学好きです)、旦那は古いのが大好き。
無類の飛行機好き夫婦で、ついでに空港近く、飛行機の離発着直後の低空での姿が遠目でリビングから見えるマンションに棲んでいたりするわけです。
とにかく、スミソニアンには過去2回行きましたが、何回行っても全部は廻り切れないです。
自然史博物館だけで1日は遊べますし・・・旦那は航空史博物なら何回でも行こうとするし(笑)
ということで、ナイトミュージアム2をやっと観に行って来ました。吹き替え版です。
映画館、一番大きなホールでしたが、ほぼ8〜9割埋まっているという大盛況ぶり。半分が子供達。
沢山の好奇心に目を輝かせた小学生達と一緒に大笑いしながら楽しんで観てきました。
これこそ映画、こんなの子供の時に見せられていたら、私は博物館の職員になっていたかも知れません。
いまだに、博物館に入る瞬間のドキドキ感、わくわく感だけは、10歳の子供にも負けない気がします。
特に恐竜の化石ですね(笑)。
映画ですが、とにかく前作の良い部分は維持しつつ、新しい展開を楽しめました。
主人公ラリー(ベン・スティーラ)は前回とても挫折したダメダメ感のある男で、そんな彼がとんでもない秘密を持つ博物館の夜警の仕事を通して男としての自信を取り戻して行く話ですが、今回は彼があの後ビジネスで成功しているというところから始まるので、どうしても不況の影響が大きい今の時期に、映画を観に来る親や大人に共感が得にくいのでは、と一瞬思いましたが、もうドタバタ騒動が始まってしまえば、すっかりそんなことは忘れました。とにかく今回のラリーはぱりっとしたスーツが似合ってかっこいいし、おなじみの夜な夜な動き出す博物館の収納物達との友情が素晴らしいし、新しい敵(たぶん)との戦い(になるのかな?それほどすごい切った張ったじゃなくてドタバタ追いかけっこみたいなものですが)が、とってもはつらつとしいて、爽快でした。
前作より、ネタを詰め込み過ぎな部分もありますが、いろいろな映画作品へのオマージュ(パロディ)なども盛りだくさん、そんな大騒ぎの中にあっても、警備員との延々とつづくぼけなやりとりなど、緩急があって上手い。アメリアとのロマンスが、なんとも一方的というか、アメリア役の女優さんですが、キュートな外見ではありますが、同姓から観るとちょっとうっとおしい系な性格のヒロインで、男性受けの方がよさそう。
森川さんの担当するジュデダイアは、今回も結構出番が沢山(1に登場する博物館の展示物の中では出番もセリフも断然多いキャラの1人、もう1人はミニミニの相棒オクタヴィゥス)。
吹き替え版キャストは違和感のある人は1人も居なくて、本当に鉄板な雰囲気で最高に楽しめました。
鈴木氏の今風吹き替え指導(脚本のどこをどう修正したのかよく判りませんが)、KYみたいな用語がでてきたり、すべらない話ネタが出てきたあたりで、彼の手が入っているのかなって感じがしました。
もともと上手い声優さん達なので、それほど違和感は無かったですが、確かに、前回よりも、全体の乗り突っ込みが軽くなったというか、吹き替え版を観ているという感じより、日本のドラマを観ている雰囲気に近かった印象です。あまり意識したことはないですが、翻訳小説がそうであるように、吹き替え脚本にもそれなりの吹き替え風なテイストというのがあるのかなぁと思います。もう何回か観て、字幕版観て原語で何言っているかと聴き比べたりしてみたら、この、うっすらと感じている違いの部分がもうすこし明確になるかなって思います。
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08月15日(土)
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