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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■大いなる弁舌
「大いなる陰謀」(原題:LIONS FOR LAMBS)
2008年アメリカ92 分
監督:ロバート・レッドフォード
キャスト:
マレー教授…ロバート・レッドフォード(菅生隆之)
ジャニーン…メリル・ストリープ(塩田朋子)
アーヴィング上院議員…トム・クルーズ(森川智之)
トッド…アンドリュー・ガーフィールド(細谷佳正)
アーリアン…デレク・ルーク(志村知幸)
アーネスト…マイケル・ペーニャ(中谷一博)
3つの場所で同時に話が進行する形式。
野心家で若手の共和党上院議員アーヴィングは、初当選で彼に期待しているという記事を書いたベテラン女性ジャーナリストのジャニーンをオフィスに呼びつけ、スクープを報道しろと独占インタビューをする。話の内容は、対テロ戦争の局面打開のための米軍によるアフガンでの極秘作戦。一方では、まさにそのアフガニスタンの山中で、「国を変えるために、戦場へ行く」と正義感と愛国心と希望を抱く貧しき大学生志願兵の二人の若者が、生死をかけて戦っていた。
そしてさらに、もう一方では、若者達の大学の恩師であり思想的に影響を与えたマレーが、教え子に自分が今なにをなすべきかを考えさせるための議論をふっかけていた。
密林がめずらしく発売日に配達してくれたおかげで、男子400リレー銅メダルに狂気乱舞した直後から見始めました。意外なほど短い(実際92分だなんて思ってもみませんでした)というか短く感じる作品です。
テーマが非常に重く、見た人一人一人(アメリカ人)に、今あるいは将来、自分が何をなすべきか、何もせず傍観者でいながら、一方で沢山のアメリカの前途ある青年達が最前線で命の危険にさらしている状況を、傍観して本当に良いのか?と問いかけてくる。
重いテーマのお話です。
吹き替え版
塩田さん、知的な感じキャリアがある雰囲気が、メリルにもなかなかのシンクロ度で素敵。
そして菅生さん、意外なほどレッドフォードにばしっと合っていました。
さすが。
そして、トム。
とにかくMi3や宇宙戦争の時と同じ声のトーン。響きの良い声、そして素晴らしい弁舌。
やや、良い声すぎる気がしますが、良い演技でした。
ものすごく見応えがありますし、森川さん凄く良かったです。
web拍手沢山押してくださりありがとうございます。
リレー日本男子ばんざーい、おめでとう!!
08月22日(金)
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