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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■簡単にはあきらめない
お盆明けなのですが、なんとなく出社している人が少ないような・・・
朝早くに召集された会議も、思ったほどの内容じゃなくて、今日はすこし暇でした。
そんなわけで、早く帰って何か見に行こう、ダークナイトでももう1回と思いつつ、昼休みにネット検索していて気がつきました。事務所から結構近く(良く調べると実は、ローカル線乗り換えで30分以内に行ける距離)にMOVIXシネコンを発見。
しかも、すっかり半分あきらめていたハルク吹き替え版を1日1回だけ18時35分というがんばれば間に合う時間に上映しているじゃないですか・・・

そんなわけで、定時後ダッシュで行って来ました。たぶん今週で終わりに違いない(笑)
なんともガラガラの劇場(多分お盆は相当に混んでいたかと)、同じスクリーンでは観客は3人。
ほぼ貸切状態でした。

インクレディブルハルク(日本語吹き替え版)

キャスト
(芸能人の主演なのに、パンフに書いてなかったです・・・
エンドロール最後にキャスト表示あり、記憶にない分は一部ネットから拝借)

ブルース・バナー/エドワード・ノートン:水嶋ヒロ
ベティ・ロス/リヴ・タイラー:甲斐田裕子
エミル・ブロンスキー/ティム・ロス:檀臣幸
ロス将軍/ウィリアム・ハート:菅生隆之
サミュエル・スターンズ(Mr.Blue)/ティム・ブレイク・ネルソン:森川智之
スタンリー/ポール・ソールズ:小山武宏
レナード/タイ・バーレル:咲野俊介
謎の男(トニー・スターク)/ロバート・ダウニー・Jr.:藤原啓治

オープニングが終わるまでに、ハルクがどうしてハルクになったかのいきさつが濃縮して紹介されたのには驚き、この作品はそこにくどくど時間をかけることはせず(既に観客はハルクがどうして生まれたかを十分承知との解釈に違いないです)、物語の本質はハルクとなってしまうブルースの苦悩と愛、愛する人を守りたいがゆえの怒りのお話。これまた、想像以上に面白かったです。
今年の夏の映画は、面白いのが多くて、大あたりです。
エドワードノートンは、のほほんとした顔をしているので、恐ろしくヒーローなポジションが似合わないのですが、なぜか絶妙にムキムキじゃない程度に綺麗に鍛えた体(ファイトクラブのときより、年齢も上がったせいか、さらにしっかりした体)ゆえに、ハルクへの変身はギャップでもあり、納得でもあり。
心拍数が200を超えたらだめらしく、愛する人との新陳代謝の上がる運動すらはばかるというのが、とても悲劇的。軍の兵器開発の実験の結果の産物である自分を、軍にだけは渡してはいけないという信念と、元の普通の人に戻りたいという、切ない思いが、ストイックな表情もあいまって、ハルクは本当にいつも暗くてかわいそうなお話です。
とにかく、ブルースは学者さんというか研究者なので、知的でストイックな感じが、ハルクとのギャップになっています。
そして彼の血は、新たな悲劇を生む力を秘めているため、いろいろ起きてしまいます。

ハルクの血をもらって、ハルクもどきに変身してしまう、兵士としての黄昏に片足つっこんだ傭兵役にティムロス。この人、どこかで観た顔だなぁと・・・あんまり体は大きくないのに、こんな凄腕兵士の役なのか・・・思い出しました、新しい方のサルの惑星(Planet of the Apes)マークウォルバーグ主演、TV版で森川さんはマークの声を担当、のサル側の将軍の役(声は小山力也さんでした)。そう、この人です。
ちょっと、ご本人の素顔とサルの特殊メイク面影がオーバーラップ。そうそうこの人です。今回は檀さんが声を担当、違和感ぜんぜんなし。リブはダイエットしたのか細面で顔が長かったです。声の甲斐田さんは、合うような合わないような・・・演技は悪くないですが、もともとの声のイメージはリブじゃないなぁ・・・
ノートンの水嶋君、もうしわけないけど、存在感が希薄、ただただ暗い気弱な感じの単調な演技になっていて、これまたちょっと違うなぁ・・・水嶋君と上地君はとんとんな雰囲気の出来ですね。
スカイクロラの主演の加瀬君の方が演技は上かなぁ・・・

森川さんはMr.Blueというハンドル名ですごく最初から出てきました。

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08月18日(月)
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