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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■めまい
今日は唐突に休暇をとったので、周囲が驚いていましたが、出張と出張の合間の空白日だったので、上手く行きました。
そんなわけで、本当なら珍しい平日の休暇ですから、銀行行ったり、いろいろ普段休日に出来ないことするとか、やれば良いのですが(実は郵便局に行きたかった、関西の家の近所の・・爆)今日は早起きして、上野公園へ行って来ました。
こちらへです↓
「対決−巨匠たちの日本美術」
(国宝やら重要文化財40点をはじめ、総数100点超えの大規模な美術展です)
2008/7/8(火)〜2008/8/17(日)
東京国立博物館・平成館にて開催
ヘブンズドアのお仕事情報で昨日告知されていました
森川さんが音声ガイドの長沢芦雪を担当しています。
声優さんの紹介は、会場のオーディオガイダンスセットを借りるとくれるA4のリーフレットに
製作会社であるARTandPartさんの公式サイトから声優さん紹介ページがリンクされています。
会社公式http://www.artandpart.co.jp/index.html
担当声優さんの紹介(第1弾と第2弾の2ページあります)
http://www.artandpart.co.jp/recommend/15_taiketu.html
<音声ガイド出演者>
(S様下記リスト部分をコピペさせてもらいました)
・ナビゲーター:松尾佳子
・運慶(櫻井孝宏)VS快慶(森久保祥太郎)
・雪舟(飯塚昭三)VS雪村(古川登志夫)
・永徳(内海賢二)VS等伯(斉藤茂一)
・長次郎(槇大輔)VS光悦(中村正)
・宗達(小林清志)VS光琳(窪田等)
・応挙(稲葉実)VS芦雪(森川智之)
・仁清(平野義和)VS乾山(田中信夫)
・円空(近石真介)VS木喰(野島昭生)
・若沖(根岸朗)VS蕭白(玄田哲章)
・大雅(若本規夫)VS蕪村(清川元夢)
・歌麿(野沢那智)VS写楽(羽佐間道夫)
・鉄斎(池田秀一)VS大観(加藤精三)
以下感想です
とにかく、平日の午前中にもかかわらず人がいっぱい。
中高年初老の美術品好きの軍団は覚悟していましたが、学生さん風、先生風の方々も多数見受けられます。
とにかく展示物が素晴らしすぎます。こういう美術品を愛でに行くのは、2001年に行ったルーブル、オルセー、大英博物館の仏英観光以来、しばらく美術品ご馳走様状態だったのですが、学生時代に東山魁夷に狂って彼の作品をみにほぼ1週間毎日、千里にあった国立近代美術館に通い詰めたのを思い出しました。
今回の見所は、本物の雪舟や応挙や芦雪、宗達や光琳そして歌麿や写楽、円空などなど、教科書でしか知らない超有名な日本が世界に誇る最高レベルのアーティストの作品を生で見れることです。
もう、とにかく、その襖絵のすばらしさ、屏風絵の素敵さ、天井絵の緻密さ、構図の大胆さ、レイアウトの素敵さ、筆づかいの大胆さと上手さ、どれもこれも、すばらしいの一語でした。
そして、その素晴らしさの演出の一翼を担っている、超、超、すばらしい音声ガイダンス。
音声ガイダンス、だけで2巡回聴いてしまいました。めまいしそうになるほど素敵でした。
とにかく、全員知っている、よくTVでさまざまな番組で声を聴く方ばかり。
とにかく上手い、個人的に特に気に入ったというか聞き惚れたのは、槇さん、斉藤さん、玄田さん、内海さん、小林さん、加藤さん・・・ああ、やっぱり全員です。
かなり気合が入った実力派の朗読対決になっているので、聴くほうもわくわくしました。
技術的に一番難しいストレートナレーションの技の応酬がほとんどなのですが、例外的に演技調を混在させてしゃべっているのが、野沢那智さんと羽佐間道夫さん。写楽と歌麿の作品背景にあわせた小粋で洒脱な掛け合いが光っています。他はみなさんストレートナレーションでまさに本領発揮です。良い声祭り。
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07月15日(火)
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