ID:102711
声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■カニカニパニックで遊んだ日
namcoのカニカニパニック(挑戦2回目、近所の駅前百均ショップの横のさびれたゲームコーナーにあります、今日は前回と位置が変わって、店の一番奥にワニワにパニックと仲良く並んで置いてありました)
前回は機械の整備が万全でなく、カニが途中でひっかかって出てこなかったりしてましたが、今日は整備が万全でした。2度ほどゲームをしましたが、一人だったのでカニが出てくるシーンを写真に収められなくて残念。


カニが波型レールに沿って出てくるのですが、そのレールが平行に4段あります。
今回、まじめに動作するのをきちんとやってわかったことですが、最上段のカニをボコると、”イデェッ”とうだみ声の森川さんの声がします、残りの3段は女の子声(もしくは音声変換かもしれませんが)。

まず、前回は気がつかなかったのですが(置き場が変わって、周囲が静かになっていたので今回気がつきました)お金を入れると最初に”だんだんだんだんだだっだっーいっすきいたずらするぞっ”という感じの歌みたいなのが・・・森川さんの野太いだみ声、これがゲーム始まりの合図(爆)。
この歌の雰囲気は・・・どこかで聴いたぞ・・・と思い出しました、まさしくおまえらの世界、あの聖丼メン大学校歌とほとんど同じ音使い、まさにこれは森川さんアドリブソングの世界です。

次にカニが動き始めるのですが、出てくるカニをかたっぱしから付属のクッション付ハンマー殴るゲームです。殴るとカニが声を出すしかけ、なぐらなくても”いくぞ”とか”やったなぁ”とか女の子の声や子供の声がするのですが、一番上の段のカニを殴ると”イデッ”とか”なかなかやるカニ”とかの森川さんの太いだみ声が聴ける仕掛けになっていました。40ポイント以上で時間延長、森川さんの声で”まだやるカニ”みたいなせりふが入って、カニがどかどかと一度に出てくるボーナスステージが最後に加わります。
大爆笑・・・一日中でも遊んでいたいのですが、これ、結構疲れます。

今日は先週のつづき、ベルセルクを最後まで観ました。
これって、若者へのメッセージみたいな作品ですね。自分で自分の道を決めたなら、どんなに苦しくても辛くても、決して投げ出すな、自分から舞台を退場してはいけない・・・といった感じ。なかなかまじめで正統派の台詞や掛け合いが聴けます。
ガッツの生き様やグリフィスの生き様、そして鷹の団の主要メンバーの生き様など、まさに観ていてとても惹き込まれる、メッセージ性の強い真面目な作品。久々に、アニメを観て胸が高鳴りました。
最後が悲劇と判っていても、そこへ至る過程が、そんな選択をしてしまう人間の性が、それぞれの人の思惑と心の弱さや過ちが、心に突き刺さってきます。結局は、強く見えるグリフィスですら、実は己の心の弱く醜い部分を、ガッツに頼ることで補おうとしていたり、ガッツはガッツで、自分にのしかかってきた、さまざまなしがらみや人のつながりでの義務や重圧の一切を、放り出してしまうことで身軽になろうとしてみたり、そんな自分の身勝手さに気がつかずに人を傷つけてしまったり・・・最後には、これらのすべてが無に帰す”蝕”に巻き込まれてしまう。脚本がなかなか良いです。
そして、メインの二人だけでなく、脇を固める石田さんの役の男前で素敵なこと、かなりかっこいいです。
ガッツの神奈さんとグリフィスの森川さん、好対照な役柄でした。
最後の方、森川さんのモノローグが結構長くあって、ガッツが主人公なのは間違いないですが、その彼と同じぐらいの重みでグリフィスの人生を描いてあり、しかも彼の心理が最後にどどどっとクローズアップされていて、最後はまさに主人公でした。
モノローグの森川さん、正直、きっと今ならもっと違う演技するのではないかって思う場面もあります。
一番感じたのが、モノローグではないですが、かなり長い台詞のシーン、毒殺を謀る宰相との会話です。
きっと今なら、もっと違った言い方をするんだろうなぁ・・・このシーンだけは、演じる彼の未熟さを実感してしまった場面でしたが、それでも、当時の彼にしかできないであろう一生懸命さ感じられて、十分に魅力はありました。


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08月05日(日)
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