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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■1日飛びました
昨日は、ほぼ午前様でいろいろ急ぎの仕事がいっぱい。
でもってアパートに帰ってみると、とうとうMACの不調がネット接続に及んだのか、どうしても回線がつながらない、ということでネット落ちな夜でした。
深夜にふと、どうしても仕事頭から開放されたくて、漠然と録画している新スタートアニメ眺めていてもまったく楽しめない、なんとなく、吹き替え演技のことをもっと確認したくなりました。
日曜に50年史を観たせいで、声優さんのお仕事に興味が沸いて、どうにも収まらないのです。
そこで、HDレコーダーに録画を残してしてある、デビル、スパイゲームそしてセブンとマトリックスリローデットの要所を主/副音声両方同時再生しながら、各役者さんの演技を確認してしまいました。もちろん、ブラピ=森川他いろいろ名場面をかいつまんで・・・
本当に朝に近い、深夜に感動の嵐。
だって、あまりに上手いのですから・・・抑揚から声のかすれ具合・・・何回も観るたびに日記に書いていますが、デビルのシンクロ度合いは半端じゃなくて、ブラピが台詞をしゃべりながら思いが溢れて涙が出てしまい、泣きながら続きをしゃべるシーン、どうして森川さんまで鼻声に変わって、声が震えて・・・いやぁ・・・同時に両方再生して、英語の台詞が分かりやすいので何を言っているか分かるだけに、その表現力というか、シンクロ度合いに・・・ちなみに村井さんも磯辺さんもハリソンの声の抑揚というかイントネーションの雰囲気までそっくり同じです。
この人たち、吹き替えのプロ達、半端じゃないです。自分の演技を自分流に演じるオリジナルの役者さんとは違った、ものすごさに職人魂を見ました。
片耳だけでオリジナルの台詞を聞いて、その咳払いやかすかな叫び声から息遣いまで、すべてシンクロさせながら、さらには何をしゃべっているかじゃなく、その抑揚と声のトーンと表情から感情を察知してシンクロさせ、それに自分の演技を乗せてしまい聞いてるものに違和感与えないだけでなく、さらに魅力的にする、そんなことが出来るものなのですね・・・
そう、役者さんによっては、感情が入ると、たまにご自分の演技も入れてますね(息とか掛け声みたいなもの)それはそれで自然で、オリジナルにない場面。
たとえば、賢雄さんのスパイゲームも見たのですが(以前にSさんがご自分の日記でそのことを記述されていたのを思い出して、見比べました)。
屋上でレッドフォードに向かって椅子をたたきつけながら”くそっ”て言うシーン、ブラピの声は入っていないけど、画面ではいかにも”くそっ”て言っている雰囲気な場面、演技の感情の流れからそうなったのだと思います、あの瞬間だけ、ブラピが堀内賢雄に取り込まれた瞬間ですね、ちなみに森川さん版では、声はオリジナルと同じくで入ってませんが、なんとなく森川さんの荒い息がかすかに聞こえます、声なき声みたいな感情の入り方です。
こういうアドリブはアリだと思います。というかそういう部分がある意味では吹き替え版ならではよさではないかと。
そう、確認して気がついたのは、キアヌとブラピでも、演じる森川さんの声の出し方というか、しゃべり口がぜんぜん違います。
鋼鉄三国志
キャラ絵が妙にリアルっぽかったり女性漫画っぽかったり、あんまり安定してないと、構図はダイナミックで今風のデフォルメしたクローズアップなどハリウッド的な雰囲気もありながら、思ったほどアクションシーンでは動かないので、漫画に声と色がついてるのに近い印象。
難しい漢字名がいっぱい画面にドカーンと登場人物が背負って現れるので、どうせなら括弧して(CV松本保典)の表示もしてほしいなぁ・・・松本さん凄い声の感じを変えてきたのでびっくりでした。さすがぁ・・・
主人公は宮野君でキラなのですが、キャラ絵には合っていた演技だと思います。それと、子安さんが専売特許の銀髪の人(笑)で諸葛孔明。こういう役では本領を発揮します。でも、でも、でも注文をつけるなら、最近の子安さんは演技が安定しないなぁ・・・ものすごく上手いと思える台詞と、あれ?とも思える台詞が混在していて、ちょっと・・・こういう抑えたキャラの演技が如何に難しいかを実感。
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04月10日(火)
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