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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■カサノバ
カサノバを観てきました。
近所の映画館ではインサイドマンとウルトラヴァイオレットに押されて上映は1日2回、そんなわけで仕事の都合をつけて夕方の回にぎりぎり駆け込みました。
水曜レディースデー、いっぱいでは有りませんでしたが、99.9%が女性でした(笑)
映画評は後日コラムのサイトに書きますが、とリあえず感想を。
最高に楽しくてステキなラブコメディーでした。スリリングな部分もありますし、ほろりとさせる部分もありますし、何より彼女の心を射止める事ができるのかどうか、はらはらさせてくれます。こんなに面白いとは予想以上、どうして宣伝しないんでしょう、もったいないなぁ・・・
事前にコメディらしいというのは、映画好きな方のブログで確認していたのですが、ここまで楽しいとは思いませんでした。とにかく、ヒース(レジャー)のカサノバが若々しくてキュートでしかもぜんぜん嫌みを感じさせない格好良さ、最高に魅力的で男前・・・しまった、すでにファンフィルターが分厚く入っているかも・・・
しかしブロークバックのイニスなヒースとは180度違います、まあイニスはジャックに惚れられるとはいえ、さほどいい男全開モードのフェロモンを出してるわけではなくて、ボクトツとした男らしさの魅力が良かったのですが、このカサノバな彼は、とにかく可愛いくてセクシーでした。
で、この作品はそういうベットシーンとかもあるのですが、ぜんぜん嫌らしいエロイ雰囲気はなくて、自然な男女の欲求に基づく行為という感じであっけらかん、しかもシェークスピアのようにウィットに富んだこじゃれた演出なので、ヤリスギ感のない心地よい品のあるコメディです。
ヒロインのシエナミラー、演技も表情も上出来。トップモデル出身というわりには、作品での雰囲気は超絶美人というよりも知性的で男勝りでロマンチストな女性をうまく演じていました。
あれ?これ・・・どこかで観たなぁ・・・と思って、はたと思い当たりました。ヴェニスの商人の世界なんです。しかもシャイロックの居ない・・・ロケ地も撮影場所もかなり被っているんじゃないでしょうか?衣装もそうですし・・・だからというのもありますが、町並みが同じ空気、そして人々の暮らしぶりや雰囲気も・・・
なんと役者さんも被ってます。今回の悪役、公序良俗を乱すとしてカサノバ逮捕に執念を燃やすプッチ司教はヴァッサーニオの恋人(?)でシャイロックに肉をえぐられそうになるアントーニオ役のジェレミー・アイアンズ、今回はめちゃくちゃ雰囲気が違う嫌みな司教を飄々と楽しげに演じてます。そしてもう一人、ヴェニスの商人ではヴァッサーニオの取り巻きの青年、そしてパンフを観てあーあとのけぞりました、ドットジアイでも森川さんの(じゃない、笑)取り巻きのお兄ちゃんをやっていました、ちょっとくりくり目で可愛いチャーリー・コックス君、今回はシエナ演じるフランチェスカ(カサノバが惚れる麗しの君)の弟君役、彼は地味で晩生な感じで登場しますが、実は物語を進める上での重要な役を担うキーマン。その他共演するおじさん達もおばさん達もお姉ちゃん達(笑)も誰もがみなさん生き生きとしていて、とっても躍動感がありました。この監督さんカメラワーク、人の表情の捉え方が上手い、最高に気に入りました。特に、カサノバの唯一の使用人のルポ(だっけ?)とカサノヴバとの関係は主従でありながら家族のようで、とっても良かったです。
物語の中身は、コメディであり冒険活劇的要素もあるので、ここでは触れずに置きましょう。ただ、最後のエピソードでのヒースの表情が、彼本来の年齢、まだまだ20歳代の若者だったんだと思い出させてくれる、かわいらしくてキュートで多感で純粋な若者の表情を垣間見せてくれて、胸がきゅんと締め付けられ涙がこぼれました。いろいろいちゃもんつける方もいるかもしれませんが、映画好き、ヒース好きには最高最強の1本。
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06月28日(水)
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