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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■稀代の芸術家
天使にラブソングを2
若手声優さん総動員ですね、石田さんに高木さん、女性では矢野さんに高山さん他、知った声がいっぱい。森川さん役のお兄ちゃんは、ラップでセリフを歌う生徒でとっぽい声でかわいいし。石田さん役の少年は歌声が素晴らしくて、石田さんの声と良くフィットしている。楽しい作品だった。

昨日今日とBL小説を2冊読破
摩天楼に抱かれて
こっちは日系アメリカ人セレブが仕事の商談で主人公の勤務するホテルに長期滞在。客室係でホテルオーナー一族の御曹司の美形の主人公は良いところのおぼっちゃんで悩みは異性に興味がわかないこと。はじめは何事も控えめな感じな性格かと思いきや、いざ情事となると意外に大胆。一方若き実業家は完璧にこのお坊ちゃんにめろめろって筋書き。
一気に読める話しで、お互いの気持ちが確かめられない初期の二人の手探りのやりとりとか、なかなか面白かったが、後半にアクション系の要素を持ち込んだわりには、ちゃっちかった。だいたい摩天楼から来た日系の美男子やり手セレブ男が日本の美青年の身分をやつしたサラブレットに惚れるというお話が、どうも嘘くさくて・・・笑。ホテルの内情とか、結構取材している感じがしてリアリズムがあったのが良かったかな。ドラマCDでどうアレンジしてくるのか、ちょっと楽しみ。
梨園の貴公子
これ、ざっくり読むだけにしようと思っていたのだが、ちょぼちょぼ中を眺めるうちに、だんだん世界に惹かれて、結局頭から最後まで一気に3時間ほどの電車の移動で全部読んでしまった。面白かったです。
常磐の生い立ちや人となり、そして彼を取り巻く人々、浅葱の過去と現在そして彼を取り巻く人のさりげない描写が、なかなか上手いなと思った。浅葱の視点でほとんどの話しが進むので、魅力的な常磐のミステリアスな部分がどんどん明らかになって、これほどまでに可愛らしい(とアフレコレポートにも作者先生のコメントがあります)部分があるのかというシーンでおもわずほくそ笑んだ。私も常磐に惚れました。実在したら歌舞伎座通い詰めます(笑)もう全部のセリフを頭に焼き付いてる井上さんの声と森川さんの声と飛田さん堀内さんの声で脳内変換して読めるので、ドラマCDを聞き終えたような錯覚を起こしてしまった。ラブシーンでの森川さん井上さんの駆け引きがめちゃくちゃ楽しみな感じがする。すごくいいお話でした。この場合常磐が女形じゃないというのも味噌だし、それでいて鬼畜攻めでないところも面白い展開で、しかも年下だし、浅葱も決して女々しいBLに良くある女性の代理って雰囲気もしないので、なかなか、なかなか。あまり大きな起伏があるわけではなくて、二人が出会い、どうして常磐が浅葱に写真集の撮影を頼んでくるのか、という下りが、良くまとまっていたと思う。原作読めば読むほど、森川さんがどれだけプレッシャーを感じたか分かる描写がちらほら、バリトンのとんでもなくもの凄い良い声(この部分は絶対に大丈夫、この人は声優界でも屈指の美声)であり、人を魅了し目を離せなくする芝居をする(これを声で演じるのは、かなり大変)のです。助六のシーンの描写も、なかなか期待してしまうのだけど、森川さん歌舞伎の下りは初披露(たぶん初演技)なので、あんまり期待しすぎてしまうと申し訳ないので、期待半分で物語り全体の仕上がりに期待。それにしても、飛田さんの紫川役での揚巻の演技、実は板東玉三郎がモデルと知ってからはどきどきしている。若い人は知らないかもしれないが、玉三郎は私らの世代ではスーパーヒロインとして歌舞伎に若者を呼び込む火付け役となった天才女形である。最近TVの露出が減ったせいか噂を耳にするチャンスがなかったが、ネットで検索してみたら、玉様はご健在でご活躍なさっておりました。もう年齢的は50才をとうに超えてるとは思うが、写真で見る限り、美しいですねぇ。そして今回調べて驚いたのは、玉様は結構文筆活動も得意なようで、公式サイトの彼の演劇論は非常に興味深かった。演技者の繊細かつきめ細かな神経の行き届く様が、実に文章でも感じ取れる、いつか人間国宝へとなっていくであろう、稀代の芸術家の一人だと思う。飛田さんがんばってぇ(って収録はもう終わったのか・・・笑)


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11月18日(金)
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