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声優さんと映画とアニメと
by まいける2004
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■血のメモリアル
良家出身の美少年でありながら、借金の方に変態に売り飛ばされ傭兵となり、作戦行動で瀕死の重症、そして生体実験の犠牲者となって超人化。
日本帰還後には再度変身(転進か?)、自力で天王洲グループに取り入り、表社会も裏社会も牛じる企業グループのトップに上り詰め、ついには政財界を支配するまでにグループを発展させる。頭脳明晰で策略家の超実力派な実業家となってゆく。ついには天王洲グループをのっとり、政財界のトップをすべて秘密クラブで囲いこみ、金融にも政治にも介入する力をつける究極の黒幕にまで1代でのし上がった。彼がかき集めた総資産は最終的には600兆円と計上された。
なんとあっぱれ、なんと優秀な人なんだろう。それが水天宮寵児こと上野たけし君であった。
水天宮は金融にも造詣が深く、経営者としての経済活動能力も史上最強、英語もべらべらで軍用ヘリも操縦できる(フルメタルパニックの相良宗助以上に)火気銃器の取り扱いから隠密的な軍事作戦行動に到るまですべてプロである。
男の人のキャリアとして、これ以上のすごい設定って過去あっただろか?いやないだろうと思う。ある意味このキャラは過去最強の人物像なのであると思う。いったいぜんたい、作品的に他の平凡な普通の人々とのバランスがまったく取れない、この突出した人物背景もつ怪物キャラ作り出してしまって、どうするつもりなんだと、最終回でなければ収まりがつかなかった気がする。
しかし、神楽をわが者にしようとした、神谷首相という筋書き的には究極の悪の代理人が、キッチュでチープなひんしゅくの最低行為をやってくれた超設定のおかげで、すっかり影が薄くなったカメラで爆破の怪人の雑賀君もすこしは救われている。悲劇のヒーロー水天宮さんとの最終対決それが残された展開となり、二人は燃えるビルの屋上で対峙。水天宮が最後まで崩れず、すごい人のまま、その一途な思いでやらかしたことはディープインパクト級。
後半おおいに盛り上がり、最後にすがすがしい思いを残す、こんな変なアニメ信じられません。
森川さんの演技の話が抜けてますね、苦しむ息も、ふとしたつぶやきも、そしてささやく声も怒声も、すべてが水天宮のすべての思いを内包していて、すばらしかったです。これだけの存在感、コレだけの人物設定を完全に支えきった演技力、彼にしかできなかったと思いたい(ファンだから)それぐらいの存在感でした。そして彼の声だったからこそ、この設定は生きました、最後の最後まで、水天宮の思いに迷いも黒い影もなく、ひたすら純粋な思いからの行動であったことが納得できるのも、森川さんの透明で善を想像させる声のトーンのイメージがあったればこそと思えます。こういう複雑な役にぴったりの森川智之という役者、今後さらに面白い役が来ることは必至、ますます彼が演じる役が善悪どっちへころぶのか読めなくなり、面白くなってきました。今後の彼のお仕事がどんどん楽しみになる。そんな代表作になったと思います。
GONZOさん、最初は忙しい森川さんをこんな変なアニメにキャスティングして・・・と恨んでましたが、ごめんなさい、最高に素敵な役でした。ありがとう。(手のひら返します、笑)
09月30日(金)
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