2004年05月09日(日) 如来。−ATSURO−
身内に不幸がありまして。かなりの期間実家に帰っておりました。
俺自身家族を失うという経験は初めてのものであり、知らされた時は衝撃で呂律も回らない程でしたが・・・。
ところが死に顔を見た時、不思議と気持ちは穏やかだったんですな。
世間一般では、「亡くなった直後は葬式が忙しくて悲しむ暇がない」と言われていますが、今回の俺の気持ちもそういう事かなーと思っていたのですが、違いましたね。
早い話が、亡くなる直前顔を見せていたんですわ。
呼吸器をつけられながらも、俺の顔を認めて必死で笑顔を作ろうとするのですが、苦しそうに顔が歪むだけでした。 それでも俺に笑顔を向けようとする彼は、俺に会えて本当に嬉しかったのだと思う。
俺以外にも、会いたいと思う人全てが病室に集まっていました。皆に囲まれて、死を意識しながらも、最後の瞬間まで笑顔であろうとし、臨終は家族に看取られて逝きました。
と言う事で死に顔は笑顔でした。遺影も。
彼の最後の配慮により、俺は悲しみに暮れる事無く日々を過ごしています。
俺は近しい人を亡くしたのは初めてですが、あれが最も誇らしく逝く方法なのだろうね。
何十年も立派に生きた人に、最後に教えてもらった教訓が、
「末期は笑顔であれ。家族の為に。」
有難う。そして安らかに。
ところで、家族を離れ一人暮らしでバンドをやってる連中に一言。
どんなに忙しくても実家に帰り、顔を見せておくが吉です。
では、俺はindwatで音楽と汚物にまみれた生活に戻るとします。 Voも決まったし。
そんな俺が今月観に行く映画は「ドーン・オブ・ザ・デッド」。
病気だ。俺は。
|