| 2014年03月06日(木) |
東野圭吾著「ナミヤ雑貨店の奇跡」読了 |
ケイトモートンの「秘密」から一転して人情ものの世界に。予想とは全く違く内容だった。どこかの生協の話がヒントになったのか。一見バラバラに見えるエピソードが一つにつながっていき、感動になる。認識を変えることにより、人は幸せにも不幸にもなる。そんなことを考えた。
| 2014年03月04日(火) |
ケイト・モートン著「秘密」下巻読了 |
最後のどんでん返しはすごかった。今改めて上下巻の表紙を並べてみてみる。二人の若い女性。一方が手を伸ばして、もう一方の腕にからめている。仲の良さをアピールしているのがドリーだろう。もう片方の指には煙草を持っている。そうするとこちらがヴィヴィアンか。いわゆる家族の話である。幼いころに母が見知らぬ男を刺し殺す場面を目撃した長女ローレル。その後彼女は演劇を志し、いまでは国民的女優という存在になった。一家の母親が入院し、兄弟があつまる。あの殺された男は何者だったのだろうか。なぜ母は殺害したのか。ローレルは探索の旅に出かける。母ドリーと仲の良かった友人ヴィヴィアン。こちらは戦時中に亡くなっている。ドリーはある家のメイドをしていたが、近隣の豪邸の若夫人であるヴィヴィアンと仲良くなりたいと願っている。つきあっているジミーといろいろな冒険をすることもある。その上昇志向にジミーはとまどうこともある。野心的で夢多きドリーにはあまり共感は覚えない。ローレルの母親とは全く異なる性格で、生まれ変わったようだ。一方ヴィヴィアンは子供のころ自分の気まぐれから両親、兄弟が事故死したという強い罪悪感にとらわれている。私も、多分ほとんどの読者がヴィヴィアンに同情と共感を覚えているのではないだろうか。事件もすでに解明され、もう秘密はないはずだった。ローレルはある写真に目を留め、「私の母です」と言おうとしたが、「ヴィヴィアンの写真です」と先に言われる。なんと戦時中、空襲で死んでしまったドリーと暴力をふるう夫にあきらめていたヴィヴィアンは成り変わったのだった。不幸なヴィヴィアンが幸せな母となったという結末はうれしかった。前作の秘密の花園より面白かった。
| 2014年03月01日(土) |
Victoria Holt著「Kirkland Revels」 |
Amazonでいろいろ検索しているうちに、ホルトで一番最初に読んだ本を思い出す。 内容まではわからなかったが、古城に神秘的な青年が出てきて(若いころに青年だと思ったのだから、少年かもしれない)最後にバイオリンを弾く場面が非常に魅力的だった。もう一度読んでみたい。多分書庫に埋もれているはず。
| 2014年02月24日(月) |
ケイト・モートン著「秘密」上巻読み始め |
昨年、年初に「秘密の花園」上下巻を買った同じ著者 秘密の花園には少しがっかりしたものだが、なぜか理由はわからない。
| 2014年02月19日(水) |
高田郁著「美雪晴れ―みをつくし料理帖」購入 |
久しぶりに啓文堂で新刊を購入。今新刊を買っているのはこのシリーズだけかもしれない。本を買うことがほとんどなくなった。「なついた羚羊」を朝読了。明日からの通勤のお供になってくれるだろう。
| 2014年02月14日(金) |
バーバラ・ピム著「なついた羚羊」途中 |
楽しみの一つとして、朝食、お茶、夕食のしくみと内容だ。客に出す食事(自分たちの夕食や朝食との兼ね合いをいつも計算しているところも面白い)、針仕事をしてくれる女性に出す食事。食事によって相手に対する心遣いなどが現れるらしい。チーズマカロニ、チーズカリフラワー チキンはおおごちそうだ。べリンダは思いを寄せる大執事にチキンの一番おいしい部位をよそったりしている。女性作家ならではの食事の風景の楽しさだ。
| 2014年02月11日(火) |
バーバラ・ピム著「なついた羚羊」借りる |
期限が切れていたのでバーバラ・ピムの評論と小説2冊を泣く泣く図書館に返却しに行く。先日お財布ごと紛失してしまったカードの再発行の手続きをして新刊書の棚に行くと、なんとピムの新刊があった。誰も借りなかったようだ。奇跡的な遭遇だと思った。その後「当日返却された棚」に行くと先ほど返した3冊が並んでおいてあったので、大喜びでまた借りる。どうやら邦訳されているのは先の2冊だけだったので、すごい出会いだと言えよう。と、言うか昨年はピムの生誕100年だったらしい。ずっと独身のまま67歳くらいで亡くなったらしい。小説の方はべリンダとハリエットという姉妹を中心にいろいろな日常茶飯事が語られる。語り手は姉のべリンダである。教会での交流も中心的なものだ。大執事とは聞きなれない役職だが、次の職が副牧師なので牧師のことだろうか。とにかく大執事はべリンダが大学時代に同級であったヘンリーであるが、もう何十年もべリンダはヘンリーに想いを寄せていた。代々の副牧師に夢中になってもてなしを続ける妹のハリエット。独身の姉妹といってもなかなかハリエットは流行の服を着コ泣いているし、交流も華やかで、質素で地味という言葉とは程遠いが、いずれにしても、小さなことに喜びを感じながらその日々を紡いでいるという感じか。
| 2014年02月05日(水) |
バーバラ・ピム著「よくできた女」読了 |
今年になってから知った英国の女流小説家 バーバラピム 図書館で秋の四重奏と一緒に借りてきた。 エクセレントウーマン 結婚せずに独立して社会参加もしている女性のことらしい。50代の独身の女性二人が楽しそうに暮らしている。著者が20代のころに書いたというから驚きだ。もちろん教会がでてくる。副牧師が大好きな妹は流行の服装に身を固め もてなすのが大好きだ。主人公の女性は大学時代から思いを寄せていたヘンリーが大執事をしている通う。いまだに想いは薄れていないらしい。その妻が温泉に療養に出かけたときは、少々喜んだりして、それを後ろめたく思っている。
| 2014年02月03日(月) |
バーバラ・ピム「秋の四重奏」読了 |
たまたま図書館で「バーバラ・ピム全貌 二〇世紀のジェーン・オースティン」という本を見かけ、即座に借りるが、もちろん英文学の棚に行って探したところ、この本と「よくできた女」の2冊があった。まずはこちらから読むが、定年退職を目前にした同じ職場男女4名の一見地味な日々が綴られる。個人的にはそれほどの交流もない。
| 2014年01月25日(土) |
メアリアン・シェイファー著「ガーンジー島の読書会」上下巻読了 |
新年に入ってようやく良い小説を読んだという満足感有。形式も女流小説家と島の人々との往復書簡になっている。私のように本を次から次へと読み流すのではなく、島の人々は一冊の本を大切を何度も読み直しているところが、非常に反省させられた。
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