| 2013年08月13日(火) |
山本兼一著「千両花嫁」読了 |
たまたま本日返却された本の棚でみつけた本。なかなか面白かった。京で屈指の茶道具屋の娘・ゆずと奉公人の真之介は、駆け落ち同然で夫婦となり、道具や「とびきり屋」を三条木屋町に開く。そこでは近藤や芹沢、竜馬が客としてやってきては、騒動が起こり。 混乱する幕末の京を舞台に見立てと度胸で難題を乗り切っていく夫婦を描く「はんなり」系痛快時代小説。 裏表紙解説より。
| 2013年08月10日(土) |
岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿」読了 |
9日間の夏休みという事で、始まる前は涼しい部屋で読書三昧のはずが、夏を乗り切るための部屋の模様替えに終始し、読み終えたのはこの一冊だけ。しかも、昨夜眠れないままに夜中に読んだ。まあ、大どんでん返しとでも言うのだろうか。後にまだ予約している人が30人もいるのだから、評判の良い本なのだろうし、まあ面白かったから読め通せたのだろうが。まあ、私は読者としては少々高齢だということだろう。
| 2013年08月02日(金) |
岡崎琢磨著「珈琲店タレーランの事件簿」読み始め |
良い珈琲とは、悪魔のように黒く、地獄のように熱く、天使のように純粋で、そして恋のように甘い。シャルル・モーリス・ド・タレーラン(フランス 1754~1838)この言葉を知らなかったため、題名のタレーランはあのタレーランか?などと疑問に思っていた。書店では気になる一冊だったが買うまでには至らず(表紙が漫画風である)図書館で予約をしておいた。かなり長い間かかったような気がする。今流行の日常的なミステリーの謎解きで、他愛のないエピソードが続くが、まあまあ読めると言ったところ。この珈琲店は狭い路地を抜けていくと出現する平屋の作りらしく、他にアップルパイやナポリタンもバリスタのお勧めらしい。そんな設定がちょっと素敵だった。
| 2013年08月01日(木) |
山本一力著「おたふく」読了 |
5月ごろに書店で見つけ、買おうかと思ったが、繰り返し読むこともないと思い、家で図書館で検索し、予約をしておいた。図書館のHPで予約者数をしばしば確認したが、あと2人になってから1ヶ月以上待たされたような気がする。ようやく、間もなく準備ができるという表示に変わって、何度かHPの更新をしている内にようやく準備ができたという表示になり、喜び勇んで図書館に行ったのが先週日曜日のなんと16:30。で、読み始めたがいつもの山本一力とちょっと違う。札差屋などの話や妙に堅苦しいエピソードが続く。メインは弁当屋の仕出しの話で、これは面白かったのだが。まあ、美味しいおにぎり弁当がわりとあっさりと完成したことには少々ものたりなさを感じないでもなかった。あとがきをみて納得した。昨年日経新聞に連載されたらしい。さもありなんである。私のイメージではおたふくと言われれば、多分あまり美人ではない女性が頑張って小料理屋などで成功していく話だと思ったので、かなりがっかりした。おたふく、=お多福、万人の幸福を意味するらしい。
| 2013年07月30日(火) |
乃南アサ著「いちばん長い夜に」読了 |
前科持ちの刑務所仲間 芭子と綾香の続編。この春、NHKで放映されていたドラマの原作である。前2作は買いたてのキンドルで購入して読んだ。相変わらず二人のつましい生き方には共感を覚えた。しかし、芭子が綾香の子供の消息を探ろうと仙台に一人旅をした日から状況は変わってくる。2011年3月11日。芭子がたまたま前日に思い立って東北新幹線に乗り込んだのはまさにこの日だった。市民図書館などで新聞記事を読み、いろいろな人に話を聞いて回っている内に子供は海外に養子に行ったことがわかる。そのあとで起こった大震災。運よく仙台市のホテルで食事と休むところを与えられたが、偶然知り合った男性とタクシー3台を乗りついてなんとか東京に戻ってくる。他の状況を知らなかったとはいえ、このことがゆくゆく罪悪感となる。大震災を小説の題材として使っても良い者だろうかと疑問を感じたが、あとがきを読んで驚いた。なんとそれは著者の実体験だったのだ。では許されるだろう。
| 2013年07月24日(水) |
レスリーメイヤー著「90歳の誕生パーティ」読了 |
長年町の図書館の司書をしてきたミスティリー。天涯孤独のみであると思っていたが、ある日突然姪と名乗る女性が現れる。
| 2013年07月18日(木) |
レスリーメイヤー著「はた迷惑なウェディング」読了 |
久し振りのレスリーメイヤーということで、どうもあまり好感を持てなかったヒロインではあったが、今回は面白く読めた。「親友スーの娘が大富豪と結婚することになった。頼み込まれて自宅のあずまやを結婚式に提供することにしたのはいいが、ただでさえ、新聞記者の仕事で多忙なところへ結婚式の手伝いまで加わり、ルーシーは気も狂わんばかりに。ところがそこに結婚相手の母親がしゃしゃり出てきた。どうやら大富豪の息子にふさわしい大がかりな指揮を目論んでいるらしい」シリーズ第8弾 IT企業の社長という事で巨額の富を得た母子ということだが、実は全く新しくもない発明で株を集めたらしい。ウェディングシャワーという、プレゼント集めの会は日本ではなじみがないが、こういったコージーミステリーにはよく登場してきて面白い。
| 2013年07月13日(土) |
レスリーメイヤー著「90歳の誕生パーティ」借りる |
予約していた本の順番が回ってきた。久々のレスリーメイヤー、最新本だ!嬉々として予約本コーナーで借り出し、いつもの順番で「今日返却された本」の棚に行く。あっさりとそこにレスリーメイヤー「迷惑なウェディング」を見つける。1つ前の新刊。いつのまにか刊行されていたらしい。それほど追いかけているシリーズでもなく、コージーミステリーと言う割にほんわかとした楽しいものがあまりない。
| 2013年07月10日(水) |
小路幸也著「東京バンドワゴン」読了 |
秋に封切り予定の亀梨氏主演映画の原作。もちろん慶子から借りた。昨日朝から読み始め、どこかのレビューで読んだ通り、確かに登場人物が多いと思いながら読み進める。 古本屋と珈琲店を営む一家なんて出来過ぎ!とうらやみながら、さらになんと語り手は数年前に亡くなった古本屋の店主の奥さんらしい。とにかく大家族である。キャラがかぶっていることもある。個性的な店主とそのロックンローラーの60才を過ぎた我南人、彼が愛人に生ませた子供やら精彩との子供やら、この家の長女はシングルマザー(相手はやがて1つの短編のメインテーマとなる。ロックンローラーが叫ぶLOVEがあちらこちらに出没する。続編も買うそうだから借りたいと思う。
| 2013年07月08日(月) |
吉永南央著「萩を揺らす雨」読了 |
土曜日に図書館の返却された本」の棚で見つける。何か月か前に書店で見かけ、題名に惹かれながらも、買わなかった一冊。65才から長年憧れていた珈琲豆と和食器の店「小蔵屋」を始める。喫茶店ではなく、豆や食器を買う人に対して無料で珈琲を振る舞っているが、なんだかんだでただの珈琲目当ての学生、近所の主婦も多い。人情物、ミステリーなどの味付けをされた短編集。老女の探偵ものと言うとミス・マープルと例のカムデンシリーズが解説に挙げられていた。ただ、あまりこの主人公の杉浦草に共感を覚えられないのはなぜだろう。老女とは思えない行動力だろうか。老女ではなくてもよさそうな設定だ。何しろ怪しげな男たち相手に立ち回りまでするのだから。少なくとも可愛い老女ではないことは確か。その分リアルなのかもしれないが。
|