| 2013年05月08日(水) |
高田郁著「あい 永遠に在り」読了 |
図書館の説明によると「齢73歳にして北海道開拓を志した医師・関寛斎。そんな夫を傍らで支え続けた妻・あい。幕末から明治へと激動の時代を生き、波乱の生涯を送ったふたりの愛のかたちとは…」ということで、実在の人物の生涯を膨らませたらしい。どうも主人公である寛斎もその妻のあいも、あまりに生真面目で真っ直ぐな人間であるため、共感を覚える処もなく、感情移入できないままに読み終えた。時代が時代だけに子供がどんどん夭折していくのも読んでいてつらかった。後ろにまだ30人が待っているらしいので、早々に返却したい。
| 2013年05月05日(日) |
ケイト・アトキンソン著「世界が終るわけではなく」読み始め |
記憶にないが、最近何かで目に留め、図書館で早速検索して借りたもの。こちらから最初に読み始めたが、「博物館の裏庭で」で賞をとったそう。と、表紙を見たら思い出した。産経新聞の書評で「世界..」を見かけたのだった。ソファーに並んだ若い女性と巨大な猫」そうそう、これに惹かれたのだった。短編集である。著者は私よりも3歳年上。やった!と密かに満足する。「シャーリーンとトゥルディーのお買いもの」「魚のトンネル」「テロメア」を読んだところ。なんとも奇妙なストーリーだ。(短編集だと思っていたらゆるくつながっているらしい)魚のトンネルの登場人物、父親のいない子供を育てている母親は、何を見ても不吉なことを考えてしまう。一種の神経症だろう。私とよく似ているとものすごく共感した。
| 2013年05月04日(土) |
江原絢子著「おいしい江戸ごはん」借りる |
図書館で予約していた高田郁の「あい」の準備ができたというメールが来たので、このGW2回目の図書館通い。新刊の棚にあったこの本を借りる。図書館のカフェでさらさらめくってみたが、つい先ほどまで読んでいた季蔵シリーズに出てきた調味料である煎り酒の作り方も出ていたり、どれもなかなか美味しそうだ。冷汁や、あじで作る阿蘭陀なます、おおごろ大根葛かけ、卵ふわふわ、茄子のしぎ焼きまど、早速作ってみたいものが随分あった。大根雪汁など、消化もよさそうだし、食欲も出そうだ。
| 2013年05月03日(金) |
和田はつ子著「秋はまぐり」途中 |
後ろにいつのまにか18人予約している人がいるらしい。人気のあるシリーズだとは思うが、少し話がややこしい。純粋に食べ物に意識を集中して読んでみた。蛤である。秋の蛤は旬ではないらしい。それを噺好きの人々の集まりでの宴席に蛤尽くしを出すことになった時のメニューがやたらに美味しそうだ。ハマ天むすびが特に食欲を誘う。なんといっても蛤を天麩羅にしたものをお握りにするのだ。
| 2013年04月30日(火) |
和田はつ子著「夏まぐろ」読み始め |
料理人季蔵捕物控シリーズ 最新刊の秋はまぐりを予約していたところ、ようやく順番が回ってきたため、あわてて読んでいる。はじめは、幸せの絶頂で簡単に登場人物を殺してしまうので、敬遠していたが やはり江戸と食べ物のドッキングという事で、ついつい読んでしまうシリーズである。まぐろは江戸時代は下賤な食べ物だったらしい。なんといってももてはやされていたのが鯛。前半は鯛素麺などがでてきたが、いよいよ後半、物好きたちによる「まぐろ尽くし」膳がどうなるのか、楽しみである。
| 2013年04月28日(日) |
和田はつ子著「旅うなぎ」読み始め |
料理人季蔵捕物帖5巻目。図書館で借りながら読んでいなかったのだが、最新刊の秋はまぐりを予約していたところ、順番が回ってきたというので今日借りてきた。ゴールデンウィーク2日目。まだ余裕綽々である。夜、床の中で半分ほど読む。
| 2013年04月27日(土) |
「夜は短し、歩けよ乙女」読了 |
Kindle 本である。著者が京大出出身であることは、最近読んだ太陽の塔で知った。会社の京大の人に聞いたらあれは有りのままの姿らしい。たしかに読んでいても作り物のような気がしない。著者の力量が成すところかとも思ったのだが。
| 2013年04月25日(木) |
恒川光太郎著「夜市」読了 |
Oさんから借りた一冊。以前借りたアンソロジーに入っていた作家で、Oさんもすっかりはまったらしい。他に「風の古道」を収録。恐ろしい恐ろしい話であった。
| 2013年04月24日(水) |
宮下奈都著「太陽のパスタ、豆のスープ」読了 |
結婚式直前に突然婚約を解消されてしまった明日羽。失意のどん底にいる彼女に叔母のロッカが提案したのは「やりたいことリスト」の作成だった。自分の心を見つめ直すことで、明日羽は少しずつ成長してゆく…。図書館のHPより。とにかく書名に惹かれて図書館に予約しておいた。確か、本屋で平積みになっているのを見て、買おうかと思ったが、結構題名から思うような呑気な話ではなさそうだったので、やめた記憶有。確かに婚約破棄など、いかにも現実的な話から始まるが、その後はのったりと進む。ただ、やはり人に恵まれすぎている。幼馴染の女装している京や、両親、兄、叔母の六花ことロッカさん、同僚の郁ちゃん、フリーマーケットでは、なぜか一目ぼれされたりもしている。これだけ周りの人に恵まれている人間の自分探しは贅沢以外の何物でもない。太陽のパスタは料理音痴のロッカさんが作ったミニトマト入りスパゲッティ、豆のスープは、豆同好会の郁ちゃんが作ったスープ。 まあ、食べ物がふんだんに出てくるし、ルクルーゼでつくるラタトイユもでてきて、美味しそうなので一応面白かったことにしておこう。周りに恵まれすぎ云々は自分と比べての僻みかもしれないし。予約状況を見たら、8人も後ろに並んでいるらしいので、今日返すことにする。結婚と言う目標がなくなって気力をなくしているあすはに、ドリフターズリストをロッカが教える。まず鍋を買うというのは素敵だ。黄色いルクルーゼを選んだけれど、私だったら絶対に赤だ。
| 2013年04月23日(火) |
森見登美彦著「太陽の塔」読了 |
ひどく気に入った竹林よりも、さらに抱腹絶倒の一冊だった。これは決して虚構ではないだろう。村上春樹の新刊を2回読み返し、他の本を読むのが惜しいほどの境地に達していたが、所詮私はこんな雑音の中で暮らしていくのが好きなのだろう。
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