| 2013年04月10日(水) |
平岩弓枝著「女の顔」上下読了 |
日曜日に図書館で借り、まずはこの上下から読み始めた。中学か高校の頃にTVドラマで見た。友人のIさんが夢中になっていた。宇都宮雅代、おいで俊、田村亮が出ていた。みんな、若くて素敵だった。幼いころに父のいない子供として、母と日本を逃げるように出て、アメリカで小料理屋に勤めていたまさき。海外にいたわりに母に厳しく日本女性として育てられ、日本人よりも日本人らしい女性に育った。母の遺骨を故郷の九州に埋めるために来日するが、暖かく迎えてくれる親戚はいなかった。母は、出征間近の軍人と恋におち、戦死後にまさきを産み落としたのだった。帰りの飛行機に乗り合わせた料理屋の女将と親しくなり、その後ずっと親身になって世話を焼いてもらう縁となる。
| 2013年04月07日(日) |
久生十蘭著「顎十郎捕物帖」途中 |
kindle本、しかも無料本である。何かで面白いと推奨されていて、昨年図書館で検索し、閉架式書棚からなぜか下巻を借りた。その時はもぬけのからとなって漂っていた囚人を輸送する舟の話を読んだだけで期限切れとなり、またいつか借りようと思っていたのでkindle本のリストで見たときは嬉しかった。どれもやはり面白い。最近、現代作家の時代しょう失せ小説ばかり読んでいたので、逆に新鮮に感じる。強風の中、図書館に行く。予約していた本が準備できたというメールが入ったからだが、清水義範著「50代から上手に生きる人、無駄に生きる人 徒然草に学ぶ後悔しない人生」だった。10冊くらい予約しているが、一番期待していない一冊だったので少しがっかりする。本日返却された本の中に平岩弓枝の「女の顔」上下があったので、すかさず借りる。高校の頃か、ドラマ化されて池田さんが夢中になってみていた。田村亮が素敵だった。女優さんの顔は思い浮かぶが名前を思い出せない。あらすじを読んでみて、そうそう!お手伝いさんになる密やかな女性という役だったと思い出す。母のたのみで3回目だが、吉行和子の「老嬢は今日も上機嫌」を借りる。他にまたまた食関係の江戸物を借りてきた。
| 2013年04月06日(土) |
石川啄木著「初めて見たる小樽」読了 |
読了と言ってもkindle本で数ページである。風物詩だと思い日曜の朝、のんびりと布団の中で読み始めたのだが、冒頭から文明と自由についての攻撃的な文章が続き、題名と中身が違っているのではないかと思ったぐらいだ。著者は自由をもとめて北海道という未拓の地にやってきたそうで、函館、札幌に物足りなさを感じ、小樽にきて初めて満足したようだ。いずれも自然ではなく、人びとの気風が語られている。小樽の悪道は日本一だと喜んでいる。執着心がないのが小樽人の特徴だと好意的に書いている。生まれて3ヶ月しかいなかった小樽であるがそう言われると似通ったものがあるようで、少し嬉しいような気がする。
| 2013年04月03日(水) |
小川貢一著「おさかな食堂」購入 |
会社の帰りに府中の啓文堂で買う。料理本である。著者は築地「魚河岸三代目千秋」の店主とのこと。魚を食べることが少ないので、家のメニューに積極的にとりいれる必要をひしひしと感じていたところだった。表紙の鮭のグラタンが美味しそうだ。
| 2013年04月01日(月) |
森見登美彦著「美女と竹林」読み始め |
Oさんに借りた3冊の最後の一冊だ。別に面白そうだからとっておいたわけでもないが、これがダントツに面白かった。竹にこれほど拘った小説は初めてだし、着眼点が素晴らしいと思う。確かに竹にまつわる話は非常に多い。竹カフェも竹林の庵も五合庵を思い出させて癒される。少々冗長になった部分もあるが、面白かった。もしキンドルで売り出されたら買いたいと思う。
| 2013年03月31日(日) |
坂木司著「短劇」途中 |
Oさんに借りた一冊。デビュー前の習作だろうと思っていたが、読んでいくうちに、そんなものではないことがわかった。sf あり、ミステリーあり、ホラーあり。著者の引き出しに多さに驚いた。
| 2013年03月30日(土) |
阿古真理著「昭和の洋食、平成のカフェ飯」家庭料理80年 |
Amazonで購入。新聞の書評で知る。家庭料理の歴史が語られて面白い。最近のレトルト食品流行は、女性の舌が肥えてきたが、料理の技術が追いつかないためらしい。面白い。文化史である。幸せの定義も変わってきたかもしれない。それより、私の最近のチョイスが食に係るものが多いのはどうしたわけだろう。美味しい食事は幸せの象徴のような気がする。だから外食の時の料理を写真で残すことに最近執念を燃やしている。
| 2013年03月29日(金) |
Henderson,The Rain King」が届く |
行きのバスの中でKindleを開けたら、見慣れない本の表紙が目に飛び込んできた。ソウルベローの雨の王ヘンダーソンだった。そういえば一ヶ月ほど前にキンドルのリストを見ていて購入したところ、発売前のため、予約となるとのことだった。あらためて世の中進んだと感心する。始めの部分を読んでみる。なんとなく読める。1年間苦闘した卒論のテーマにした懐かしい小説である。
| 2013年03月28日(木) |
坂木司リクエスト「和菓子のアンソロジー」読了 |
後輩のoさんに借りた一冊。畠中恵以外は聞いたことのない作家ばかりだが、和菓子つながりでとてもおもしろかった。和菓子の話を書いてほしいと言われてそこへ行くかと驚いたものもあった。アンソロジーはどちらかというと避けてきたが惜しいことをした。北村薫の「しりとり」が特におもしろかった。妻に買ってこさせた「きみしぐれ」を「'しりとりや、駅に かな」とかいたメモの上に載せた病床の夫。きみ みし しぐれ つまり二人がであった雨の駅をよんだのだった。こういう言葉の遊びは楽しい。他に、トマどら、クズとチリなどなど。
| 2013年03月25日(月) |
乃南アサ著「すれ違う背中を [Kindle版]読み始め |
NHK TVドラマ いつか陽のあたる場所で」の続編である。この2冊でTVのシーンすべてを網羅しているのかと思ったら、描き下ろし部分が結構多かったようだ。綾が子供に会いに行くところとか、ムショ出身であることがわかってしまい、パン屋を首になったこと、神戸に逃げるように言ってしまったことなど、あと、親との和解など、まだ本が続いていくのかもしれないが。乃南アサの本は初めて読んだが、読みやすい。
|