| 2012年06月04日(月) |
平岩弓枝著「午後の恋人」上下巻読み始め |
「午後の恋人」という題名から何か「午後の紅茶」のような洒落たちょっと気怠い素敵なイメージを思い浮かべたのだが、なんと午後は人生の午後を指すらしい。ある日突然長年連れ添った夫から外にできた子供を理由に離婚を申し渡された明子。実際に離婚してみると、なかなか美しく教養もある女性らしく、たちまち年下の男たちが群がってくる。映画は若尾文子で撮ったらしい。
| 2012年06月03日(日) |
高橋由太著「もののけ本所深川事件帖オサキ婚活する」読了 |
江姫のもののけも現れて、あいかわらず自分のことしか考えないオサキがたのしかった。
| 2012年05月30日(水) |
高橋由太「もののけ本所深川事件帖オサキ鰻大食い合戦へ」読了 |
鰻茶漬誕生秘話とでも言うべきか。シリーズ2巻目だが、前巻とお馴染みの登場人物が、またもやいい味を出している。題名の大食い大会の賞金100両を狙って、場違いな面々が其々思うところあって参加する。
| 2012年05月29日(火) |
高橋由太「もののけ本所深川事件帖オサキ江戸へ」読了 |
後輩のOさんに借りたシリーズ物第1巻 ごく普通の若者と魔物の取り合わせは、前作に良く似ている。オサキの好物は、前作の卵焼きではなく、升屋の油揚げである。食べ物への執着は、さらにパワーアップしている。この手口に飽きないのが自分でもすごい。とにかく可愛い。
| 2012年05月27日(日) |
高田郁著「みをつくし献立帖」購入 |
図書館に行くのは時間的に断念したため、来週の通勤のお供を買うために啓文堂に寄る。平積みのこの本に気が付く。そういえば5月発売と新年早々、どこかに書いてあったような気がする。やはりとろとろ茶わん蒸を作ってみようかと思う。
| 2012年05月26日(土) |
ジャニータ・シェリダン著「珊瑚の涙」読了 |
前作「翡翠の家」に続くシリーズ第2弾 あとがきをじっくり読んだら、著者が1906年にオクラホマ州で生まれたとのこと。本書は1951年に発行されている。なんと私が生まれる前。ネットで調べても現在の著者の様子は見つからなかった。まだシリーズ物は2冊はあるようだ。観光地としてのハワイではなく、原住民とその文化への愛が伝わってくるような一冊。
| 2012年05月24日(木) |
山本一力著「ほうき星」上・下巻読了 |
舞台は深川から始まる。絵師の黄泉とその妻で出産を控えたさくらは毎晩運動のため散歩をしていた。このところ、いつも夜空にはほうき星が現れた。やがて、さちが生まれる。さくらは、大店である土佐節屋の次女だった。さくらの母はこよりと言い、土佐の出身で珊瑚を商う家の娘だった。さちは、10歳になる前に父母を海難事故で失う。 さちには、うお金の幹太郎という幼馴染がいた。絵師・珊瑚の商いを天職と思うさちは、長じて幹太郎を慕うようになるが、両立は無理だと思い、幹太郎をあきらめる。やはりクライマックスはたまたま巡り合った捕鯨を生業とした土佐の人々のつてで土佐に行くところだろう。勇壮な鯨捕りの場面など、興味深かった。また何度も出てくる江戸の地震も、やはり最近以上だと思っていたが、昔から人々は地震と戦ってきたのだとしみじみ思った。
| 2012年05月16日(水) |
谷村志穂著「海猫」上巻読み始め |
父親がロシア人とのハーフである薫が、白無垢の花嫁姿で母、弟に付き添われ函館から漁村にバスで向う場面から物語が始まる。バスの運転手の視点から始まるのが新鮮だ。漁村の村には夫である邦一と弟の広次、義父と義母になる夫婦が待っていた。 漁村の生活が描かれる。夫婦で舟に乗りワカメを取ったり、スルメの皮をはいだり、透き通るような美貌を持ち、華奢な薫にはたいへんなことばかりだったが、やがて子供も身ごもり、なんとか漁村に馴染んでいった。 しかし、初めての子供が生まれる直前で漁村同士の争いが起こり、生まれた時には夫は刺されて病院に担ぎ込まれている状況にあった。退院までに一ヶ月入院している間、美輝と名付けられた長女は、夫の弟である広次が面倒を見た。薫と広次の間に暖かいものが流れだす。一方夫である邦一は、親身になって面倒を見てくれる看護婦との間に患者と看護婦以上に心を通わせるようになっていた。邦一は薫のあまりに美しい顔に気を遅れを感じていて看護婦の人懐っこい顔に惹かれていく。 やがて薫は広次の子供を宿し、邦一の子供と偽って生み落とすが産後の肥立ちが悪く、また、函館に逃れようとして家に閉じ込められる。吹雪の日、病院に連れて行こうと、広次は薫を家から連れ出すが、邦一に止められ、薫は崖から海に落ち、後を追うように広次も身を投げる。二部は美輝と美哉の二人の姉妹の話になる。薫の母に育てられた姉妹は、美しく育ち、美輝は北大を受ける。
| 2012年05月14日(月) |
平岩弓枝著「日陰の女」上・下巻読み始め |
麻酔医師である信子は、二代続く芸者屋の次女として生まれた。父親が違う長女はバーのマダムとして働いている。信子は政治家である父親に一時期引き取られていたが、いまは母のもとに身を寄せている。これだけで日陰の女とは言わないだろうが、さらに信子は勤めていた病院で患者としての不動産屋の妻ある経営者と深い仲になっていてそれが自らを日陰の女と位置していた。信子は若く真っ直ぐな医師良太と相思相愛の仲となるが、そこに信子の愛人と、利害関係にある姉、若い医師とその友人啓介の妹照奈から様々な妨害を受け、最後は良太は雪山で命を落とす。ラストシーンは信子が日陰の女から脱して明るい未来に向けて真っ直ぐ歩く姿を描いて終わる。
| 2012年05月13日(日) |
平岩弓枝著「日陰の女」他図書館にて |
貸出票より 世界で一番面白い英米文学講義(これは以前途中で返却した本が目に入ったため)、日陰の女、海猫上下 文様別そば猪口図鑑、ブレイスブリッジ邸 アーヴィング著/珊瑚の涙 これも前回読みかけを返却した。裏がえしの男。 こうしてみるとそんなにひどくはないが、探している間は心身の疲れを感じていた。最近、「本日返却された本」の棚からまず借りだす本を探すことにしている。いろいろなジャンルから見つけることができて楽しい。
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