日々の泡

2011年05月21日(土) カレン・マキナニー著「注文の多い宿泊客」読了

朝食のおいしいB&Bシリーズの1巻目。 先に2巻目を間違えて読んでしまったが、あまりこのヒロインには共感が持てない。友人のシャリーンにも好感が抱けないのはなぜだろうか。 とにかく、お決まりとして素人探偵に災難が降りかかるのは常だが、この厄災がひととおりではない。死と隣り合わせの大けがだ。自分に嫌疑がかかっているから仕方がないと言えばそれまでだが、近隣の人々との対応もかなりガサツだ。そう! ガサツという言葉がこのヒロイン、ナタリーにはぴったりだ。設定自体は、ホテルに宿泊するときの楽しみである朝食に焦点を当てていて、どれもカロリーたっぷりで美味しそうな料理が並ぶからそれは楽しいのだが。舞台はアメリカ合衆国北東部メイン州の風光明媚な島アカディア国立公園の中にある島らしい。 多分シリーズの続きが出たら読むだろうが。



2011年05月13日(金) カレン・マキナニー著「料理人は夜歩く」読み始め

朝食のおいしいB&Bシリーズの2  ほら!やっぱりヒロインのイン経営の女性は39歳の独身で、恋人が警官、元婚約者はプレイボーイ、料理が得意で、どんなに心が乱れているときにも、しっかりオーブンを使ってケーキやパイを焼く。 1巻目から読みたかったのだが、とりあえず。



2011年05月12日(木) ケイト・キンバリー著「マクダフ医師のまちがった葬式」読了

ペニーフット・ホテルシリーズの3巻目。「ペニーフットホテルは大忙しだった。メイドのガーティの結婚式に女主人のセシリーが披露宴を企画しいていたのだ。そんななか、マクダフ医師の葬儀が途中で中断される。なんと棺の中には見たことのない男の死体が! さらに秘密のはずのホテルの献立表が、死体の入れ替えが行われたところに落ちていた。 ホテルのオーナー セシリーと堅物の支配人バクスターの掛け合いがあいかわらず面白かった。 死体の入れ替えはどんな必然性があったのだろうかと謎だったが、ホテルの常連客で地下のカード室に入り浸っていた偽貴族が、おおがかりな盗みを働いていたが、日頃から恐ろしく信心深かったため、自分が殺した人間が無事成仏できるように 手厚く葬ってもらうため死体を入れえかえたのだった。十分納得できる理由だった。



2011年04月22日(金) アレクザンダー・マコール・スミス著「友だち、恋人、チョコレート」読了

哲学者であり、「応用倫理学レビュー誌」の編集者であるイザベル・ダルハウジーシリーズのその2 一つのことを行うにもあらゆる方向から熟考してしまうイザベルであるが、その場のなりゆきでポロッと意図せず真実やでまかせを語ってしまうこともあるところに共感もできる。第1巻同様、ここには真犯人をつきとめるという大団円ではなく、当事者の中だけで真実が明らかになったり慰め、許しを得るという地味な結末である。



2011年04月18日(月) アレクザンダー・マコール・スミス著「日曜哲学クラブ」読了

哲学者イザベルシリーズの第一巻。題名の日曜哲学クラブの主催者らしいが、このクラブの実際の活動は第2巻にも出で来ない。(比喩的使用であることを見逃しているのかもしれないが)とりあえず、丸写しをしておく。
「イザベル・ダルハウジーは、一癖も二癖もある人々が集まる国スコットランドの古都エディンバラに住む知的で好奇心あふれる女性哲学者。そんな彼女が主宰するのが「日曜哲学クラブ」一度も開かれたことがない不思議なクラブだ(なんだ、こんなところに書いてあった)ある日、劇場の桟敷から若い男性が墜落するのを目撃したイザベル。もしかしたら若者がこの世で見た最後の人物は自分だったかもしれないと思うと持ち前の社会的責任感が頭をもたげる。長年の哲学的思考で培った優れた観察力をたよりに若者の死の謎を探るが。寄り道だらけの知的な冒険」どちらかというとお固くて地味なヒロインに色彩を与えているのが、通いのお手伝いのグレースや名のキャット。キャットが振った元恋人のジェイミーの存在だ。グレースはイザベルの父親が雇っていた家政婦であり、イザベル自身は家政婦の必要はないが、その生活の資であることを知っていて雇い続けている。だが、作品を読めば、グレースが一人暮らしのイザベルの家族のような存在であることがわかる。キャットは近くでデリカテッセンを営んでいる。コーヒーやランチも楽しめる洒落た店のようだ。そしてジェイミーは音大を出て、生徒に教えながら楽団に入団することを目指している好青年。実はイザベルはジェイミーに少なからず好意を抱いているようだ。インサイダー取引など、いろいろな容疑者が現れるが、結局は被害者のルームメイトとの細やかな諍いの果て、弾みで桟敷から落ちて行ったのであり、そのルームメートの苦しみにイザベルは終止符を打つのだった。



2011年04月01日(金) 高田郁著「今朝の春」「小夜しぐれ」購入

結構気に入っているシリーズの最新刊だ。あいかわらず感動的だった。



2011年03月10日(木) 浜辺陽一郎著「執行役員制度」amazonにて購入

その後東日本大震災が勃発するわけだが、とにかく分厚いこの本を京王線の各駅停車に座って 読み続ける。 翌週、いきなり自宅待機になったがその間も読み続けた。



2011年03月05日(土) ウッドハウス著「ウースター家の掟」

図書館から借りる。が、またしてもほんの数ページ読んだだけでこのまま返すことになりそうだ。あいかわらずダリア叔母さんがおかしい。骨董屋の牛のクリーマーの一件に始まり、こんなおかしいセリフもあった。いきなり彼の家に飛び込んでこれである。「あたしが欲しいのはブランデー・アンド・ソーダよ。ジーヴスに一杯こしらえるようにって言ってちょうだい。ソーダを入れ忘れてもあたしは全然かまわないからって。バーティー、恐ろしいことが起きたのよ」



2011年03月04日(金) JillChurchill著「Bell,Book,and chandal」読了

今週の月曜から読みだして、結構簡単に読むことができた。ただし、これは時間のことで、内容はわからなかった箇所がかなりあった。おまけに今回はあまりぱっとしない結末だった。小説は、シェリーの帰りを待つジェーンから始まる。買い物から帰ったシェリーにまず吉報を伝えようとするジェーンに、シェリーはとにかく買ったものを冷凍庫に入れるのを手伝うように言う。この日常感がこの小説のかなりの部分の魅力だ。ジェーンは地元ホテルで行われるミステリーのセミナーの話をする。木曜から日曜日にかけて実際に活躍している作家が講演を行う。日帰りを考えていたジェーンにシェリーはそのホテルには夫のポールが部屋を持っているため、泊りがけにしようという。しぶっていたジェーンも作家と親しくなれるチャンスがあるかもしれないと言われ、OKする。留守に備えて子供たちに携帯電話を買い与えるジェーン。読んでいるこちらもわくわくしてくる。ジェーンの好きな女流作家と実際に親しくなったり、ネットに出している小説が実は盗作であることを発見したり、あいまに講座がはいったり、パーティが入ったり、レストランでの素敵なランチなど、なかなか楽しかった。結局は傲慢なプロデューサーにこき使われている編集者が単なる嫌がらせがたまたま事故と重なり、関連付けられてジェーンたちの中で大事件に発展しただけのことだった。図書館にあった原作は残念ながらこれ一冊だった。 追記:シェリーのスーパー主婦ぶりは興味あるところだが、今回もこんなエピソードがあった。セミナーも終わりに近づき、二人は荷物をまとめるのだが、洗濯物を枕カバーに入れるのは米国では常識なのか、二人とも持ってきていて、ただ、シェリーは2枚持ってきていて一枚にはクリーニングに出すもの、もう一枚は家で選択する分を分別して入れている。ジェーンは一枚にどちらも詰め込んでいるのだ。二人の性格の違いが見えて面白かった。



2011年02月19日(土) 加藤 仁著「定年後をパソコンと暮らす」

ゆっくりとパソコンライフを楽しむためのサンプル集かと思えば、どうしてどうして、結構病気になってほとんど動けない体を鞭打って、HP作りに夢と人とのつながりを復活させた人の話が多く、重かった。楽しく読む本ではなかったが、感動的だった。


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