| 2008年01月21日(月) |
アニタ・ブルックナー著「結婚式の写真」再トライ |
図書館への返却日も近づいたので、あわてて読み始める。かなり読み進めたが、好ましくない人間ばかり出てきて作者の意図が掴めない。
| 2008年01月11日(金) |
アニタ・ブルックナー著「嘘」読了寸前 |
で、結局翌朝12日土曜の早朝4時にふと目覚めて残りを読む。結局ヒロインは自立し、孤独に打ち勝ち、幸福に生きる決意を固めたらしい。冒頭から悲劇を予感していただけに一応のハッピーエンドに私も希望がわいた。
| 2008年01月08日(火) |
A.ブルックナー「嘘」読み始め |
「結婚式の写真」で挫折したばかりだが、こちらは非常に面白く興味を持ってページをめくっている。50歳くらいの独身女性が失踪した。捜査をたのまれた警官2人が、関係した人々に話を聞いていく。まだ一人目の老女の述懐の途中。 書き写したいような文章が随所にある。客観的には読めそうにないかなりスリリングな小説だ。
| 2008年01月07日(月) |
ブルックナー著「結婚式の写真」挫折 |
題名を書いてから、しまった!と思った。 2008年初めての書き込みが挫折...。 明けて一週間がたったが、読書初めは 仕事始めと同じ本日である。やはり私はどうも家では本が読めないらしい。それでも正月休みにはよく図書館で借りられる冊数も多かったので、何冊も借りてよみふけった年もあった筈だが、最近はとにかく家の用事で忙しい。暇があればパソコンであちらこちらをさまよっている。 そういえば、三賀日を首をかしげて「徳川家康」を読んでいたため、いざ出社しようとしたところ首が廻らなくなっていたことがある。 懐かしい話である。 ということで、話は戻るが「結婚式の写真」も十年以上前に確かに読んでいる筈だが、全く記憶にない上にとにかくつまらない。一向に盛り上がる気配もないのでとりあえず、一緒に借りてきた「嘘」を読むことにする。こちらはミステリー仕立てでなかなか面白いという感想をネットで見かけた。
| 2007年12月26日(水) |
A.ブルックナー著「英国の友人」読み始め |
書店の経営者の一人である女性がヒロイン。 くじで富を得た一家を客観的に、またはその中に取込まれながらも、同化することなく一家へのかかわりあいを記録している。嫌だと思いながらもその一家に惹かれていくヒロインの心情はかなりわかりにくい。その一家の一人ひとりの描写も具体的なようで、支離滅裂な気がした。一体なにが書きたかったのだろうか。そういえば、ブルックナーの評論を借りてきているので一通り読み終わったら、そちらを読むのが楽しみだ。
| 2007年12月24日(月) |
アニタ・ブルックナー著「秋のホテル」再読 読了 |
三連休の終わりの日、というか世間ではクリスマス・イブらしい夕暮れ時4時50分に珍しく自宅にて読了。10年前に読んだはずで、39歳のヴァージニア・ウルフに外見が似ているらしいヒロインイーディスにはその頃の方が年齢的に近かったはずだが、それ程共感を覚えることなかったようだ。今回読んでいて、失望に先回りして人生に多くを求めない生き方には近いものを感じるが、夫がいて子供がいる平凡な家庭にさえ入れば全てがうまくいくと思っているらしいところには納得できない。それで神経が休まるとはとても思えないのである。 スイスの湖畔に佇むホテル・デュ・ラックに季節はずれの休暇を楽しむ人々。あらゆる年代の女性たちのサンプルのようだが、誰もが寂しく不幸らしい。ヒロインはロマンスを書いている女流作家で、文章を書けば、恋愛至上主義らしいが、実は醒めていて拘束を嫌う。こんな秋も終わりになって保養地に送り込まれたのは結婚式当日に車の中から婚約者の姿に鼠のような上品さの正体を見てしまい、結婚を放棄する。教会に行くまでに車の中から見た普段見慣れていた景色の美しさも彼女を引き止める大きな要素となっている。このあたりは非常に面白い。そしてホテルで出会ったネヴィル氏と結婚する決意を固めるのだが、深夜愛人であるデヴィッドに別れの手紙をしたため、早朝に切手をフロントに買いに行こうとしてネヴィル氏が他の39歳の女性の部屋からガウン姿で出てくるのを目撃し、手紙を破り捨てる。ロマンと現実が織りなすとでもまとめるべきだろうか、40歳前の女性の心境をうまく描いているということになるのではないだろうか。(自分は一切関係ないと言わんがばかりの感想になってしまったが)
午後図書館に行ってまたまたブルックナーを借りてきた。先日借りた2冊以外は書架になかったので検索すると閉架式の棚にあったので解説書も含め、4冊借りてくる。「アニタ・ブルックナー 孤独のプリズム」「英国の友人」「嘘」「結婚式の写真」あと、原書コーナーに一冊あったのでこれも借りた。"Leaving home" 上のどれかの原書だったら笑えるが。
| 2007年12月20日(木) |
アニタ・ブルックナー著「秋のホテル」再読 |
単行本の裏にJuly,'93と鉛筆で書いてある。14年も前に読んだらしい。唯一私が購入したブルックナーである。あとは京橋図書館で借りたのではなかったか。 司書の人が借りるときに「ブルックナーは私も好きです」と言っていたのをよく覚えている。 このあたりで2,3冊続けて読んだ気がする。
| 2007年12月19日(水) |
アニータ・ブルックナー「招く女たち」読了 |
この小説はある意味非常に記憶に残っている一作だ。多分10年前に図書館で借りたときは、たいくつでたいくつでほとんど難行苦行と言った感じで読んだ。読み終わるのが嬉しくてたまらなかったのだが最後の2行でそれまでの鬱屈感が一気に晴れ、幸せな気分になれたのだ。主人公のルイス・パーシーがアメリカに英文学の客員教授として招かれ、渡米する前にパリに行くのだが、空港での本当に最後の場面だ。「イギリスの見納めにふりかえったとき、エミーの姿が見えた。彼女は人ごみをかきわけかきわけ、ネックレスをゆすり、笑い声を上げ、汗をかきかき謝りながら。搭乗券をふりかざしていた。」訳者の小野寺健はあまり感心しないが、この2行はなかなかの力作だと思う。エミーの姿が目に浮かぶようだ。10年前も今も私にしてみればあり得ない結末だ。 また、単調な生活だと思っていたルイスの日々は結構起伏に富んでいることに今回気がついた。この10年の私の心境の変化ということなのだろうか。 ティシーとその母ミセスハーパー そしてルイスの母。いろいろな女性が出てくるがみんななぜか幸福を求めてはいない人々である。また、結構食事に関する記述が多いのも特徴かもしれない。始めにパリの下宿屋でのちょっとしたサロンにルイスはいつもコーヒーや苺、カマンベールを女たちのために買って帰る。ルイスが食事をする場所にもしょっちゅう言及している。コーヒーショップ、などなど。食事をとる場所にその時々の心境を語らせていることすらある。またベルギー料理が得意なミセスハーパーも独特だ。自分はほとんど口にしない贅沢な料理を作ってのける。だが、やはり翻訳がかなりまずい。意味がわからないところがかなりあった。ただ、小野寺氏が複雑な文章のため苦労したという記述があるので、原書には手を出さないほうがよいだろう。 今朝本棚から「秋のホテル」をひっぱりだす。明日からはこれを読める。裏に93年11月と鉛筆で書いてあった。一体一番最初に読んだ小説はなんだったのだろう。京橋図書館で司書の人が「私もこの本、好きです」と言ったことを思い出す。「結婚式の写真」「英国の友人」は確かに読んだのだが、残念ながらなにも覚えていない。 帰りにブルックナーの本がないだろうかと先週オープンしたばかりの古本屋に寄るが、なかったため空手で出るわけにも行かず、ヴァージニアウルフのダロウェイ夫人を900円で購入。きれいな表紙は発売当事に手に取ったことを思い出させる。
| 2007年12月15日(土) |
オープンした古本屋で「たんぽぽのお酒」を購入 |
レイ・ブラッドリだ。 図書館でいつも気になっていたが(それこそ30年以上)まだ読んでいなかった。その内読みたいと思う。
| 2007年12月11日(火) |
アニータ・ブルックナー著「招く女たち」読み始め(再読) |
以前から、退屈さを堪え、我慢して最後まで読み続けて、最後の一行でその努力が一気に報われる小説だと思い、人にもそう話してきた一冊。しかし今回、始めからどのエピソードもしっくり心に染み渡ってくるのはあれから数年たち、私の心境が変化したからだろうか。「ある人生の門出」でもそんな感想を持ったものだが。今の私が読んだからこんなにしっくりと自分の心に入ってくるのだろう。 人生の薄暗がりと薄明かりが明滅するような私の日々がこの小説にひどく共感を覚えるようだ。じっくりと読んで行きたい。
|