日々の泡

2007年11月23日(金) コリン・ホルト・ソーヤー「殺しはノンカロリー」が届く

朝の4時にふとAmazonのサイトのお勧め本サイトを見ると、この本が入っていた。つい一ヶ月前に必死で原書を探していたのだが、翻訳が発行されたようだ。待てば海路の云々とはまさにこのことか。その場で購入を決定すると、18:00に届いた。本当に便利だが、果たして書店で900円もする薄っぺらなこの文庫を見かけたらすぐに買うだろうかは疑問だ。ともかく月曜からの通勤の楽しみができた。表紙は例の元気いっぱいな老女二人がなにやらダイエットプログラムに挑戦しているらしい。老人ホームを飛び出して探偵ごっこに精を出すらしい。ということは私の好きな老人ホームの豪華な食事メニューが出てこないのだろうか。ちょっと残念!!



2007年11月21日(水) 大島一彦著「ジェイン・オースティン」

中公新書。 1997年1月27日発刊と書いてある。新書は探してまで読まないので、多分新刊書としてこの時期に書店で購入したと思われる。今、読書日記を見たところ、1997年はなぜか空白になっているほど読書は不毛であったらしい。翌年の日記の冒頭は次のように書いてある。「1998年3月4日水曜日 昨夜今でペンバリー館(エマテナント著)を読み終わる。オースティンの「自負と偏見」の続きだが、あまりおもしろくはなかった。」オースティンに興味はあった時期らしい。 で、今回改めて取り出してきたのは先日読んだノーサンガアビーについての解説を読みたかったからだ。期待通り、作品についてかなり詳しく載っていた。私が面倒で読み飛ばしたあたり(文学論等など)があの小説の要であったらしい。まあ、筋も面白かったので良しとする。 新書には副題として「世界一平凡な大作家」の肖像とある。山本健吉がそうように評したらしい。



2007年11月09日(金) 荒俣宏著「ホラーとファンタジーの起源を訪れる」読了

先週の土曜日、髪を切りに行った帰りに府中美術館に行く。18日までキスリング展をしているので是非その日に行きたかったのだが実現できてよかった。で、美術館のグッズ売り場は展覧会と同じくらい魅力なのだが、キスリングの絵葉書3枚とたまたま目についたこの本を買った。前回ここに来たときはカルチャペックの庭仕事の話を買ったのだった。なかなか美術は関係ない品揃えが面白い。 で、この本についてだが、過去に荒俣宏は何冊か読んでいるが、「帝都物語」も途中で放棄したし、レンヌ・ル・シャトーを舞台にした小説もあまり感心しなかった。趣味というより美意識が違うのだろう。こういうものを読むとやはり私は科学の方が好きなのかもしれないと突拍子もないことを考える。「地下牢の恐怖」青ひげ城の幼児虐殺、怪物ゴーレム伝説」郵便夫の霊廟、魂を吹き込む人形師。バラゴーニアのお化け屋敷、謎の町レンヌ、巨石が示すレイライン、「狂王の脳内遊園地、生きている死少女、うめく蝋人形、天国と地獄に通じる庭園、自分のための死の部屋、パリの地下の巨大迷宮、吸血鬼ドラキュラ、ロンドンの幽霊ツアー」一応怪奇の原点にあるものばかりなので、書き記しておく。そういえば、グロッタ(岩窟)の話がよく出てきたが、ここからグロテスクという言葉はできたらしい。 また、マダムタッソーの出自には驚いた。



2007年10月20日(土) "Northanger Abbey"をひたすら読む

やはりこの時代のものはむずかしい。文体自体が現在のものとかなり違う。登場人物の口を借りて作者がいろいろ時代に対する風刺などを表現しているようだが、そのあたりは少々たいくつでしかもむずかしいので、とりあえず筋だけ追っている。ヒロインは若すぎてあまり感情移入できないのも難点。ただし、ティラニー氏はなかなか好感がもてる。それだけで読む気力が出るのだからよいことかもしれない。



2007年10月19日(金) 「佐藤可士和の超整理術」購入(於府中啓文堂)

また懲りずに買ってしまった整理術本。年に2,3冊は必ず買っているのではないだろうか。 昨年買った「そうじ力」も似たようなものだし。母にNHKの「おしゃれ工房」を頼まれ、府中に売っていないと困るのでまずは新宿ルミネのブックファーストへ。 スターバックスに面した書棚に「スターバックスが成功した訳」などという本が山積みになっているのが笑えた。で、ここではバックナンバーをおいていないということで、やはり地元府中の啓文堂へ。ブックファーストはとにかく旬の本ばかりを置いておくのだろう。無事買えたのでしばし、他の書棚を物色。ブックファーストでは辛うじて買うのをやめたこの整理術をやはり手にとってさらさらと見ていたが、1500円にもかかわらずやはり買うことにした。 いつか出会うかもしれない奇跡の整理術かもしれないという期待を持って。まだ数ページを読んだだけだが、この人はデザイン科を出て、CMをはじめいろいろな分野で活躍している人らしい。なかなか面白そうなので読むのが楽しみだ。



2007年10月14日(日) 銀座の「イエナ」がいつの間にか潰れていた

久しぶりに休日に銀座に行ったので 最近こっているホルト・ソーヤーの続きを買おうとイエナを探すがみつからない。まさか潰れたのでは?と思い、帰ってからインターネットで探したら、なんと2chの掲示板が出てきた。
2002年の1月につぶれたらしい。今まで気づかなかったのは不思議だ。

銀座の老舗・イエナ洋書店、来月閉店

 作家や文化人に愛された東京・銀座の「イエナ洋書店」が、来年1月17日に閉店する。
1950年に創業した老舗(しにせ)洋書店で、約180平方メートルの店内には、500種を
超える雑誌と約3万点の書籍が置かれている。

 同書店によれば、インターネット書店などの普及で、洋書の入手方法の選択肢が広がった
ことや、長引く出版不況が影響し、売り上げが落ちていたという。

 定期購読などを含む洋雑誌の一部は、同じビルに入っている近藤書店が引き継いで販売する。



2007年10月05日(金)



久々にマロコにて。途中古書店で購入した本と。



2007年09月29日(土) Jane Austen著

午後から母とその友人のIさん、お向かいのMさんで吉祥寺へ。一緒にランチ。 その後単独行動で啓文堂へ。やはりソーヤーはないため表記の本を購入。邦訳はあるのだろうか。記憶にないが。あまり期待せずに読むことにする。 ヒロインにはなりそうもない(と、書いてある)少女が主人公らしい。



2007年09月27日(木) 「ピーナッツバター殺人事件」読了

老人ホームには珍しい結婚に絡んでの殺人事件。新たに登場したオウムとキャレドニアの友情?が楽しかった。 ついに邦訳の4冊を読んでしまったので、夜中にAmazonで原書を探すが、USEDしかなかった。古本屋で買うならともかく、なんとなく小包で届くのが古本というのはあまりうれしくないものだ。どうしたものか。



2007年09月24日(月) 江国香織著「こうばしい日々」読む

先週新町文化センターで借りた内の一冊、一番薄い文庫本をのんびりと日曜日の午後開いてみる。今一番読みたいソーヤーの「ピーナッツバター殺人事件」は明日からの通勤のお供にとっておく。江国香織は初めて読んだが、思ったより癖がない文体でよかった。これは十代の少年と少女が主人公の短編集だから、実際にはどんな小説を書く人なのか、いまひとつわからない。表題の「こうばしい日々」のほかに、綿菓子というやはりこれも短編集が入っている。偶然だろうが、それぞれ年の離れた姉がいて、それぞれ恋人ないし、夫がいるのだが、子供の目には なぜその人を姉が選んだのか理解できないでいる。自分はもっとまっすぐな恋愛をしたいと望んでいて大人の気持ちを理解できないでいる。なんとなく胸にほろ苦さが残るような読後感が良い。また江国を読んでみるかどうかはわからない。


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