日々の泡

2005年05月06日(金) DAN BROWN DECEPTION POINTs

久しぶりに新宿ルミネに母に頼まれたDVDを買うついでに書店による。っこは以前青山書店だったのだがつぶれれてしまいどうなることかと思っていたらいつのまにか、ブックファーストというひどく洒落た書店に変身していて驚いた。青山書店もひどく今風の作りで、空間が多いと言う印象だったが、今回は、魅力的な本がこれでもかというくらい、詰め込まれていると言う感じだ。 輸入物のインテリアの本があったり、購買意欲がかきたてられる危険な本屋だ。 先日吉祥寺の啓文堂で探したが見つからなかったこの本を発見して迷わず購入。 ダヴィンチコードや天使と悪魔のように専門的な用語がでてきたらお手上げだと思っているが、いまのところなかなか面白く読めている。<以下2009/11/17 たまたま会社でこの本が話題になった。当時読了した記憶があるが、その記述が見当たらないので、いまさらではあるが、公式HPからあらすじを貼り付ける。〔上巻国家偵察局員レイチェルの仕事は、大統領へ提出する機密情報の分析。現在、ホワイトハウスは大統領選の渦中にあり、現職と争っている対立候補は、なんと彼女の父だった。選挙戦はNASAに膨大な予算を費やす現政府を非難し、国民の支持を集めている父が有利に進めていた。そんなある日、レイチェルは直々に大統領から呼び出される。NASAが大発見をしたので、彼女の目で確かめてきてほしいというのだが…。〔下巻状況が飲み込めないままレイチェルが連れて行かれたのは、北極だった。氷棚に埋 まった巨大な隕石から等脚類の化石が大量に発見されたのだ。これは地球以外にも生 物が存在する証拠であり、まさに世紀の大発見だった。ここで、選挙戦は一気に逆転 し、大統領が対立候補の娘である自分を情報分析官として選んだ理由を悟る。 だ が、科学者チームと調査を進めるうちに、レイチェルは信じられない謀略の深みには まり込んでゆく…。



2005年04月02日(土) ジーン・アウル著 「ケーブ・ベアの一族」上巻読了

地元の文化センターの文化祭に母がパッチワークの作品を出品したため久しぶりに3階にある図書室に行く。一年位前に読みかけて結局そのまま返してしまった「9月になれば」上下巻と厚生年金の話、そしてこの本が新刊図書の中にあったので借りた。前々から書店で見て書名は知っていたが買ってまで読む気にはなれなかったのだが、ちょっと味見のつもりで借りてみた。 とても面白く通勤時間にせっせと読んだ。行きだけだが、一週間くらいで読めた。ただ、ショックなことに一緒に借りた筈の下巻が見当たらない。部屋を何時間もかけて探してはいるのだが。これだけ探してないということはもしかしたら借りなかったのかもしれない。 もしそうだったらかなりボケていることになり、それはそれでショックだ。明日文化センターに行ってみようと思う。 さて、内容だが最後に残しておいた前書きを読むとどうやら主人公の少女はクロマニオンであったらしい。そして冒頭の大地震で仲間を失った少女が、身を寄せた人種の異なった集団はネアンデルタール人という設定のようだ。 両人類は同じ地域で4千年も共存していたと言う物的証拠があるようである。 ネアンデルタール人の最も知恵のあるとされている占い師ですら、少女が持つ生まれつきの能力の前には自らの敗北を悟るのだ。主人公のエイラは能力的に優れているだけでなく、勇気と愛情にあふれた少女だ。 一人で傷を負ってさまよっているところを助けてくれた一族の薬師から薬草のことや治療について学んでいる。この物語には、母親と言う存在はでてくるが父親と言う言葉はない。母親のつれあいという形で存在するのみだ。 要するに結婚によって子供が生まれると言う概念がないのだ。だから男にとって子供はつれあいの子供と表現される。 これは面白いと思った。 随分前から書店で見かけたように思ったが前書きを読んだら、以前は子供用に、内容を少々変えての出版だったらしい。どうりで子供用の本というイメージがあったわりに内容を読んでこれはどうかと思う箇所が随所にあった。 シリーズのようなので楽しみだ。



2005年03月30日(水) 「9月になれば」

新町文化センターで借りた上下巻。なぜかこの本は途中で返却せざるを得ないことになり前回も途中で返しているが、今回も同じ憂き目に。次回こそ9月のパーティー開催にまでたどり着きたい。



2005年03月27日(日) マイケル・ボンド著「パンプルムース氏のおすすめ料理」

解説者が、海外では数冊出版されているが、日本では訳書が続かない。その理由としていくつか推測している。お色気が駄目なのか、(たしかに私としては気分の良い方向ではなかった)犬が駄目なのか(この犬が唯一の救いとなったが、必要不可欠な存在とまでは行っていない。まだスパイスである)



2005年03月01日(火) 水上勉著「飢餓海峡」下巻

上巻を読み終えてしまい、あわてて会社の帰りに下巻を購入。下手に犯人に思い入れをすると読後感がむなしいのは困ったことだ。



2005年02月26日(土) 水上勉著「飢餓海峡」上巻

吉祥寺の啓文堂にて。 最近できたここの啓文堂はとにかく広い。府中の2倍はあるのではないだろうか。うらやましい限りである。 先年亡くなった水上勉が死の直前まで改訂していたという帯に惹かれてとりあえず上巻を購入。以前読んだような気がしていたが、記憶違いだったようだ。洞爺丸沈没が筋において大きな役割を果たしている。 私はこの年の6月に北海道の小樽で生まれ、9月に本土に戻ったのだが、ちょうどその頃に起こった海難事故で船の中には棺がかなりの数載せられていたと言う。そんな雰囲気を楽しみつつ。



2005年02月17日(木) Diana Wynne Jones Howl's Moving Castle

スタジオジブリの最新作「ハウルの動く城」の原作。 先々週吉祥寺の湯沢やの地下にできた啓文堂で 何気なく買ったがなかなか面白い。だんだん加速がついてくるのはいつものことだが、あと三分の一で一体どう話が展開するのか楽しみ。 ハウルは魔法使いであるが、普通のヒーロー役かと思えば入浴に2時間かけたり服にこだわったり、少女との恋愛に忙しかったり、王様からの依頼を断るのに苦心したりと フツーの若者のようだ。 でも寝顔がノーブルで悲しそうという表現にかなり惹かれた。 ヒロインはいきなり老婆にされてしまった少女。一体いつもとの姿に戻れるのだろうか。最終的に恋愛ものを期待している私は裏切られるのだろうか。



2005年01月07日(金) フランチェスカの暗号

学生の馬鹿騒ぎに疲れて途中で放り出す。 書評を読むとかなり面白いらしい。いつか再挑戦したい。



2005年01月01日(土) 元旦から「生首の行方」

彫刻における「眼」というものの歴史的な挑戦が興味深かった。



2004年11月12日(金) サラ・ウォーターズ著「荊の城」読了

日曜日にフォーリスの紀伊国屋で購入。春先に同じ著者の「半身」を読み、なかなか面白かったので すぐに購入を決めたが、文庫本の癖に940円もするため、とりあえず上巻だけ買った。で、水曜日には啓文堂に寄り、下巻を買う。両方あわせると2千円近いと思うとぞっとするが、とにかくこの一週間非常に通勤時間が待ち遠しかった。帰りはほとんど読めないので主に行きのみのため、思えば日経を買わなかった日のほうが多い。原題は”Fingersmith"(どういう意味だろう)ヒロイン スーザンはロンドンにある胡散臭い盗品専門の買取店を営む親方と母と慕う「かあちゃん」そして仲間たちとにぎやかに暮らしている。要するに泥棒一家だ。スウの実母は、罪人として吊るされたと聞かされて それでも涙一つ見せないことを誇りとして生きている。 だがある日、「紳士」が儲け話を持ってくる。

結婚すれば巨額の遺産を相続することになっているモード・リリーという令嬢が偏屈な学者である叔父の城に住んでいることに目をつけた「紳士」はそこに本の装丁のため城に住み込み、令嬢を誘惑する。密かに結婚した後はじゃまな令嬢を気ちがい病院に閉じ込め財産を自分のものにしようと企む。その過程でどうしてもスーザンが必要であると言い、2000ポンドの報酬でスーザンをモードの小間使いとして城に送り込む。

初めは、モードを世間知らずの令嬢と馬鹿にしていたがその善良で人を疑わない純粋さにスーザンは惹かれていく。

だが、結局「紳士」に逆らうことはできず、紳士とモードが駆け落ち結婚をするのを手助けする。 そしてあとはモードを気違い病院に引き渡すばかりとなったとき....医師が狂人として扱ったのはなんとスウのほうだった。 自分は貴婦人の小間使いであると口汚くののしるスウを医師たちは、自分を小間使いであると妄想している貴婦人であると思い込んでしまう。ここにいたるまでの「紳士」とモードの陰謀の結果であった。

気違い病院での悲惨な日々。ようやくのことでロンドンの家までたどり着いたスウのみたものは。

やはり「紳士」にだまされてスウの家に閉じ込められたモードだった。逆上するスウ。

真実が徐々に露になる。


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