昨夜の続きだが、今朝日比谷線内にてパークライフ読了。 ページをめくって 左のページが既に違う記事になっているのを知り、驚きつつも結構最後の行まで自然に盛り上がった。と言ってもなんだかよくわからなかったような、よくわかったような、自分でも未消化のまま目的の駅に着いてしまった。 こういう文章ならネットの日記でいくらでも読めるのではないかとか、人物像がいかにも作られたもののように思う。 作者の経験に基づくのではなく、読書に基づいての経験から書かれた小説。 希薄である。
今 読みかけの「愛の論理」PHP文庫 そうまさしくPHP文庫。 古今東西の 宗教、哲学、精神分野からの引用を土台に作者が愛についてとことん分析するらしい。
昨日 母に頼まれて新宿の三省堂に寄り、95歳の現役美容師 吉行あぐりのエッセイを買う。 ついでに小林秀雄の特集をしている「文学界」が目に入りこれも購入。 「旅立ったペットたち」を立ち読み。 泣いた。 本をレジに持っていきながら赤い目が気になった。
通勤のお供は 堂本剛 初ソロアルバム。 「あなた」と「歩き始めた夏」を延々と繰り返す。
不思議に夏になると ちょっと文学に浸りたくなる傾向が有り。忙しさは年中変わらないはずなのだが。 などと思っていたら甥が夏休みの読書感想文の宿題に四苦八苦している様子。 井上靖の「しろばんば」 そうそう、夏休みの宿題の定番でした。 読書感想文。 旅行に行くときもいつもずっと分厚い本を持っていた記憶が。 高校2年のカラマーゾフの兄弟(これは自発的に読んだのだった)そして高校3年の夏は「夜明け前」 木曽路はすべて山の中である....から始まる長〜〜い小説。島崎藤村です。
新潮や角川で文庫100冊祭りのようなものをするのも夏。 昨年は長年の悲願だった「百年の孤独」をようやく読んだ。前の訳で読んだときは途中でギブアップしたのだが、今回は訳がよかったせいもあるかもしれないが、私には一つの目的があった。 そう、焼酎の「百年の孤独」に文学的香りをつけて美味しくいただきたいという....。「それから」「吉四六」焼酎の名前はどれも良い。
おととしの夏はハリーポッターの第4巻を読んだ。 ようやくこの9月に邦訳がでるようだが、第4巻はとにかく暗い。 ハーマイオニーも少々大人になってしまって寂しい思いをしたのもこの4巻。
どうでもよいが、早く5巻を出してください!
まあ過去の話はともかくとして、8月の文藝春秋には毎年芥川賞受賞作が掲載される。 文学的意欲が高まっているので 不思議にこの月は買うのだ。 吉田修一「パーク・ライフ」 数ページ読んだが、読みやすい。 最後まで読めそうである。 妙にほっとした。
会社から家に電話をすると母から吉行あぐりの最新本を買ってくるように言われたので新宿で三省堂に寄る。 ここは丸の内線から京王線に向かう途中でエレベーターに乗るだけで済むのでとても便利だ。
(雷が鳴っている。 あと4分で零時) 一体この日記は何日の日記になるのだろうか。
一体いくつめの日記だろうか。 いまもなお、ネットの海を難破船のごとく漂流している私の日記がいくつもある筈。 それでも懲りずに挑戦するある意味日記好きな私である。
今日はささやかながら月、火と年休をとり4連休だった夏休みの最終日。 というか、もう明日になっている! 早く眠らなければ。
読書:「不撓不屈」高杉良 あと10ページくらいなのだがストップしている。 そう言えば 土、日で金曜日にTSUTAYAで原作「菊池寛」という言葉にだまされて購入した「真珠夫人」上下巻 2千円也を読む。
TVドラマを本に書き下ろしたそうで、一番盛り上がるべきクライマックスで異様に巻きが入っていたのがつくづく惜しまれる。 日曜に参加したフリーマーケットに出そうと思ったら 里帰りで帰っている妹が是非読みたいとのこと。主婦の間で爆発的な人気を誇った昼メロのようだ。
音楽鑑賞; ここ何ヶ月か癒し系のCDばかり聴いている。金曜に「image」と「New ASIA」をTSUTAYAで借り、ずっと聴いていた。 なかなか良い。 ようやくCD-Rに落とした。
そろそろ眠らなければ。
| 2000年05月20日(土) |
HARRY POTTER AND THE PRISONER OF AZKABAN |
シリーズ3巻目 2巻目もそうだったが前半はいたってのんびりとした日常が 語られるので吸引力もたいしてなく、たらたらと読む。 後半くらいからぐぐっと読むスピードに加速がついてくる。
吉祥寺の弘栄堂で4月の半ばに購入。 5月18日に読了。
やはり人間には 愛と正義と勇気が大切だと.... なんとなく心があたたまる。
| 1999年07月01日(木) |
赤瀬川原平著「老人力」 |
作者:日本 出版社・値段:筑摩書房 老人力とは、年をとったとか耄碌したという代わりに「なかなか老人力がついてきた」という風に使うらしい。まあ、肩の力を抜けということらしいが、老人力という言葉自身は目新しいが、内容としては特に いまさら、というようなことばかり綴られているように思った。 これが今一番売れている本なのかと思うと少々がっくりくる。 作者はまだ60才くらいのようだがまだまだ老人を語るには若すぎる。 所詮、高見の見物にすぎないのではないだろうか。 本当に年老いたとき、老人力となどと言って自分の老いを楽しむことができるかどうか。 と、実はエッセイ嫌いの私は、すぐにエッセイに対して反感を持つ。エッセイからは作者の自己顕示欲しか感じられないせいもあるかもしれない。 なにか独善的なにおいすらする。 やっぱりエッセイなんて読んでいないで小説を読もう、などと思うへんくつな私だった。(それこそ老人になったら頑固になりそう)
| 1999年05月01日(土) |
或る年のG.W.の買い物 |
久しぶりに国分寺の三成堂書店に行く。 バイテクセンチュリー ジェレミーリフキン著 2、100円 コーポレート・ガバナンス入門 深尾光洋 660円 國文学 あいさつことばとコミュニケーション1050円 MONSTER VOL.11 爆笑...Kinki Kidsのすべて...1、000円。
これも久々に国分寺の新星堂に行く。 CD「月光とピエロ」を買う。 智恵子抄より「或る夜のこころ」 を含む。 7月の夜の月は...で、始まるこの曲。 7月には 毎年聴いているが、なにぶんにもLPのため、買い直す。
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲第13番 大フーガ付き ウエストミンスター復刻版。 この大フーガ(グロッセフーガ)はあまりに悲愴なので (という理由をむかし読んだ)この13番の終楽章から 外され単独になっている。 シルヴィアプラスの詩「グロッセフーガ」をこの曲をBGMに 読んだ大昔のカセットテープが現存している...と、 客観的に書いておく。
本日の丸井でのお買い物 ドールハウス用の棚を買う。
| 1999年04月24日(土) |
天童荒太著「永遠の仔」上・下 |
それぞれつらい過去をもつ3人の男女は子供の頃の一時期を同じ病棟で過ごした。そこで3人はある犯罪を犯し罪を共有することになるが...。 子供による犯罪が多発する現代にあって多分その病根を探ろうとする意図があるようだが、この小説では当然ながらその原因を親のあり方に求めている。 そしてさらにその親には親があり...。悲劇は繰り返されるというが、子供は親の呪縛から永遠に解放されることはないのだろうか。子供にはそれをはじきとばす無垢なものが、生まれつき持っている筈の真っ直ぐにのびていく力というものはないのだろうか。 あまりにひ弱な今の子供たちには 昔は確かにあった筈のそういった力が欠如しているように思う。だから親の葛藤の影響を直接受けてしまい、人格さえも崩壊されてしまうのではないだろうか。 確かにヒロインの不幸は、どうしようもないものに思える。 父親が実の娘を云々という話は先日のシドニーシェルダンで読んだばかりのせいか、このようなテーマで小説に書くこと自体に腹が立つ。 的外れな怒りであることはわかるが、こういった題材を読み物にしてしまうところになんともいえないものを感じる。そのような父親というのは早い話が異常なのである。 異常なものをあたかも社会現象のように小説でとりあげてベストセラーになってよいものだろうか。 加藤諦三は子供を愛せない親に育てられた人間がいかにゆがんだ存在になるかを何度も何度も繰り返し語る。 どの著作を読んでいても 又かと思うほどそのテーマが出てくる。 実際に加藤諦三がそういった親に育てられたらしく、そこここにその恨みが噴出している。 ここ7、8年は読んでいないのでもうそろそろ親から解放されたかも知れないが(しかし、数年前に加藤が訳して話題になった「インディアンの教え」は親に心底愛された子供は親の愛を失うことを恐れなくて済むのでどこまでも親から離れて冒険をすることができるというようなことが書かれていたので、相変わらす...と思ったものだ)加藤諦三ですら、親の呪縛から逃げられないのかと思うと、今の子供がひ弱であるというだけの理由はなりたたないのかもしれない。 感受性の強い子供が 単に嫌いなだけのまたしても私の独断に過ぎないかも知れない。 私自身は青春時代、感受性など、人間としての贅沢品だと思っていた。 長く書いた割にあいかわらず書評になっていない。 親の呪縛から解放されるには、まず親を神格化したい自分に気づき、親も又一人の人間なのだと悟ること。等身大の親を発見すること。 人間の無償の愛などというものは滅多に存在しないことに気づくことではないだろうか。99・4・24
| 1999年04月16日(金) |
渡部昇一著:ものを考える人考えない人 |
副題:新知的生活の方法...元祖知的生活の方法はなんと25年前だったらしい。確かその時は知的生活をするのはあくまで男性であり、結婚は知的生活の障害になるだけだから同性愛に走った方が良い、などと書いてあって仰天したが今回はさすがに時代を反映して女性にとっての知的生活とは..という項目もあった。 渡部昇一の本を読んでいると 本当に良い先生にめぐまれて、人から学んだことが多いこと。 また100冊の本より為になる対話があると書いています。 人から学ぶと言うこと...以前はなかなかむずかしかったのですが、インターネットでいろいろな人と会えるので 学ぶ機会も多くうれしいですね。 知識、情報だけでなく人柄なども学びたいと思います。 とにかく渡部昇一は日本大好き人間。 やっぱり母国を嫌っている知識人は祖国のめぐみを理解していない点で愚かではないかと思います。 ちょっと時間がないので書き散らしてしまった。 今度訂正いたします。(99・4・16)
| 1999年04月08日(木) |
シドニーシェルダン著 Tell me your dreams |
Tell me your dreams ミステリー小説 作者:現代 U.S.A. Sidney 出版社・値段: 1,640円(高い!) 今話題の○○○○に加えて、米国で深刻化している○○による○○○の○的虐待も含めて、思わず先を読ませるストーリー性は相変わらず。(ネタバレなので伏せ字にしました)反対に世の中の関心事を適当に組み合わせただけの作品ともいえる。 まあ、とりあえず面白かったので文句は言わないが、年々歳々シェルダンの作品の衰えを感じないわけにはいかない。 ラストシーンはほぼ予想通りではあったが、歌舞伎の十八番と同じで期待通りに筋が運んだ満足感はある。 しかしながら最後の判決で前半の主人公であった弁護士が思いついた打開策は、かなり前から私にでもなぜこの方法をとらないのか、と思わせる展開であり,,,やはりシェルダンの衰えかと思う。(1999・4.8 13:00 P.M.)
| 1999年01月19日(火) |
ジェインオースティン [ マンスフィールドパーク |
ミステリー小説 作者:19世紀初頭 英国 出版社・値段:キネマ旬報社 2400円 学生時代に原書に挑戦しながらも1ページで挫折したうらみの一冊。著者は「自負と偏見」の作者として有名。この「自負と偏見」は非常に面白かった。 今まで読んだ本の中でベスト10にいれてもよいくらい、何度も読み返した。最近 後日談が現代作家によって出版されたが、登場人物がすべて「下品」になっていてがっかりした。 とにかく人間の性格の描き方、その心理描写がおもしろい。どの人物も典型的な人間像であるが、その行動は首尾一貫していて読んでいても自分で駒をすすめているようで面白い。やはり私は感性のみに頼った小説よりもこうした人物描写がはっきりしていてなによりも筋がある物語が好きなようだ。久々に本来の好きな本にめぐり合ったような気がする。まだ半分読んだだけだがとりあえず忘れないようにアップ。(99年1月19日 11:00pm)
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