◇◇マ二ペニーの日々是雑記◇◇
Nellie



 南朝と北韓

んーと。北朝鮮に興味があったっつーのは10年前なんですね。当時お付き合いさせていただいた方の「俺はキンニチセイ(金日成)の信者じゃない」という言葉と、タイトルの南朝と北韓。彼にとっては北は朝鮮でなく北の韓国なんだ・・・というニュアンス。月並みだけどドイツとは違うんだなー。東洋と西洋の相違かな。ま。そういうわけで、今おすすめが「金日成閣下の無線機」佐々淳行。外事警察を渡り歩いた方の体験談ですね。このころは知恵比べの時代。去年文庫にもなってます。
 ・・・で、Bond20は北朝鮮でと、デマゴーグが飛び交ってるわけで・・・つまらん。そんなのにいちいち振り回されてる輩をみるのも・・・・・・・・やめときましょう(笑)
 26日のおディナーでも、まあ、その話題がでてね。
 「20作目の40周年の、よりによってメモリアルに北朝鮮なんて、いいの?? そんなスケールで」
 意見の合う人がいてくれて、うれしいよ。
 「こういう時こそ、ヨーロッパで派手にドカンとやってもらわにゃ!」
 「パラマウント・スタジオもフルにつかってね!」





2001年12月28日(金)



 シャンペン・スパイ

 ウォルフガング・ロッソ。イスラエルのモサドのスパイ。その名前からわかるようにドイツ人といっても通じる容姿から、ユダヤ人を憎んでいるドイツの金持ちという触れ込みで中東のアラブ人たちの社交界で活躍したスパイなわけ。
 で、社交界といえばシャンパンってことで、もうドンペリをバシバシふるまってたから、ついた徒名が「シャンパン・スパイ」。
 「スパイのためのハンドブック」と同様に再販してほしいですよね。彼の自叙伝も。
 そっこらへんの小説よりおもしろいんだから!



2001年12月29日(土)



 大脱走もあります

「今、すごく見てみたいなーって思ってるでしょ」
 ・・・はい。流されたい性格なもので。と、いうわけで、おディナー(ひっぱってますね・・・)の時に話題になって気になってた映画。見てしまいました、「ショーシャンクの空に」。「ハリポタ」はまだだけど。
 いいぞー「ショーヤンク」、よくできた話というより、話、できすぎ(笑)。なんか、すげー快適な刑務所。
 不良の巣窟の高校に、まちがって転向してしまった優等生の奮戦記って感じの学園物のノリ。そのまんまじゃん。いじめ(非常にぬるすぎるけど)あり、友情あり、図書委員会あり、青春の蹉跌ありで。
 「屋上でビール」のティム・ロビンスのはにかんだ笑みがツボでしたね。ちいさな感動。
 ただやっぱり感動の押し売りは、わたしゃ心の財布の紐が硬いもんで。フィガロの結婚のとこで感動せなならんのかもなんだけど。・・・うーん、「未知との遭遇」状態。
 けど、刑務所の所長が、主人公を釈放させないために、主人公の無実を立証する、証人の囚人を殺すところから、俄然、話は盛り上がり・・・・そっからもう、色々と見せ場てんこもり。
 いい! 筋は通ってるけど、強引な展開。次の展開わかっちゃいるけど。うまいなあ・・・
 おすすめ。みるべし! よかったー。たしかに「グリーマイル」はあかんわな。同じキング原作なのに・・・


2001年12月30日(日)



 引き続き「ショーシャンクの空に」

 2chより。
 最近、ROMってるトコなんだけど、みて、びっくり。
 30日付けのコレ。タイムリーすぎるー!! ああ、ツボだあ。なんで? 
 そー今、話題のものでもないじゃん・なのに、このタイミング、なぜ?? 
 うぁ〜。でもギコ君、それって・・・ちょっと・・・・
|  ロックハンマーください
\_____ _______________
         ∨ | 通常、手数料は2割だが
           | これは変わった品だ。10ドルはもらおう
           \_ ___________
  __          ∨
/  /|       ∧_∧  ∧ ∧    ./ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ̄ ̄|/|       (´∀` ;) (゚Д゚ )   < 店長、
| ̄ ̄| | ̄ ̄ ̄|\_(_   ) ⊂_|___ | 聖書も付けた方がよいかと・・
| ̄ ̄| |___| ∧_∧ ̄ ̄ ̄  ////|.\_____
| ̄ ̄| |___|(    )____| ̄ ̄ ̄|/|
| ̄ ̄      ( ○  )      ̄ ̄ ̄|  |
|  ワーナー   | | |      東映  |  |
|           (_(_)       東宝 |/
 
 ホントはカキコで参加したいけど、かなしいかなセンスがないから・・・・
 末永く続きますよう、てんちょー、みなさま、がんばってください。



2001年12月31日(月)



 西暦、2002・・・・ってね

あけましておめでとうございます。
 本年もよろしくおねがいいたします。・・・てんで、元旦はちゃんと正午の12:40分に終了するように「女王陛下のoo7」を見たかな。DVDでなくてワーナービデオから出ていた、本編が終わったあとに、背景が真っ暗になって、ルイ・アームストロング歌がフルコーラスのヤツ。 ああ浸ってしまうがな。
魔不さん、
http://village.infoweb.ne.jp/~amonon/boy.htm
高木さん
http://www.amonon.net/bond/nennga.htm
から年賀いただいちゃいました。ありがとう!
月並みではござんすが、Nellieくんとあそんでやってくだせい。ひつこく。



2002年01月01日(火)



 戦いすんで夜が明けて

 初詣。今年は大手はなんかガラガラ閑古鳥だったそーで。マジに不況だと信仰費からけずるわなあ。代わりに氏神様は大盛況みたいでしたね。わたしゃ、その時ゃ、仕事ですよ。
 ことしも、しょーもない患者きたよきたよ。
 曰く、酔っ払って、けんか吹っかけてビール瓶で返り討ちにあったあほ
 酔っ払って自転車のって、よその家に頭突き食らわして、塀に穴あけたというあほ。
 餅を喉につまらせて・・・というのはいなかったけど、自殺しようと○○○薬を一瓶飲んだけど、その薬を喉につまらせて運ばれてきたどあほ。・・・・もう、新年早々。世紀末は二年前終わったんだぜ。ホント・・・。

2002年01月03日(木)



 ノオ博士の晩餐

 いまでこそ全作品が「古典」とされ「傑作」とされているものの・・・。
 「ドクター・ノオ」って、おそらく世間からは、すごくむちゃくちゃ酷評されたんじゃないのかな?
 イカと戦い、カニと戯れ動物軍団大集合だもんね。
 だから、「ゴールドフィンガー」の冒頭、俺はここまで書けるんだって力入れてるだろ。
 ああ、なるほど。確かに真摯だし、メキシコの麻薬組織の話のくだりは「ロシアから愛をこめて」に通じるところがあるしね。
 きっと、今までのことは、なかったことにしたかったんだよ。仕切りなおしだね。
・・・どうせ読者は、フレミングの小説でなくて、ボンドの読み物が欲しいんだろって感じで「ドクター・ノオ」があるのだろう。ただ、「俺は物書き」だとへりくだっていても「小説家」にフレミングはなりたかったんだろう。
 オッド・ジョブの空手に関する記述は、正確、精密を極め、そこら辺の作家を寄せ付けない意地がある。  けど、そのオッド・ジョブの必殺技が「帽子投げ」なのである。しかも親玉の名前も「金・指」
 これって、ノオ博士のイカとカニだよ。このときのフレミングの心情っていかなるものか。興味もある。


2002年01月05日(土)
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