かっしーのつぶやき
DiaryINDEX|past|will
| 2006年04月08日(土) |
赤ちゃんとおかあさん |
兄夫婦宅へ赤ちゃんを見物しに行きました。
あーーーーーーーーー、 赤ちゃんーーーーーー、 ふやふやーーーーーー。
あああ赤ちゃんてなんて小さくて柔らかくていとおしいものなんでしょう。 今日の今日まで自分の中にこんな単純な性善説の部分があるとは夢にも思ってませんでした。
赤ちゃんをあやす義姉がもう溢れるほどこぼれるほどおかあさんで、見てて溶けました。 外は桜が満開ですよ、と伝えたら、退院してから外に出ていないので気がつかなかったけどきっときれいねと笑ってました。 今ここでふくふくと生きている赤ちゃんこそがまるで咲きほころんだばかりのお花のようで、そりゃあ梅も桜もかなわないよなと思いました。
てなわけで溶け溶けなんであんまり書けることがないです。
| 2006年04月04日(火) |
愛と栄光の戦隊シリーズ |
東映の特撮、あの「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まる一連のヒーロー番組、いわゆる「戦隊シリーズ」は今年で30作目を迎えます。
30タイトルを記念した特設コーナーとして、現在放映中の「轟轟戦隊ボウケンジャー」の予告前のスポットでは毎週一作品づつ過去の作品を紹介中。わかる人にはわかる各作品ネタでオチがつくようになっているあたり、私のような往年の特撮ファンとしてはなんとも楽しいひとときです。 初回の「ゴレンジャー」の時には早速ボウケン「イエロー」の子が「カレー」を食べているというオチで、なるほどこういうノリなのねと思っていたらば案の定、先日の「バトルフィーバーJ」の回ではボウケン「ブルー」が「あんぱん」を食べており、イエロー=カレーつながりは判ってもブルー=あんぱんつながりは判らなかったtimutaんから解説を求められたりしました(笑)
しかしながら、私が戦隊シリーズを曲がりなりにも視聴していたと言えるのはせいぜい「ジェットマン」までで、それ以降の作品についての知識はゼロに近いため、気付いてみれば私が一応知ったかぶりできる戦隊シリーズは全30作品のうち前半分15作品だけでした。とほほ。
なんで私が特撮を見なくなったかというと、各作品の優劣とは全く関係なく、単に自分が社会人になってバイオリズムが特撮と合わなくなってしまったからですが、あにはからんや昨年なぜか突然「マジレンジャー」にハマってしまい(ほんとに唐突だな)、文字通り今では「帰ってきた特撮ファン」としてたのしくリハビリ中なのでした。
さてこの戦隊シリーズ、30年もずっと基本ラインはほぼ同じノリ(複数ヒーロー、秘密兵器や巨大ロボで戦闘、徹頭徹尾勧善懲悪ハッピーエンド)でやってきているため、作品ごとにそれぞれちゃんと個性はあるけれどやはり「××マンは○○レンジャーと同じラインだよね」的な類別は出来てきてしまうものです。視聴者によって好きなタイプと嫌いなタイプが分かれ、当然どの作品への評価も賛否が分かれることになり、ウィキペディアで戦隊シリーズを調べてみると、「この作品こそが戦隊シリーズの最高傑作とするファンも数多い」という表現があっちこっちで使われていて微笑ましいです。 それって、 「オレはプロ野球ファンだがあくまでも阪神ファンなのであって巨人ファンと一緒にするな!」とか、 「私は宝塚ファンだけど麻実れい様から後のスターはみんな小粒で見ていてもつまらないわ!」とか、 そういうことをどうしても言わずにはいられない感覚と多分同じなんだと思います。 いずこも同じファン心理、ファンならではの果てない愛のなせるわざと申せましょう。
余談ですが、「マジレンジャー」から入った戦隊ビギナーのtimutaんは、年度が変わってすべてがバッサリ新シリーズの「ボウケンジャー」仕様になってしまったことに当初は引き気味だったようです。でもまあ、「見つづけているうちに自然と “今年のヤツら” が目にも耳にも馴染んでくる」という感覚もまた伝統ある戦隊シリーズならではのお楽しみというもの。こうして一年また一年と、歴史が積み重なってゆくのです。
というわけで、今年も戦隊シリーズでGo!です。
三つ目のぼた餅、ってご存知ですか。
千葉〜茨城のあたりに伝わる風習で、「赤ちゃんが生まれた日から数えて三日目に、ぼた餅を三つ、親戚縁者に配って出産の報告をする」というものです。元をたどれば、お産を終えたお母さんに、お乳の出がよくなるようにと餅け(もちけ)のあるもの(もち米系食物全般を私の田舎のほうではこう言うのです)を食べさせたのが発祥ではないかと言われております。 なんで三日目で三つなんだということについてその起源は諸説多々あるらしいですが、そもそも行事の中で実動している田舎の人は由来なんてあんまり気にしてません。昔からそうやってきたからこの代もそれに習う、ってそれだけで納得してみんなが動きます。
で、この「三つ目のぼた餅」なんですが、ただのぼた餅じゃないんです。 味は普通のぼた餅ですが、大きさが半端じゃありません。1つあたり、普通の和菓子屋さんに売っている普通のぼた餅のおよそ4〜6倍くらいはあります。 だいたい大人のこぶし2つ分くらいの巨大なもち米だんごのまわりにあんこをびっしりと付けて丸め、それをさらに×3個、お重箱にどかんどかんどかんと巴の形に並べて一組が完成、です。そもそもそんなに大きなぼた餅を三つも入れたらそれでもうお重箱はぎゅうぎゅうです。そのフォルムたるや、甘いものが苦手な人はもはや裸足で逃げ出すしかないような迫力です。そしてもちろんそれは一組だけ作るわけではなく、お知らせする親戚縁者の各所帯の数だけ作ります。家中のお重箱が総動員です。
そう、今回私はこの三つ目のぼた餅のあんこ炊き要員として、実家に召喚されたのでした。 というわけで、本日は朝食もそこそこに、朝から母と私の二人で三つ目のぼた餅作り。
…実際に作ってみてよーくわかりましたが、本当に常軌を逸した巨大さです(笑)。
こういう風習を今日まで残してきた地元の人たちの心根のおおどかさを思うと、思わず微笑させられます。 家にあるありったけのお重箱にぎゅうぎゅうに詰められて、台所の机の上いっぱいに並んだ、お祝いの巨大ぼた餅。その眺めは、いかにもこのへんの代々の人たちが「どうせ同じ餅けのあるものを食べさすんなら、ただの餅より甘くて柔らかいぼた餅のほうがよかんべえ」、「どうせ同じ縁起物を作るんなら、でっかいの三つのほうが豪華でよかんべえ」、というようなノリであれやこれや後付けでゴージャス仕様にしていくうちにいつしかこんな形になっちゃったんだろうなあ、と思わずにいられないような、いい意味で田舎のいい加減さがぽかんと具現化しているような豪快で素朴なフォルムで、眺めているだけでつくづく嬉しくなってきてしまうのでした。
かくて家中大わらわの末に完成した三つ目のぼた餅は、作ったそばから親戚縁者に出産のお知らせとともに配られていき、昨夜2kg炊いた鍋いっぱいのあんこも本日のお昼を待たずしてめでたくきれいに片付いてしまいました。めでたいめでたい。timutaんのお父様にお裾分けしたら大変喜んでいただけて、とても嬉しかったです。
私が祖母から習った唯一の料理がこの「あんこ」でした。だから今回、兄の第二子の三つ目のぼた餅をその祖母直伝の味のあんこで作ってあげられたってことで、おばあちゃんもあの世でちょっとは喜んでくれてるかもしれないなー、…などと思ってみたりする、春の日なのでした。
午後に病院へ行って、兄夫婦の第二子ちゃんとご対面してきました。 新生児室のガラス窓越しに、ちっちゃなケースの中でひよひよと眠る赤ちゃん様…
あああああ。
…ち、
小さい……
生まれたばかりの人間て、あんな、あんな、あーんーなーにー、小さいのかああああ。 ごーん。
なんというかもう、有無を言わさぬ迫力です。人間が人間を生む、って本当に本当に素晴らしいことなのです。 ごーん。
本当にほんとうにお疲れさまでしたお義姉さん。 どうかどうか産後の体だいじにしてくださいお母さん。
すっかり毒気を抜かれて帰宅。 そして夜は夕ご飯もそこそこに、あんこを炊きました。 今回はこの間の年末と違って小豆1kg+お砂糖1kgの計2kgにしかならない(笑)ので、腕力的には楽勝です。しかし、うまく美味しく炊けるかどうかとなるとまた別の話。
なんで突然あんこ炊きを始めたのか、その理由はまた明日。
兄夫婦に第二子が誕生しました。
帝王切開のため出産日はあらかじめ判っていたので、あたしゃ朝からもう気が気じゃなくて… 午後1時半過ぎに兄から携帯に「無事男児出産、母子とも健康」と連が入ったときは、安堵のあまり心の中のつめたいとこがあったかいお湯で一気にどさーーーっと融け落ちるみたいな心持がいたしましたです。
私の実家のほうはなんせ田舎ですから、赤ちゃんが生まれたとなるともう周囲は大騒ぎです。これから向こう一年くらいは、お誕生イベント目白押しになるのでしょう。 …って他人事のように言ってる場合じゃありませんよ!たいへんですよ!! というわけで、私もお土産やらお祝いやらどっさり下げて、一路常磐線の人となったのでした。
| 2006年03月21日(火) |
Take Me Out To The Ball Game |
王ジャパン、WBC優勝おめでとう!初代チャンピオンおめでとう!!
つい最近までTVドラマ「アストロ球団」に大いにハマっていた私にとっては今回の結果は本当にまあ、文字通り「嘘から出た誠」な出来事と申しますかなんと言うか…。 沢村さん!見えますか!あの子たちが、とうとう、やり遂げましたよ!!<勝呂さん風に
というような与太はさておき。
今回のWBCの結果、ミラクルとか奇跡の逆転優勝とか言いはやす人もいますが、私としてはこれはマジックでも神のご加護でもなく、ただただ選手の皆さんが勝って奢らず負けて投げ出さず、ひとつのプレイ、ひとつの試合、その戦績の一つ一つを丁寧に丁寧に積み上げていった結果だと思います。
いやー、誰が何を言ったって、初代チャンピオンシップが太平洋を渡って日本にやってきましたよ。 ほんとですよ! すごいですよ!! 正岡子規さん!見えますか!<どうしてもそういうノリに(笑)
ところで、今回の結果について「王さんも偉いがイチローの存在感も大きかった」「王ジャパンであると同時に、イチロー・ジャパンでもあった」なんて言われてるのを聞くたびに、あたしとてはやはりかつての全日本女子バレー、柳本ジャパンにおけるトモさんの存在感を思い出さずにはいられなかったですよ。ほら、当時よく言われたじゃないですか、「柳本ジャパンだけど、吉原ジャパンなとこもあったよね」みたいな。
ともあれ、今回のWBCは、球界のみならず世界のスポーツ界にいろいろな教訓をもたらしたとても意義あるものだったと思います。ことに、日本代表チームのことを思うとき、私はチームスポーツにおけるチームリーダーというものの大切さを改めて感じずにはいられません。 ワールド.ベースボール.クラシック、原点に立ち返らされる瞬間が随所に顕れたという意味では、まさに正統、クラシックなシリーズであったのかもしれませんね。
なにはともあれ王ジャパン、WBC優勝おめでとう!初代チャンピオンおめでとう!!
さあ、今年は、野球を観に行こう!!
バッテンボーじゃありません(笑)
というわけでtimutaんから「漢字バトン」が回ってきましたので、お応えしてみます。
Q1 好きな漢字
「翠」 五月生まれなので。 「浩」 メジャーすぎて誰も顧みない字ですが、元の意味は大変スケール感があってよいのです。
あと、「国字」…平たく言うと「和製パチもん漢字」がキッチュで好きです。 「榊」とか「峠」とか「枠」とか、「鳰」とか「鴫」とか「鯱」とか「鱈」とか(魚系は国字が多い上に正しい漢字でも大陸での意味と 日本での意味は全然違っちゃってたりするし。日本は水に恵まれた国なんだってことを再発見しますねえ)
Q2 前の人が回した漢字に対して持つイメージは?
「職」 … 「自分にできる仕事があるって、とってもうれしいんですよね」 (ゆうきまさみのマンガ「アッセンブル・インサート」に出てきたセリフ) 「春」 … おばあちゃんとか、友達の亡くなったお母さんとか、優しい義姉とか、そういう人たちのこと。
「永」 … 「だれがわたしに言えるだろう わたしのいのちがどこへまで届くかを?」 (竹宮恵子のマンガ「ジルベスターの星から」に引用されていたリルケの詩)
Q3 次に回す漢字三つ
「海」 …NGワード:「あなたの中に母がある」
「将」 …NGワード:「吹けば飛ぶよな将棋の駒に」
「烈」 …NGワード:「J9って知ってるかい」(笑)
Q4 漢字のことをどう思う?
大陸文化ってすごい。
こんなちっちゃい字にこんなでっかい宇宙。 漢字って、扁やつくり・読み方・画数、いろんな角度から縦横無尽に検索できるので、 その構造はさながら検索エンジンでリンクをたどっていくのと同じ感覚。 漢和辞典を読み出すと、面白くて止まらないです。 私は学生時代から角川の『新字源』という漢和辞典を愛用しておりますが、 漢字の面白さをこの書に教わったと言っても過言ではありません。ええ辞典でっせ〜。
Q5 最後に貴方が好きな四字熟語を三つ
「一騎当千」
「英姿颯爽」
「威風堂堂」
…それこそエルガーの音楽みたいなかっちょええ熟語が好きです。
Q6 バトンを回す7人とその人をイメージする漢字
回さないけど思いついた人について勝手にイメージだけ浮かべてみます。
伝さん→「純」 (でも、体は大事にして下さいね) としのくん→「明」 (ずっとそのままで進んでほしい) さとるさん→「粋」 (とは、こういうお人柄のことかと) 姐さん→「銃」 (シブいメタルカラー、でもけっこう熱い)
…面白いですねえ、漢字バトン。 書いてるうちに、おお、私はこんなことを考えていたのか!と改めて判る気が。 他の「バトンもの」って、人が書いているのを読んでもあまり面白味を感じたことがなかったんですが、この「漢字バトン」はなぜだかノってしまいました。ことが読み書きのベースになる「字」そのものについてだったからなのかもしれませんね。
|