かっしーのつぶやき
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2005年03月06日(日) 桃の花

「お待たせいたしました、匠ひびきさんです」

東京會舘・ローズルームのドアがさぁっと開くと、そこにはひとりほっそりと佇むチャーちゃん。
薄桃色のレースを淡くまとわせたような綺麗なセーター、大きく開いた襟あしの肌が
ぼんぼりみたいに仄かに光るように見えて、その姿を目にした瞬間、私は無意識に声に出して言ってしまったです、

「かっ、…可愛い…」。

久しぶりに見た私服のチャーちゃんは、生きた桃の花のようでした。


ほんとに不思議な人だなあと改めて思いました。
あんなにすんなり細くて小さいのに、儚げなフィラメントの灯りのようにも見えるのに、それでもただそこにいるだけで何者にも侵されないような気配を放って、飾らない素直な言葉で自分のことを、厳しいことも楽しいことも同じように話す。

質問カード見ながら硬軟とりまぜていろんな話、仕事のこと、
身体のこと、心のこと、最近の宝塚のこと、友達のこと、
好きなこと、嬉しかったこと、腹が立ったこと。
大きな目、くるくる動かして、時々大きな口開けて笑って、
瞳潤ませて、力説して、ファン一人一人と話して、握手して。

見聞きしている私に、ああ同世代の一人の女性なんだなあとつくづく思わせたかと思えば、
ああこの人は恐ろしいほどの非凡さを持って生まれて来てしまったんだと身震いさせたり。

本当に、「今、このとき」のチャーちゃんは、やっぱり同じ今このときを生きている私にとって
汲めども尽きぬ美しい謎、魅力の泉のような人でした。


やがてお茶会の〆、時間がオシてしまいしきりに会場スタッフの視線を気にしながら、マイクをぐっと握り締めて、チャーちゃんは言いました。

セルフ司会要領悪くてごめんなさい、でも私はこうして皆さんと直接って話がしたかった、
こういう機会をもって、皆さんからいっぱいパワーを貰って、それを力にして私は明日からまた頑張れるから、と。

こっちこそ、チャーちゃんをただ「見ている」ことしかできない自分の業の深さにいつもどこか後ろめたいような気持ちでいるのに、
それなのにね、綺麗な笑顔で、いつも応援してくれてありがとうと、それによってこそ私は生きていけると、彼女は真顔で言う。

チャーちゃん本人にそんなふうに言って笑ってもらえると、不思議なほど素直な気持ちになれて、なんだか心が浄化されるようでした。
帰り道、国際フォーラムの中庭を通り抜けながら私は、冬空見上げてああさっぱりした、と、洗いたてな気分を楽しんでおりました。

毒気を抜かれるとは、まさにあのこと。
いったい、何しましたか?匠さん。


2005年03月05日(土) 丈夫な体

甥っ子様がインフルエンザで入院したりして、急遽予定変更して実家へ。
大きな苦難を乗り越えた彼に読ませてあげたくて、彼が大好きな『黒ねこサンゴロウ』の続きの巻を銀座教文館まで文字通り走って行って見舞いに買って帰りました。

私は普段、丈夫なだけが取り得のような自分の体をいいことに非常に大雑把に生きてしまっているとろがあるので、時々こういうことが身近に起こると、とても鋭く心に響きます。

丈夫な体は、それだけで財産。心せねばと思います。


2005年02月27日(日) タイガー&ドラゴン

熾烈なり、その闘志。

審判の不味い判定に烈火の如く怒る吉原は、頬に瞳に生気漲り、その美しさたるやまさに燦爛。
情無用の寡黙な跳躍、雷の如く撃ち下し悉く敵陣を穿つ、佐々木の豪打はさながらトマホーク。

これだよ!
吉原の裂帛の気合と佐々木の胸すく豪打が同じコートの中でタイガー&ドラゴンだよ!!
これだよー!!
レオトモの醍醐味はこれなんだよーー!!(号泣無限)

でも、号泣ってけっこう本気で。
私が座ってた席の後方にやっぱりパイオニアファンのお嬢さん方がいたんですが、そのお嬢さん方のなんとも必死で可愛らしい観戦ぶりが、実にじつにピュアに、今の私の心に響いたですよ。
佐々木がスパイクの助走に入ればそれに合わせて必死な声で、「レオさん、レオさん撃って!」
吉原がベンチからコートに戻ればまるで修道女のような敬虔さで、「大丈夫、トモさんがいるから大丈夫!」

背後からのそのあかるい声を聞きながら試合を見てたら、なんだかだんだん泣けてきました。
そうだね、そうだね、レオが撃つんだもの、きっと決まるよ、トモさんがいるんだもの、大丈夫だよ。

というわけで、吉原の怒りに肩入れして激昂したり佐々木のスパイクに合わせて叫んだりするその合間に突如ハンカチで目頭押さえて泣いたりもしてたんで、傍から見るとものすごい不審な観客だったであろう私です。


で、戦う吉原知子ですが。
前述の通りたとえ烈火の如く怒っていても、その憤怒のさまさえ美しい人でした。

前回観戦までとは見た印象がまた少し変わっていて、なんだろう、重厚というか。荘重というか。
ベンチに控えるコーチ陣に立ちまじり、黒い上着を肩に羽織ってコートの中の若いもんに苛烈な檄を飛ばすその姿は、あまりに凛々しく、あまりに男前で、周囲の男性コーチ達のほうがよほど柔和に見えてしまう程。
そしてベンチからコートに戻る時、立ち上がりながら肩に羽織っていた黒い上着をすらりと脱ぎ捨てた、その吉原の所作が本当にゾッとするほどカッコよくて、思わずtimutaんと二人同時に顔を見合わせて「今の!今の見た?!」。
バレーボール見に行ってまさかあんなにも美しい所作の、「絵になる人」を目撃することになるなんて、思ってもみませんでした。

喜んだり怒ったりかなしんだり楽しんだり、たった一試合見る中で非常にヴィヴィッドな気持ちのうつり変わりを実体験しました。
今日のこの試合をこの目で見ることができて、本当に良かったです。


2005年02月23日(水) フランシーヌ・フールマンはラスト・サムライの夢を見るか?

そのタイトルの付け方いいかげんやめなさいよって感じですが。

いやその、各ファンサイトに皆様がupして下さるレッドウィングス美麗ショット巡りをして幸せに浸っていたら、脳内麻薬出過ぎてついうっかり
「フランシーって角度によってはトム・クルーズに似てるかも」
とかイキナリ思ってしまい。

吉原知子=ラスト・サムライってフレーズ、ちょっと前に某所であったなあ、って思って、じゃあフランシーがオールグレン大尉でトモさんが勝元、ってことだなそういうことだな?みたいな<違います

という訳でこれから私はフランシーのことを西から来た白い虎と呼びます<だから違うって


2005年02月22日(火) 流星

週末に実家に帰ったついでに買ってきた地元近くのお菓子「ままどおる」を職場で配ったところ、

「ありがとう、今度はどこへバレーボール見に行ったの?」

と言われてしまい、苦笑い。
このバレーボール冬の時代に全国リーグ戦を呼んでくれる土地の経済活動に少しでも貢献できればという気持ちから、鶴岡からはだだちゃ豆饅頭を、岡山からはきび団子をごっそり買ってきては職場に撒いていたので、今また銘菓「ままどおる」なんぞ配ったらまあそう言われちゃうのも仕方がないんですが。

そう思うと、この真冬に今日は函館・明日は鶴岡、佐賀に岡山、熊本と、全国を巡業しているバレーボール業界の皆さんは本当に大変だなあと思います。
無論疲れもするでしょうしこんな季節に転戦連戦では、どんなに管理したって体調を崩す人も多いのではと思います。
どうか皆がどうか無事に、少しでもベストに近い戦いが1試合でも多くできますように。


2005年02月21日(月) 朝礼当番

今年もまた私に、職場の朝礼当番が巡って参りまして。

去年の私の朝礼当番日は3月。ちょうど第10回Vリーグでパイオニアレッドウイングスが優勝を決めた直後で、私は吉原選手をネタに全社員の前でスピーチをしたのでした。

そう、去年の3月、あの時点ではまだ、全日本女子バレーチームがアテネオリンピックに出られるのかどうかすらも、定かではなかったのです。

本当に、あれからまだ一年も経っていないのです。
遥けくも来につるかな、と、思わずにはいられません。


2005年02月20日(日) くだをまく

さてわたくし、去る1/30(随分前だな)に鶴岡からほうほうのていでなんとか家に帰り着いたはいいものの、実は休む間も無くその翌日からは、これまた公私共に超・多忙な日々に突入していたのでしたよ。

残業代も出ないのに連日12時間労働!原稿料も出ないのに睡眠3時間!(泣)

で、本日、やっとのことでその超・多忙デイズを何とか抜け出し、トモさんつながりのお友達とご飯食べに行きました。
「と、とうとうここまで辿り着いたよ…(ヨロリ)」て感じです。

店主お勧め・松露酒造の芋焼酎を痛飲しつつトモさん話を延々3時間半以上。まさに痛く飲むと書いて痛飲。楽しかったです。


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