かっしーのつぶやき
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酒飲んで自分を投げ飛ばすみたいな一週間が過ぎてって今日。 この期に及んで中島みゆきで泣いて世良公則でやっとヨロヨロ立ち上がってるあたしって一体何。 三つ子の魂百までって言うけどホントだよ。ヘナチョコはヘナチョコなまんまだよ。
それでも、私の無力さは私だけのもので、私が引き受けりゃいいだけの話だ。それだけの話だ。
今日、彼女が笑っていたというのなら、それでいい。うん、それがいい。
「日経WOMEN、吉原さん、読んだわよー」
会社の先輩から声を掛けられました。 吉原さんてどんな人なの、と聞かれたので、今ならコンビニで日経WOMEN読めば載ってますよと答えたら、本当に読んでくれたのです。
「吉原さんて、かっこいい人なのねー!もっといかつい人なのかと思ってたら、すごいシャープな感じで」
(うんうん、そうだろうそうだろう)
「それにしても、凄いひとなのねー。あんな逆境から、何度も這い上がってくるなんて偉い! イタリアとか行ってもさ、練習して遊んで、それから語学の勉強とか、なかなかできないよ。 あの状況でよくもそこまでできるなあって思った。偉いよねー」
(そうなんですよ、凄いんですよ、偉い人なんですよ、えへん)
「全日本の若い子に対してもさ、言葉では言えないことだから自分の背中を見て学べ、なんて そうそう普通の人に言えることじゃないよー」
(うんうん)
「なんかさあ、一人だけ、超越してる感じだよねー」
(う、…うん、…)
「ほんとに吉原さんてすごいよね、ガッツあるよね、 何ていうか、良い意味で体育会系っていうか、頭の中もちょっと筋肉質っていうか? あ、良い意味で、よ、良い意味で。根性が座ってるって意味で」
(…)
…。 先輩の話に相槌を打ちながら、心のどこかで疑問符がしいんと浮かびました。
本当に、そうなのかなぁ?
トモさんは凄い、トモさんは偉い、トモさんは勁い。抜群のキャプテンシー、決めるべき所で決めるガッツなプレイ、決して最後まであきらめない闘志。誰もが認めるバレーボール界の至宝。 それは確かにそうだろう、そうなんだろうけれども。
トモさんがたとえどんなに勁い人でも、打たれ強く見えても、その心は、木石ではない。 そう指摘すれば誰だって、そりゃそうでしょう彼女もいろいろ考えるだろうし心身ともに故障する時もあるだろうし、と言葉では言い添えもするだろうけれど、 それでも結局、いざって時に、何か問題が起こった時に、(私も含めて)周りがみんな、
「トモさんなら、きっと大丈夫」
って踏んでしまっているところはないか。無意識に。無責任に。
誰もが怯むような逆境を、重責を、与えられてはそのたび乗り越える彼女に、私は感動する、拍手をエールを送る。 でも、重い扉を開いて拍手喝采を浴びた彼女の、その血の滲んだ指先は、誰が温めるのか。 トモさんならきっと大丈夫、きっとやってくれる、トモさんならできて当然、仕切れて当然、御せて当然、耐えられて当然、トモさんに任せておけば心配ない、トモさんなら、トモさんなら、みんなみんなにそう思われて、そうして当のそのトモさんは、もしかしてどこかで誰にも見られないように自分で自分の涙をぬぐっていたりはしないのか。
これが単なる下衆の勘繰りなら、お門違いの余計なお世話なら、それならそれにこしたことはない。 そもそもただのファンでしかない私がどれだけ妄想を逞しくしようと、彼女の人生に何をしてあげられるわけでもない。 でも。
重責を果たした今、最後くらいは自分のためにバレーがしたいと彼女は語った。 その心、その、今の、湧き水みたいな気持ちを出来る限り汲んであげたいのに、大事にしてあげたいのに、それなのに今日も嵐のような出来事が彼女の傍に飛び込んでくる。 そしてそんなニュースの突風に曝されて私の胸がどれほど痛もうと、ただのファンでしかない私は彼女のためにせめて祈ることしか出来ない。 それがつらい。
当たり前だ。たかがファンなんだから当たり前だ。 それでも今はそれが何よりつらい。
ひどくつらくてとても素面ではいられなくて、今夜はただ酔っぱらうためだけに酒を飲んだけど、 飲めば飲むほど身体が冷えるばかりで、ボトル1本空けてもそれは結局、ヤケ酒の用を、成さなかった。
日経WOMEN12月号のトモさん写真て、『歌劇』とか『宝塚グラフ』に載ってるヅカのスターさんの普段着ポートみたい…
などという頭の腐れたことを考えていたので、私はこの記事の取材も文章もby吉井妙子氏だということにかなりしばらく気がつきませんでした。 だって今さら吉原「さん」なんてー、書くからー、んもー!吉井っ! <歪んだ親近感の余りの呼び捨て
それにしても、超・細くてかっこいいなー、トモさん。 どういう腰なんだ。あの細いパンツ(ジーンズ?)の布地が、あんなに余って… ああいう「余りの美」的なラインて、宝塚にしか存在しないもんだとばかり思ってましたが、ありましたね、ここに。ええ。
などという頭の腐れたことを考えていたので、そんな私に記事の内容をどうこういう資格は。ああ。
「彼女たちは私の金メダルです」って。
あああそんな貴女はアタシの心の一番星でつ!<落ーちー着ーいーてー!
| 2004年11月04日(木) |
ストラディバリウスな彼女 |
739でデジ録りした去年のワールドカップ見てます。 たった1年の間に、全日本のみんながどれだけ変わったかがようく解ります。
わー、この頃の身体にはまだあんなに「筋肉が付いて見えるだけの余地」があったんだなあ吉原!
ここから半年ちょっとの間にVリーグでは優勝してOQTではキャプ張ってオリンピック出場権取って、でもって実際にアテネ行く頃にはもうほとんど修行僧みたいだったもんなああ吉原!
どうしてこんな細い身体でそんな跳べる走れるわけがある、そんなの絶対ありえないから、ってどれだけ素人が思おうと識者が分析しようと実際に本人跳んでるし走ってるし吼えてるし、ってそんなところも何となく阿闍梨テイストだよなあああ吉原!
…。
あれバレーボールのワールドカップなんかやってるの、ふんどうせ今の日本女子バレーなんかアタシの知ってるあの頃とは全然違うんだふんふふん、と何の気なしにTVをつけたらそこに吉原、吼える吉原、ええええアンタってほんとに吉原?あの吉原?マジ?うわーマジだよ!マジ吉原だよ!あの超難しいサーブも面食らう速攻も健在だよ!ちょっと待て、それなら話は別!
と突然土中から明るい地上に引きずり出された根菜のように目をパチクリしながらバレーボールを再び見出したあの秋の日から、まだ1年しか経っていないのかと思うと、実に感無量だす。
右膝負傷の治療のため、Vリーグ開幕戦の観戦はなりませんでした
というのは嘘ですが、私の例の階段落ちの打撲は理学療法に移行しました。 今日は整形外科でまるまる2時間待たされたため、なにやらそれだけで休日の体力を使い果たしてしまったような。とほほ。
で、開幕戦。 吉原も佐々木も怪我にも関わらずフル出場だったそうで… …。 何事も大過なく、すべてが良い結果につながっていくように祈るばかりです。
それにしても、夜のスポーツニュースでのバレーボールの扱いの薄さには愕然、つか現実の冷水つか。 この状況下でバレーボールチームを抱え育ててくれている東北パイオニアと山形のみなさんに、改めて感謝の気持ちでいっぱいでしゅ… せめて今季、せめてパイオニアのゲームにだけでも、せっせと通って応援しようと決意を新たにしたことでした。
| 2004年10月31日(日) |
必見・スウィングガールズ |
出羽の赤い閃光・パイオニアレッドウィングスのファンならこの秋マストバイ・必須アイテムのキュートな日本映画、それが
「スウィングガールズ」。
山形の山、山形の川、山形の雪がてんこもり。山形弁もてんこもり。 つい先日、実際に山形へ旅行したばかりだったので「そうそう、山形って、こう!」と思えるところが沢山あって面白かったです。 一回行っただけの私でさえそうなんだから、ネイティブの皆さんにはどれだけ楽しい映画なんだろうと思うとちょっと、いやかなりうらやましい。 そのくらい楽しい映画。必見です。
余談ですがこの映画、役者さんによってホンモノの北訛りなのか勉強した結果なのかを聞き分けるなんてのは、東日本北田舎出身者ならではのヒソカな楽しみ方と申せましょう。 中でも渡辺えり子さんの山形弁が突出してネイティブ感があるなあって思っていたら、本当に山形出身の方なんでした。
(とか言いながら、教室のストーブで炙るのはスルメじゃなくて乾燥芋がいいんだがなあとかも思っていた私は所詮茨城県出身…)
仕事中に階段から落ちました(涙)。
会社の階段をぼへぼへ下っていたら、ふとした拍子に蹴つまづいて5〜6段上から踊り場へダイブ状態。 すぐ前が壁だったのでとっさに頭をかばって手足を縮めた為に、思いっきり両膝と両肘で着地する形に。 あいだだだだだ。 そ、そういや私は中学時代も回転レシーブが下手だった…(<そういう問題じゃない)
その後病院に行って診てもらったところ、幸い骨に損傷はなく、結局単なる打撲で済んだようでして。 「あー、それじゃ湿布貼っておけば治りますね」 と私がのんきに言ったら、先生は 「いや、でも靭帯が内出血してますからテーピングして様子をみましょう」
靭帯!
ご贔屓の舞台女優とかバレーボール選手とかにまつわる話で聞くならともかく、まさか自分の人生に自分のこととしてこの単語を聞くことになろうとは思ってもいなかったので、一瞬目が点になりました。
というわけで只今、膝テーピングの上に湿布貼ってサポーター巻いてます。
たかが打撲でこんなに痛くてこんなに不便なんだ、ましてや肉離れ、ましてやアキレス、と思うだけでもう涙目…
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