「ママ、短編だとさ」 「はい」 「芥川龍之介の方が、太宰治より全然面白いね」 「そうなの?」 「うん、太宰治の短編は『次はどうなるだろう』って思えないんだよ」
なるほどね〜〜。 君は正しい(笑)。 それは芥川龍之介と太宰治の作風の違いということもあるけれど、芥川龍之介の方が、「名作」といわれる短編は多いよね。 しかも「次どうなるか」ってワクワクするのは芥川の方で、そもそも太宰治は「次どうなるか」というような話を、テーマとして選ばない。 子供には退屈だろう。
「でもさ、『坊ちゃん』が、一番面白かったかな」 って、君、「ツイッターだ」って言ってたじゃん(笑)。 さ〜て、ミニラに「罪と罰」が読めるかなあ。 楽しみだ。
今日の1冊:「世界の幻獣図鑑」
咳も出なくなりました。 全快でござる。 でも今日まで学級閉鎖だし。 明日までミニラ自身は登校禁止だし。
こ〜〜んなに元気な小僧が、元気百倍状態で家にいるのだから、そりゃあ大変だ。 オフだった夫も辟易していたよう(笑)。 私は毎回これなんだからね。
とにかく元気ならいい。 元気で生きていられるのが一番いい。
ニュージーランドの地震について話した。 ついさっきまで隣に座って談笑していた相手が一瞬で命を落とす、そんな出来事だってある。 だから今日を悔いなく過ごさなくてはならないのだと。 感謝して一日を過ごすのだと。
どこまで彼の心に響いたかはわからない。 実感は伴わないだろう。 でも少しずつ。 生きてることは別に普通じゃないんだと。 とても有難いことなんだと、気づいて欲しいな。
今日の1冊:「世界の幻獣辞典」
熱が上がったり下がったりを繰り返すインフルエンザもあるんだとか。 というわけで、今日はすっかり解熱。 咳はまだ出るけれども。 このまま良くなってくれるといいのだけれど。
本人も具合の悪い状態に飽きてきて、「明日は治る!」と言い切っている。 そもそも熱が下がったものだから、朝からフル回転でしゃべるのだ。 ううむ・・・元気が一番だが、このおしゃべりは・・・な〜んて言わないよ。
今日の1冊:「走れメロス」
| 2011年02月22日(火) |
また発熱、というわけでB型だ |
普段の風邪なら一度熱が下がれば再びは上がらない。 今朝はすっかり下がっているだろうと決め込み、仕事に出る直前に起こしたのだが、様子が変。 きゃ〜〜、また発熱〜〜。
本人元気なのだが熱はある。 困ったぞ・・・。 とはいえ、そこはもう6年生になる子。 「平気だよ〜」なんてしっかりしたもの。
うわお・・・びっくりするほど成長してるなあ。 とりあえずこの家にいる限り、この子は自分のことはなんとかできるだろうと思える。 普通の子ならとっくに、なのかな。 でもミニラは「ママママ〜」という時期が長かったので。
とはいえさすがに心配だから、職場の方に午後の仕事を交代して頂き早退。 帰宅したらやっぱり熱はあったので、病院へ。
インフルB型だし・・・。 しかも問診の結果もう4日目だろうと。 ミニラは予防接種をしているから高熱にならなかったのと、インフルにも一度発熱して下がってまた上がる反応をする場合もあるとのこと。 いや〜〜、だって37度代だったのよね、ずっと。 37度代でインフルとは普通思わないでしょう。
とぼとぼ・・・。 どのみち学級閉鎖だからお休みなのだけれどね。 ゆっくり休養して、身体が楽になりますように。
今日の1冊:「走れメロス」
熱は37度まで下がったのだけれど、咳が結構出ているので欠席。 周りの方にご迷惑をかけてもね。
だったのだけれど、ついに学級閉鎖。 19人しか出席していないってどうよ。 休みのうち7人がインフルエンザとのこと。
金曜の段階で欠席7人、早退4人だったのだから、月曜から学級閉鎖にすべきでは? な〜んて思うのだけれど、学校には学校の事情があるのでしょう。
とりあえずミニラの熱は昨日の後半だけ高かっただけで、もう落ち着いてしまった。 明日から3日間。 元気を持て余すだろうなあ・・・(笑)。 とにかくひどくならなくて何よりでした。
今日の1冊:「走れメロス」
試験官に「how are you?」と聞かれて、「I have a little cough.But I'm fine」と答えたそうだ。
1問か2問、定かでないというのは、もう仕方ない。 寒さと熱で大人でも辛い環境だったろう。 とりあえず受けてみようというスタンスだったんだから、いいのいいの。
体調も良くないのに頑張った。 たくさん褒めました。 早く熱が下がりますように。
ちなみに、ジョニーさん、いました。 私の記憶に残っていたよりも、ずっと太郎さんでした。 頑張れ、ジョニー。
今日の1冊:「人間失格」 やめろと言うのに、布団の中で読んでいて。 読了。 面白かったそうです。
少しだけ咳。 う〜ん、微妙。
夫が帰宅して会社の部下の話を。 何故か夫の会社には、独身男性が多いのだとか。 彼らは自分のためだけに生きている。 価値観が違い過ぎると。
もちろん夫も自分のために生きている。 自分のしたいように生きている。 でも自分以外の人間のことも考える。 それは同居人であったり、子供であったり。 子供のいるいないの違いは大きいと。
まあ、そうでしょね。 「でも俺さ〜、小さい物が好きなのよね、昔から」 「うん」 「ミニラ、でかくなっちゃったじゃん」
って、こら! とにかく夫としては、家族も良いと言いたかったのでしょう。 良かったね、ミニラ君。
今日の1冊:「人間失格」
日曜は英検の二次試験なのだが、本人は「何もしなくていい」と言う。 なので本当にな〜〜んにもしていない。 本人の意思に任せる。
失敗したっていいのだ。 それも経験。 失敗から学べることは山のようにあるんだからね。
今までもミニラには、あれをしろ、これをしろとは言わないできた。 聞かれれば答える。 だが最終決定は本人に任せる。 親が上手に導ければそれに越したことはないのだろうが、私にはそんな自信は無い。 自分自身が大きく道を逸れて生きてきたという自覚があるから。
ミニラの個性は明らかに私とも夫とも違う。 それを大事にしたいなあ。
今日の1冊:「人間失格」
体操で。 1時間中跳び箱を跳んでいたので、あちこち痛いと。 良い経験だ。
身体で直接覚え、何かに触れることがいい。 跳び箱の感触だってとっても大事だ。 同じ時間をゲームに興じるよりはずっといいと思う。
ゲームを全否定はしない。 区切りをつけてできてる子達だっている。 でもディズニーランドの待ち時間に、あるいはファミレスで料理が出てくるまでの間にまで。 そして歩行中にも。 それって、まるで機械にもて遊ばれているようだ。 格闘技ゲームをするなら、格闘技をしようよ。
ミニラと「ジュラシックパーク3」を観ていたら(映画自体は駄作・・・いやいや、失礼)、グラント博士が「男には2種類いる。天文学者タイプか宇宙飛行士タイプ。危険から遠い位置で自分の好きなことについてひたすら研究をするか、現場に行って直接体験をしたいかだ」と。
私は何でも自分で経験する方が好き。 夫もそうだ。 ミニラはどうだろう。 五感を信じられる子であって欲しいとは願う。
今日の1冊:「人間失格」
ミニラは結局7個。 夫が5個。 ミニラ、勝ってるねえ(笑)。
隣の席の女の子から「クラスの男子で人気ナンバー2」だと言われたとのことだが、ま、ペット感覚でしょうな。 ちっちゃいから。
ミニラは女の子に乱暴なことを言わないから、女の子から嫌われないということなのかも。 私だって未だにミニラに「嫌い」も「バカ」も言われたことがないものね。 夫は口が悪いから、そこの部分はミニラとは正反対。 なぜミニラが悪い言葉を使わないかはわからない。 でも使わなきゃ男の子らしくないなんてことはないもんね。 ミニラはミニラでいいのだ。
今日の1冊:「人間失格」
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