ミドルエイジのビジネスマン
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2010年11月28日(日) 懸案事項のない週末

好天に恵まれた週末、土曜日は畑を見廻ってミズナと小松菜を多少収穫。2個しかないキャベツはゆっくりと成長している。やっと結球し、その玉が少しずつ大きくなってきて、直径10センチくらいにになった。DVDを借りてきて夜はカウチポテト族をやった。

日曜日は、朝、布団を干した後、自転車で25キロ走り、帰ってからビールとテレビ。何もまとまったことはしなかったが、大きな懸案を抱えていないときの週末は気楽だ。


2010年11月21日(日) 不耕起栽培

家庭菜園の秋冬物の野菜を不耕起栽培で試している。無理して耕さなくてもいいというのであれば、面倒くさくないので、大根、キャベツ、小松菜、ミズナ、カブ、ニンジンを植えた。それから、来年の初夏、ビールのお供用にタマネギと、ラッキョウも植えてある。

トマトやナスの収穫後に根を引き抜かず、そのままにしておけば、分解されて空洞化した部分(根穴)が空気のトンネルになって土の通気性が良くなるので、鍬でわざわざ耕して、土を上下をひっくり返して微生物バランスを崩してしまうのはもったいないという考え方のようだ。

中には、草取りをしなくてもいいとか、堆肥さえも不要だと言う人もいて、いろいろな考え方があるらしい。本当にそんなに簡単ならば、日本中の畑があっという間に不耕起栽培になるはずなのだが、そうなっていないのは何故なのだろう。おそらく、自然に近い環境の中で人に有益な野菜が優先的に育つようにするためには、微妙なバランスを保った管理が必要なのだろう。買って読んだ本の中でも、組み合わせにより翌年植えると育ちが悪くなるリストがあり、制約が多く、面倒なことこの上ない。

まあ、耕さなければならないというプレッシャーから開放されて、多くの種類の野菜を植えることが出来たのだから、それだけでも意義はあったのかもしれない。来春のことは、また来年考えることにしよう。

参考文献:家庭菜園の不耕起栽培 水口文夫 農文協


2010年11月14日(日) 仕事に打ち込んでいる人は若い

金曜日は、かつて同じ分野で働いていた人たちの会合があった。何年か前に始めた頃は百人も出席していたのに、年の経過とともに参加者が半分くらいになったそうだ。完全リタイアした人たちには、高い会費や東京に出てくることの煩わしさと、得られる満足感を比較するとバランスを取るのが難しい。若い人にとっては、下働きをさせられた挙句、酔っ払った逃げ切り世代に偉そうに説教されるのでは、こんな会合に二度と出るもんかと思うのも無理はない。最近、色々な性格の会合に出ると、そういうことを思わされる。

人数が少なくなった分、これまで深く話を聞いたことのなかった人たちともゆっくりとお話できたのが収穫だった。自分でコンサルティングの会社を作っている人が、やはり若いと感じた。お話の中に、充実感が感じられた。

ある人は、経営者と投資家をつなぐ仕事をしている。じっくりと膝を交えて両者が語り合うことによって、一時的な付き合いではなく、必ず株主総会に出席して意見を述べる投資家と、その期待に応えられなければ社長の座を降りることも辞さないという真剣な経営者とが出会う場を創るのだという。その人自身も、ミーティングの出席者から得るところが多く、充実しているそうだ。

また、ある人は株式や投資信託を売る仕事から不動産ファンドの仕事に業務が変わり、これまでとは異なる種類の専門家からなるチームを率いて、都市の商業不動産ディベロッパーと運用難に陥っている地方の金融機関を結び付けたいと言っていた。このあまり環境の良くない時期に不動産開発かと思ったが、よく話を聞くと自分でビルを建てたりするのではなく、行き詰まりそうなプロジェクトに資金供給をする仲介をやっているらしい。なんでも、その業界では今年の4月以降は、実はそんなに景況感も悪くないのだとか。そういうものだろうか。

あとは、いつもの顔なじみと旧交を温め、ほのぼのとした思いで家路についた。


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