ミドルエイジのビジネスマン
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| 2010年03月14日(日) |
仕事も疲労もピーク越え |
建国記念の祝日にオフィスに出て仕事をしてから、一ヶ月以上が経った。昨年から仕事の種類が増えたので、多分こんな目に遭うのではないかと思っていたが、複数の仕事を同時にやり繰りし、締め切りに追われながら微調整を繰り返し、週末も返上して、ようやく乗り切った。2種類のルーティンワークの他に、ある程度予想されていたこととは言え、ビッグイベントも発生したので、危うくオーバーフローするところであった。このひと月間の心労で得た結論は、「こんな間尺に合わないことは願い下げ」ということだ。腰痛にもなっちゃったし。
自分のために使う時間がないので放りっぱなしにしていた恒例の確定申告を、ようやく週末に片付けることができた。これまた、締め切りの最終日に提出することになる。これで、懸案事項は全て終了。申告書作成のパソコンソフトが良くできているので、勘定が合わないと、このまま作業を進めますか、それとも、違っている書類のどちらかを直しますかと聞いてくる。ソフトウェアも無料ではないので、地獄の沙汰も金次第、というところだろうか。そのおかげで、予定より半日早く完成、午後からロードバイクに乗ってきた。
腰を痛めた状態で、果たして自転車に乗れるのだろうかと危ぶんだが、無理をしない限りはなんともない。それどころか、土日も一日中机に向かっていたのが原因でぶり返すのではないかと危惧していたのが、家に帰って来たらウソのように改善していた。天気も良く、久しぶりに爽快なサイクリングだった。
| 2010年03月07日(日) |
55歳なら午後4時半 |
人の寿命が80歳まであるとして、一生を1日24時間に例えると、今いるところは午後4時半、と教えてくれた人がいる。これまで、その時々を一生懸命生きてきたつもりではあったが、客観的に物差しを当ててみると、なるほど、そういうことかと納得する例えだ。
もし、20歳ならまだ朝の6時、人生ようやく夜が明けたところだ。さあ、これから自分の力で生きていけ。30歳なら午前九時、張り切ってガンガン働こう。40歳でちょうど12時、お昼を食べて、コーヒーを飲んで一休み。
それからまたきちんと働いて、50歳なら午後3時、ちょっと疲れたらティータイム、ここで来し方行く末を考えて、充実した午後にしよう。60歳が定年の人はちょうど夕方6時、美味しいディナーの時間だ。ゆっくりと食事を楽しもう。
70歳になると午後9時、一日の成すべきことは、あらかたやり遂げたあとは読書の時間だ。人生を振り返る夜の時間はたっぷりとある。80歳がちょうど深夜12時、普通の人はこのへんでみんなにさようなら、また向こうで会いましょう。もし、12時を過ぎても時間があるなら、眠くなるまで好きなことをして過ごそう。
この人生時計は、計算するのも簡単だし、結構良くできていると思う。24時間を80で割ると1年が0.3時間に当たるので、今の実年齢に0.3を掛ければ一日のどの辺にいるか分かる。
55歳は中途半端で午後4時半なのだが、ちょっと仕事を抜け出して、高層ホテルのラウンジから夕日を眺めに出掛けるには絶好の時間帯だ。いつか実際にそんなことをやってみたのだが、ちょっと気取ってマティニを飲んだら、そのままラウンジのソファで眠りこけたことがある。これを機会にもう一度トライしてみようか。
残り時間が少なくなってから人生時計でチェックすると、少々さびしい思いをするかもしれないが、自分がどこにいるかを意識すれば、その時々を充実したものにすることができるだろう。本当は、朝6時、20歳くらいの時から意識すればよかったかなあとも思う。でも、若い頃に聞いても、きっと、そんなジジむさい説教は沢山だと鼻先で笑ったことだろう。
| 2010年02月28日(日) |
カバチタレ、そして腰痛 |
レンタルショップで、漫画「カバチタレ!」を借りてきた。若者が、突然勤め先を首になった上、無断欠勤の罰金を払えと言われたり、信金から融資を勧められて話に乗った花屋さんが、当てにして運転資金を使ってしまった後で貸してもらえなくなったら、どうなるかという話ばかりだが、具体的に展開していくストーリーの怖いもの見たさが、次の一冊を手に取らせる。
弱者がより弱いものにツケを回していく。そしてドンドン追い詰められ、落ちていく。犠牲になる者にはやはり、それなりの欠点や知恵の回らないところがあって、そこをまた、グイグイと攻め込まれていく息苦しさ。テレビでも、この後のシリーズ、「極上、カバチ」を連続ドラマでやっている。不景気な世相を反映しているのだろう。
水曜日に腰痛発生。要するに、軽いギックリ腰だ。このところの、長時間デスクワークが潜在要素としてあって、とどめを刺したのは、おそらく先週、精一杯頑張った挙句に落伍した日曜サイクリングだ。腰が痛んだのもどちらかと言えば背骨よりやや左側。その後、力の弱い左脚の臀部に痛みが移ったので、なるほどと納得した。ジムで指導を受けた時に、左右の脚力がアンバランスだと指摘されたことがあったのだ。ロードバイクで左右の脚を均等に酷使せざるを得なかった結果、体の左側が悲鳴を上げたという訳だ。一日くらいは休みたかったが、予定が詰まっているので出勤せざるを得なかった。朝、電車のシートから立ち上がるのも、やっとだった。
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