ミドルエイジのビジネスマン
DiaryINDEXpastwill


2009年10月18日(日) ナマケモノ

木にぶら下がって、日がな一日ジッとしているのがナマケモノであれば、ハンモックを吊るし、お昼からビールとつまみを用意して、秋本番のお日様を浴びながら小説を読むのもナマケモノであるに違いない。

午前中に、農産品の直売所で梨や柿のフレークなるものを仕入れ、図書館で時代小説を借りて準備完了。その足で、スポーツクラブに泳ぎに行き、免罪符を獲得。ビールを手に、昼過ぎには自宅に戻ってナマケモノと化した。

志水辰夫 「つばくろ越え」 飛脚が一人だけで江戸と地方を結び、現金を届ける通し飛脚の物語

山本一力 「あかね空」 京都から江戸に来た豆腐屋の物語らしいが、読みかけのため展開不明


2009年10月04日(日) 英国風のパブにて

八重洲仲通りにあるパブはオープンなカフェと言う雰囲気で、いつも人が一杯だ。いつか、機会があれば入ってみたいと思っていたところ、先週の金曜日にフラフラとその辺りを歩くことになったので、若者達で混雑しているそのパブに行った。雰囲気がいいのか、外人グループもいた。

立ち飲みのパブが流行っているという新聞記事を目にして、そういう所なら二次会もないスマートな飲み会になるので、会社の人と行ってもいいと最近の若者は思っているらしいと知った。

ずっと以前、ニューヨークに行った時にビア・セブンティーンという昔の桟橋に行った時、足の長い男やフレアスカートの女がテーブルに寄りかかったり、透明なカップに入ったビールを手にただ立ったりして談笑していたのを思い出す。立ったままリラックスしているのだから、毛唐の体力は違うものだと感心した。まさか、日本で同じような酒の飲み方のスタイルが定着しようとは思わなかった。

八重洲のパブは、背の高い木の椅子があるので、そこに座るのもカッコいい。近いうちに、会社のヤング諸氏を誘ってみよう。


2009年09月27日(日) 89円台の円高

週末の9月25日、円は1ドル90円を割り込み、89円50銭台を記録した。以前なら、こんな円高では日本経済が立ち行かなくなると、テレビや新聞で大騒ぎし、大議論になったものだが、実際には87円を目指すとか、当局は85円までは為替市場に介入しないなどと評論家は平然と語り、鳩山総理の外交デビュー成功など政治の方が、大々的に報じられている。

鳩山政権発足と同時に八ツ場(やんば)ダムの建設中止や日本航空の再建など前政権の置き土産への対処が迫られているが、民主党政権のフットワークは軽く、しかもダイナミックで、おそらく大方の人々は政権が変われば世の中の風通しがこんなにも良くなるのだったのかと驚いているに違いない。

願わくば民主党、優秀なエコノミストを登用して、日本経済の将来像を示してもらいたい。将来の自分の暮らしをポジティブに想像することができれば、人々も安心してお金を使い、それこそ内需も拡大することだろう。


MailHomePage