ミドルエイジのビジネスマン
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2009年01月25日(日) かなり幸せ度の高い週末

土曜日はオフィスに出て重なった仕事の一方に目処をつけ、日曜日は完全オフ。週末は天気の良い方を休みにしようと思っていたので、雨模様と快晴という対照的な天気に納得だ。

日曜日は早朝から朝日の昇る田園風景と緑を求めてちょっとだけドライブ、午前中に布団を干し、お昼からは水泳、そしてウッドデッキの陽だまりでティータイム、夜は借りてきたDVDを観て一日が終わろうとしている。

文章だけ見たら、理想的な休日だ。まあ、大人は同時に色々抱えているので、心の底からハッピーと叫ぶわけにもいかないが、お天気の良い日に田んぼの脇道をユルユルと自転車に乗って泳ぎに行くなんてのは、幸せのうちなんだろうと思う。

キラキラと 太陽に飛べ 白い飛行機

自転車と 同じ速さの プロペラ機


2009年01月21日(水) オバマ大統領就任

午前1時から3時くらいまで、CNNジャパンでオバマ大統領の就任式を観ていた。議事堂の背後は真っ青な空、上空だけ程よい風が吹いているので、星条旗がはためいている。カメラが群衆の方を向けば、見渡す限りの人、人、ひと。それぞれが小さな国旗を振っているので、赤と白のさざ波のようだ。
どこぞの国の、足を引っ張り合う辛気臭い政争とはえらい違いだ。

壇上に集う人々はアメリカの英知と、リーダーシップを体現した錚々たる顔ぶれだ。この団結力は大変なエネルギーだ。だが一方で、追われる立場のブッシュも笑顔を見せ続ければならないし、とんびに油揚げをさらわれたヒラリー・クリントンも仏頂面をしている訳にいかない。ギリギリのところで、紳士の仮面をかぶるという暗黙の協定がなければどうなってしまうか分からない国なのかもしれない。

チェンジのスローガンを素直に受け止めているのだろう。高揚して、頷きながら泣いている黒人の婦人が沢山いた。オバマ新大統領はつかえる事なく人々を引き込む演説を行い、前大統領と頭の良さの違いを見せつけた。

様々なテーマに言及したが、仕事柄太陽光や風力によるエネルギー開発のくだりには、ああ、やっぱり本気なんだと思った。あのアメリカが日本の独壇場といわれる分野に本気で取り組もうとしている。結果として、勝ち残るのは総合力に勝った方だ。チマチマとした技術開発だけではなく、世論の同意を得ることのできる戦略を立て、社会に組み込んでいく政策を持つ者だけが強力な推進力を生むのだ。日本も頑張れ。


2009年01月18日(日) あんこう鍋

金曜日は前の職場仲間に呼んでもらって、あんこう鍋のご馳走だった。畏れ多くも銀座であんこう鍋、しかも全国ブランドの焼酎やビールが飲み放題で六千円という金額の安さだった。本当に、外食産業には何かが起こってしまった。

将来有望な小さい企業を支援するというビジネスも今は完全なアゲンストの暴風に見舞われている。どこも大きくなるどころか、生き残るのに必死の状態なのだ。仲間も、ある者は関連する別の部署に異動し、ある者は中に入って支援するために相手の側に転職した。

新人の若者だと思っていた者もいつの間にか精悍な顔つきになり、若き指導層の人たちは、中年の深みを顔に刻むようになっている。話が及べばまた水泳自慢をしようと思っていたのだが、よく見るとかつてプクプク太っていた人たちがみな締まった顔つきに変貌している。聞けばそれぞれにトレーニングをしているらしい。皆が自分で意識することなく、知らず知らずのうちに、来るべき厳しい環境下で生き残るべく、筋肉質の体を作って対応しようとしているのだろうか。

久しぶりに、華やかでしかも落ち着きのある夜の銀座をあるいて、リッチな気分に浸った。思えば煙たいばかりで、大して役にも立っていなかった年長者を呼んでもらってありがたい事だ。




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